雑草の定義は 人の意図にかかわらず自然に繁殖する植物 とのことですが・・・
中には結構可愛いい花を咲かせるものもあります。
そこで 今散歩道で見られる雑草に関する雑学あれこれを少し紹介してみたいと思います。
まずは「カタバミ(片喰)」ですが この名前はハート型の葉の半分が食べられて欠けているように見えることが由来とのことで
昔から家紋としても使われていますが これは繁殖力が強く「子孫繁栄」に通じる為と言われています。
続いては 上の写真にも写っていますが「ヤブガラシ」というツル性の草で 藪を枯らしてしまう程の生育性からついた名前で
別名「ビンボウカズラ」という可哀そうな名でも呼ばれています。 花はそれなりに可憐なのですが!
次に「ドクダミ」ですが その名前は 解毒や痛み止めを意味する「毒痛み」が転訛したとか 毒を矯正するという意味の
「毒矯め」から来ていると言われていますが 今でも薬として使用されているようです。
最後は綿毛のような花を咲かせる「トキワツユクサ」ですが この草は南米より観賞用に輸入された外来種が野生化したもので
常緑を意味する「常盤」のツユクサであることからその名が付いたそうです。
雑草と言えども元々は栽培されていた物が多く よく見ると中々可憐な花を咲かせる種が多いようです。
とは言え 庭で栽培すると その繁殖力で他の植物が駆逐されるので やはり野に置いていた方が良さそうです。