久しぶりで低音二胡、いわゆる中胡作っています。
かなり特別なものです。
ブラジリアンローズそのものがもう二胡の材料として、楽器の材料として大変貴重なものだという事もそうですが、
これかなり厚い皮を使っています。にもかかわらず
このようにとてもクリアーなのです。
これもかなり明るいですが画像を比べてもらえると分かりますが、
ブラジリアンローズの方が全体に、若葉を思わせるような . . . Read more
3突然!電話がありました。魔法堂の担当者の方からです。
普段は、電話ではなく、ほとんどメールのやり取りなのですが、
どうしても電話したくて、と
「凄い弓作りましたね」
「舜風ですか?7」
「いえ!光風です」
艶のある音色、と言われます。
南ロシア産の軽く脱色した、馬毛です。
通常の脱色とは違い、塩素系の薬品を使っていません。
むしろ油分をきれいに取り除いたくらい、表面の荒れをほん . . . Read more
日本光舜堂的弓子真的很好用!我已经使用了将近一年!长弓依旧稳定跟手、快弓干净利落!真是爱不释手!强烈推荐!
陸二胡君がツイッターに投稿した文章だそうです。
私は、ツイッターをやりませんから、桐子ちゃんから教えてもらったのです。
このツイートのお陰でしょうか、中国からのお問い合わせも増えていますが、
販売はお任せしていますし、また、今のところそんなにたくさん作る余裕は全くないです。
月に、 . . . Read more
大沼弘典さんをご存知の方は東京には多いと思います。
お名前は知らなくとも、ああ、あの方という風に思い出す人も多いでしょう。
日本でもかなり早くから二胡を販売していた、中国屋楽器店の店員さんをしていた方です。
190センチ近く身長のある方ですから、そういえばと思い出す方も多いと思います。
7年ほど前に独立して、横浜で二胡の教室を始めた方です。
大沼君はそれこそ、西野二胡一筋、この楽器以外は . . . Read more
弾きにくい弓の、その不自由さが二胡に味わいのある音を響かせるのだと、まあ相当上手な人だとしたら、不自由なのを楽しんでいるのかもしれません。
私の父親は、変な道具つくりをしていまして、彫刻刀を使わず、鉄を斬る鋸刃を改造したりして、細かな刃物を作っていたりしました。
鉄用の鋸刃も一応は鋼ですから、もちろん木を削れなくはないです。しかし何しろ鉄を斬るための鋼ですから硬いのです。
硬い木を削るとすぐ . . . Read more
大変長らくお待たせいたしましたが、やっと安定して福音弓を皆さんにお届けすることができるようになりました。まずは.3月20日、光風・舜風です。
金糸が光風で、銀糸が舜風です。
どちらも、上級者あるいはさらに上を目指す方の為の弓として作り上げています。
以前からお付き合いのある、桐子ちゃん孟菲さんはじめ、数名の方々にお試しいただいて大変良い評価をいただいております。
それぞれの弓の音色の違いに . . . Read more
かなり派手に割れていますね!
これは割れているというよりは、剥がれているということです。
胴は、皆さんご存知のように、何らかの接着剤で接いであります。
このように、剥がれるのは、原因はいくつかあります。
そもそも、接ぐ時に、その接着面がきれいになっていなかったか、埃が付いていたのもあるかもしれませんし、
木の油分がとても多くてそれを取り除いていなかったのかもしれません。
どんな接着 . . . Read more
皆さんはどうやって二胡と出会ったのですか?
二胡と出会う前は何か他の楽器をやっていたのですか?
意外と以前ヴァイオリンをやっていてという方は少ないのです。
多いのは、やはりピアノですかね。
中国へ行って二胡を聞いた、たまたま、インショップのライヴを聞いた。
ラジオで流れていた二胡の音が好きになって。
そして意外と多いのは、二胡が最初の楽器です、という方。
ピアノでもギターでも、ヴァイ . . . Read more
この二胡も今お預かりしている楽器です。
皮もとても良い張り方していますね。
裏から覗いても傷などなく、かなり均一に見えます。
比較的、皮の問題を取り上げる方はいらっしゃいます。
この鱗の大きさ、あるいはこの張り具合、仕上げ方など、
確かに、この張り具合などは大変音に直接的に影響があるのでとても大切なことだと思います。
しかし、皮の裏側についている脂肪を取る作業が、張り具合を決定する . . . Read more
たまたまこのような楽器に出会ってしまったのかどうか?
今回「音を良くして欲しい!」送られてきた二胡を、見てみまして。
これは手の施しようがないと、久しぶりに思った二胡でした。
この画像は、胴の後ろから皮を見た画像です。
違いに気が付きましたか?
最初のはかなり明るいですね。
二番目もそれほど暗い(皮が厚い)というわけではありません。
最初の物は、鱗と鱗の間が、とても明るい線の交 . . . Read more