皆さんはどうやって二胡と出会ったのですか?
二胡と出会う前は何か他の楽器をやっていたのですか?
意外と以前ヴァイオリンをやっていてという方は少ないのです。
多いのは、やはりピアノですかね。
中国へ行って二胡を聞いた、たまたま、インショップのライヴを聞いた。
ラジオで流れていた二胡の音が好きになって。
そして意外と多いのは、二胡が最初の楽器です、という方。
ピアノでもギターでも、ヴァイオリンでも日常たくさん聞いているはずなのに、たまたま聞いた二胡の音に惚れこんで、という方も随分多いのです。
音楽はあんがご家族のどなたかが、やっていた、音楽一家というのがあるような気がします。
そういう点でも、始めて触った楽器が二胡でしたというのが多いのは、
それだけ、二胡の音色の魅力が強いのかもしれません。(案外簡単そうに弾けるかもと、思わせるとことろもあるのかもしれませんが)
ほぉさんはヴァイオリンでした。
私の音楽環境など、下町の祭囃子と近所から聞こえてくる、三味線の音色、そしてラジオで聞くプレスリーくらいです。
たまに下手な祖父の尺八が聞こえるくらいです。
私の最初の擦弦楽器の出会いは、数学です。
というより数学の先生!高校の時のK先生。
そろそろ微積分が始まる、という時期でした。いきなり先生が、黒板にチョークで、それもフリーハンドで円を描いたのです。
それが丸いのです。どう見てもコンパスで書いたようにしか見えません。
数学の中身よりその丸が気になって、どうやったのだろうと、授業の後で、もう一度書いてもらいました。
丸かったです。
そこでコンパスを当てて、見ると、直径60センチの丸。これは驚きました!!!。
私は、妙な情熱を燃やして、朝晩練習しました。
左から書き始めて右上に回りそして右から下にそして左の上に上がる時にどうしても歪みます。
その話をすると、K先生は、それは力を入れすぎているから!と
持たない握らない!
???持たなければ、落ちてしまうし、握らなければ、安定しない、のでは???、などなど!
苦節、1ケ月!チョークは落ちないのですね。手にというより、親指と人差し指そして中指の間に力を抜いても引っかかるのです。
若かったからですかね!今ではビニールの袋を開けるのにも水を付けないと、引っかからなくなっています。
完全に脱力すると、意外と人の手はパーにはならないのです。
最初はコンパスで書いた丸をなぞっていたのですが、案外その形が目に焼き付いてそのイメージけの方が、かなり綺麗に書けるようになりました。
ま、K先生のようにはいきませんでしたが、その私が書いた丸を見て、K先生が、
「それならチェロ弾けるかもしれないね」
「チェロ。ですか?」
次の土曜日、先生のご自宅に呼ばれ、美しいフランス人の奥さんのピアノとK先生のチェロの演奏を聴きました。
その後チェロの特訓。毎週土曜日は先生のご自宅で、チェロの特訓、美味しいお茶もあり美しい奥さんもいらして、
下町の職人の孫としては、ありえない、それこそ本の中に切りない世界を堪能しました。今思えば、大変幸せな時間でしたね!
これは、家内が書いてくれた、ちょっと良い男に書きすぎている絵です。
K先生のお兄さんは、N響のコントラバスを弾いている方で、K先生も、最初は音大を出てその後教育大学に移り数学の勉強をしたのだそうです。
音楽は案外、遺伝なのですかね?環境というのは大きいですね。
家族に音楽をやる人がいると、家族の中に、やはり続きますね。
そういう点でも、二胡は凄いかもしれません、
まったく音楽の、楽器を弾くという環境になかった人でも、この楽器弾いてみたいと思わせるのは、音色の魅力でしょうか。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ
二胡と出会う前は何か他の楽器をやっていたのですか?
意外と以前ヴァイオリンをやっていてという方は少ないのです。
多いのは、やはりピアノですかね。
中国へ行って二胡を聞いた、たまたま、インショップのライヴを聞いた。
ラジオで流れていた二胡の音が好きになって。
そして意外と多いのは、二胡が最初の楽器です、という方。
ピアノでもギターでも、ヴァイオリンでも日常たくさん聞いているはずなのに、たまたま聞いた二胡の音に惚れこんで、という方も随分多いのです。
音楽はあんがご家族のどなたかが、やっていた、音楽一家というのがあるような気がします。
そういう点でも、始めて触った楽器が二胡でしたというのが多いのは、
それだけ、二胡の音色の魅力が強いのかもしれません。(案外簡単そうに弾けるかもと、思わせるとことろもあるのかもしれませんが)
ほぉさんはヴァイオリンでした。
私の音楽環境など、下町の祭囃子と近所から聞こえてくる、三味線の音色、そしてラジオで聞くプレスリーくらいです。
たまに下手な祖父の尺八が聞こえるくらいです。
私の最初の擦弦楽器の出会いは、数学です。
というより数学の先生!高校の時のK先生。
そろそろ微積分が始まる、という時期でした。いきなり先生が、黒板にチョークで、それもフリーハンドで円を描いたのです。
それが丸いのです。どう見てもコンパスで書いたようにしか見えません。
数学の中身よりその丸が気になって、どうやったのだろうと、授業の後で、もう一度書いてもらいました。
丸かったです。
そこでコンパスを当てて、見ると、直径60センチの丸。これは驚きました!!!。
私は、妙な情熱を燃やして、朝晩練習しました。
左から書き始めて右上に回りそして右から下にそして左の上に上がる時にどうしても歪みます。
その話をすると、K先生は、それは力を入れすぎているから!と
持たない握らない!
???持たなければ、落ちてしまうし、握らなければ、安定しない、のでは???、などなど!
苦節、1ケ月!チョークは落ちないのですね。手にというより、親指と人差し指そして中指の間に力を抜いても引っかかるのです。
若かったからですかね!今ではビニールの袋を開けるのにも水を付けないと、引っかからなくなっています。
完全に脱力すると、意外と人の手はパーにはならないのです。
最初はコンパスで書いた丸をなぞっていたのですが、案外その形が目に焼き付いてそのイメージけの方が、かなり綺麗に書けるようになりました。
ま、K先生のようにはいきませんでしたが、その私が書いた丸を見て、K先生が、
「それならチェロ弾けるかもしれないね」
「チェロ。ですか?」
次の土曜日、先生のご自宅に呼ばれ、美しいフランス人の奥さんのピアノとK先生のチェロの演奏を聴きました。
その後チェロの特訓。毎週土曜日は先生のご自宅で、チェロの特訓、美味しいお茶もあり美しい奥さんもいらして、
下町の職人の孫としては、ありえない、それこそ本の中に切りない世界を堪能しました。今思えば、大変幸せな時間でしたね!
これは、家内が書いてくれた、ちょっと良い男に書きすぎている絵です。
K先生のお兄さんは、N響のコントラバスを弾いている方で、K先生も、最初は音大を出てその後教育大学に移り数学の勉強をしたのだそうです。
音楽は案外、遺伝なのですかね?環境というのは大きいですね。
家族に音楽をやる人がいると、家族の中に、やはり続きますね。
そういう点でも、二胡は凄いかもしれません、
まったく音楽の、楽器を弾くという環境になかった人でも、この楽器弾いてみたいと思わせるのは、音色の魅力でしょうか。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ