「ヒメヒオウギズイセン」(姫緋扇水仙、学名クロコスミア)は、
南アフリカ原産で、アヤメ科の球根植物です。
庭を作り変えた時、犬散歩中に種をいただいて東庭に蒔き、繁殖しました。
ある県で、移入規制種とされ、栽培禁止になってる事を知り、
全部処分しました。
今年になって、庭の南西、キンモクセイの樹下で
数株まとまって開花していました。 7月中旬~下旬の花です。
細長い剣状の葉が群生し、色鮮やかな花が目立ちますが、
性質が強く野生化するので、要注意です。
「タンジー」はキク科の多年草で、ハーブの1種、
原産地はヨーロッパ~中央アジアで、和名はヨモギギクです。
シダに似た葉は10~20cm長で香りがあります。
自宅南側、リンゴとオオヤマレンゲの間に植えた1株が、
170cm程に伸びて大株になり、黄色い花を咲かせました。
8月1日の花、
その7日後、
径1cm程の丸いボタンのような黄色い花が、
先端部に密集して咲いています。
キキョウの園芸品種、花弁数が多い二重咲きで、
白地に青紫の絞りが入る花です。
ポット苗を入手し、菜園コーナーの隅に植えました。
7月中旬、蕾から開花してきました。
7月下旬の花、
8月上旬の花、
キキョウは根が太く、生薬としても利用されます。
鉢植えより地植えの方が良く育ち、たくさんの花を咲かせます。
キキョウの園芸種で、桃色花です。
庭の南西、青紫種と一緒に地植えしました。
通販で入手した苗ですが、花弁全体が桃色になるのではなく、
白い花弁にピンクの筋が入った感じの花です。
7月上旬の咲き始め、
7月中旬の花、
その4日後、
8月上旬の花、
咲き終えた花茎先を剪定し、現在も開花中です。
「キキョウ」(桔梗)は、キョウ科の多年草で東アジアに分布します。
山野の日当たり良い所に自生したが、日本では絶滅危惧種です。
庭の南西、サルスベリの樹下に植えました。
草丈100cm余りで、径5cm程の星形の花を咲かせ、
基本種は青紫色ですが、白・桃色・二重咲きなどの園芸種があります。
7月上旬の咲き始めです。
その3日後、
7月中旬の花、
その3~5日後、
7月下旬の花、
8月上旬の花、
咲き終えた花茎先を剪定したら、また蕾が出来てきています。
万葉集の中で、秋の七草として山上憶良が詠んだ歌の中で、
「朝貌の花」は、このキキョウだといわれいます。