Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ナツボウズの花 2021

2021-03-15 | 花木

ナツボウズ」(夏坊主)は、ジンチョウゲ科の落葉低木で、
夏に落葉するという変わった性質が名前の由来です。
雌雄異株のようですが、雄株は両性花で結実もし、
雌株は自家受粉出来ないようです。
 
葉が細長めで、黄緑色の花を咲かせる「オニシバリ」と、
 
葉がやや幅広く丸みをがあり、黄色い花を咲かせ、
小型で、花に香りがある「ナニワズ」の2種があるようです。
 
通販で入手した我が家の株は、ナニワズの雌株のようです。
 

 
 
夏に落葉し、北側軒下で休眠していたナツボウズ、
10月上旬には新葉が芽生えてきました。 
 

 
同時に蕾も着けています。 
 

 
玄関前の庇下に移した山草棚上で、冬越しです。
2月中旬、蕾が膨らんできて、開花し始めました。 
 

 

 

 
2月下旬、開花が進みます。 
 

 
花弁は無く、ガク筒の先が4裂して、
径6~10mm程に開きます。
 
 

 
暖かい日、ヒラタアブがやって来ました。 
 

 
2月末日の花、ガク筒の底に子房が1個あり、
筒の上部と下部に4個ずつ径8個の雄しべがありますが、
雌株で、花粉が少ないようです。 
 

 

 
黄色い花弁に見えるのはガクなので、散らずに長持ちします。
3月中旬の花姿、4号深鉢植えで、樹高は30cm位です。
生長がゆっくりで、剪定は全くしていません。
 

 

 

 
花後の5~7月に
赤く美しい実(毒性あり)が生ったことがありますが、
自家受粉出来ないようで、昨年は生りませんでした。
 
 


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