goo blog サービス終了のお知らせ 

二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

次回「零」の発売は26日となります。

2025-07-22 09:32:51 | 光舜松脂
先ずはお買い上げいただいた方々に感謝申し上げます。
10分で完売してしまいまして、、、もしかしたら、更にいらっしゃったのかもしれませんが、それでも「寂光」「光輪」の発売の時を考えてそのくらいの量、、ふだんでしたら半月分くらいの量を用意していたのですが。
すみません。
幸いにも雨も無く(ただ熱いだけですので)この4日間で出来るだけは作ります。。
この暑い時期は「煌」の原料であるKを一年分は用意しておかなければいけません。それでも、光舜松脂製造販売所で発売される半月分くらいは用意していたのですが、、、、
光舜松脂は作るのにそれぞれ癖があります。
「煌」はこの暑い時期にこの暑さを利用して作られます。
「基」は触媒濃度が10000分のという微妙なパーセンテージです。
「寂光」は二つの触媒の微妙なバランスです。
「光輪」は、如何に触媒の純度を上げるかという、核物質のウラン235と238を分離させるような工程です。
「零」は一度作った00を再度熟成して、加熱して滑る要素を取り除くというまるでブランデーを作るような工程です。
これに5年かかってしまいました。
でも、お試しの評価はその手間のはるか上を行きました。
たぶん、今まで松脂なんかなんでも良いとおっしゃっていた方が、良い!と仕事で使ってくれるくらいになったと思います。
次回「零」は26日の発売とします。
ありがとうございました。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ


Comments (7)    この記事についてブログを書く
« 80%での再発売は中止とな... | TOP | .良い木を見ると! »
最新の画像もっと見る

7 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ura)
2025-07-22 10:44:28
10分で完売だったのですね! どうりで朝呑気に購入ページを開いてもSOLD OUTになっているわけです。
26日は深夜にパソコンにかじりついて購入機会を伺いましょう。
零のプロトタイプの評判は私の周りでも上々で、私も一つはウィーン在住の友人にプレゼントをと考えております。
次回の発売日を心待ちにしております!
返信する
Unknown (manahideki)
2025-07-22 17:12:53
はじめまして。私は缶ベルユーザーです。今まで色々な松脂を使用し、缶ベル、LEON、GUSTARVE、GANDを使い分けていました。日本フィルのvn奏者から教えてもらい、基、寂光を購入しましたが、基が素晴らしい過ぎて感激しました。明らかに倍音が増えて楽器が鳴り、明らかに缶ベルを超えている印象です。old bow4本試しましたが、全て満足です。
まだ重ね塗りはあまり試していませんが…

7/22 零を買おうと思っていたのに購入出来ませんでした。

7/26は何時から購入可能ですか?どうしても購入したいです。
返信する
manahidekiさん (nisino)
2025-07-23 09:44:50
>manahideki さんへ
缶ベルですか!昨年Oさんに缶ベルを貸していただいて、昔のヨーロッパの天然熟成の松脂を試してみました。私の考えている松脂の方向に大変近いものでした。ただ「基」が出来てから、割と自信をもって皆さんに提供できるようになったのは、缶ベルを弾かせてもらったからです。
缶ベルはある意味私の松脂作りの指標でもあります。
それを超えた??と言ってもらえたのは本当にありがたいです。
26日は朝10時に発売開始とします。
夜は皆さんにご迷惑でしょうから、
ありがとうございます。
返信する
uraさん (nisino)
2025-07-23 09:49:17
>ura さんへ
26日は朝10時に発売するつもりです。
夜中は皆さんにご迷惑でしょうから。
すみません、光舜松脂はまだまだだ駆け出しだと思っていまして、寂光の時くらいの数を用意してはいたのですが、
今度は倍くらい、でも一日に作れるのが、10くらいなものです。
その内一つは確認のために弾いてから、皆さんに送っています。作り方の問題ではなく、気候気温がかなり重要ですから
返信する
Unknown (麒麟)
2025-07-23 10:57:03
一点お伺いしてみたいのですが、以前のブログで零は基が育った(細かくなった)ものを目指したという趣旨の記事を書かれていたかと思います。
西野様の感じ方として、零を完成させた現在、基と零の違い、使用用途はどのようなものになられたのでしょうか?
当初より、基のみを愛用しておりまして、今回零が発売された事で基との違いが改めて気になりました。
お忙しいところ恐れ入りますが、お手隙の際にご回答いただけますと幸甚にございます。
返信する
麒麟さん (nisino)
2025-07-23 11:41:12
>麒麟 さんへ
かなりマニアックな話にななります。
「基」は比較的光舜松脂の中では柔らかい粒子です。
そのため、ヴァイオリンですとかなり良くなりますが、ヴィオラチェロでは物足りない方もいらっしゃいます。
ところが「基」を弾いて弦をそのまま拭き取らずにおくとさらに粒子は細かくなり音の厚みが出てきます。しかし、やはりヴァイオリン以外では物足りない無い方もいらっしゃるようです。
その弦の上でさらに細かくなった粒子を最初から作り上げ、その中心に「基」より少し硬めのそして粘りのある粒子を置く、要するに原子核として固めの粘りのある松脂、その周りを比較的柔らかい粒子が電子の様に取り巻くようなものです。
ですから音の厚みと弦をたたく力が強くなりました。硬い粒子と比較的柔らかい粒子が食い合わさり弓を弾いた途端弦を縦に振動させます。おかげで楽器がそこ鳴りをします。私の様な下手なものが弾いてもです。
たぶんその構造になっているはずです。
しかしこの「零」の上に「基」をのせると、倍音が増えるのは音色としてソフトになるのは「基」の柔らかい粒子のお陰です。
そのように考えています。
返信する
麒麟さん (nisino)
2025-07-23 12:02:44
麒麟さん...
分かりにくいですが、
いくら「基の様に柔らかい粒子を使って粘りと硬さのある粒子の周りを取り巻いた構造にしても、「基」単体ほどの柔らか背では無いです。
ですから、「零」の上に「基」を乗せると倍音がさらに増えるのは変わりはないと考えています。
室内楽でしたら、「基」で十分でしょう。
ホールでソロで響き渡らせるなら『零」でしょう。
あるいは少し楽器として物足りないと感じている場合そこ鳴りをさせる力があるのは『零」だと思います。かといってガ鳴るような爆音ではないです。
これは試していただく他ないのです。
返信する

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 光舜松脂