西野さん、ほぉさん
こんにちは!
こちらは最高気温が3~5度位の天気が続いていますがマンションの中は平均25度に
設定されているので過しやすいです。もともと寒さには強いので朝起きてベランダにでて
新鮮な空気(この辺はPM濃度が低いです。)を吸いながらラジオ体操などしていると
すがすがしい気分になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、本題です。長文になります。
近年、日本でも二胡の知名度は浸透しており、教室の二胡ツアー・検定試験、個人の渡航などで
二胡を海外へ持ち出す人が増えていると思います。
私も教室主催の二胡ツアーや中国の家に二胡を持って行くために、何度か規則に従い「海外製品の持出書」(以下、持出書)
に記入をして、税関の確認印を押印して貰って出国しています。
ところが、税関窓口の職員の対応がその都度まちまちで、いつも不愉快な思いをします。
それは、出入国のどちらの場合もです。
たとえば、
■日本出国時、
1.職員 「CITESを見せてください。」
→ 日本で購入したものにCITESなど付属しないので、その旨を伝えると、そんな事はないと言い張る。
(収蔵証と勘違いしているのか?)
2.職員 「これは、インドの錦蛇ですか?それとも他の国の蛇ですか?」
→ インドかどうか見分けなんかつかないでしょう?
3.職員 「二胡ですか?私にはわかんないから、上司に聞いてきます。」
→ 「もうすぐフライトの時間なんですが。」、と言うとチケットを見てしぶしぶ押印。
4.職員 そして、「この持出書は、中国では通用しませんから、その場合は当方は責任持てませんからね。」
→ 捨て台詞か?そんな気はもうとうありませんけど。
注記、今までの経験から、持出書に現品の写真(蛇皮、刻印がある場合はその部分、特徴的な木目等)を添付しています。
■日本入国時、
1.職員 「中身すり替えてないだろうな。」
→ 中には、ヤフオクなどで安い二胡を落札して、中国で買い替える不埒な輩がいる
このときの職員は、年配でものすごく態度が横柄で、私が不正なことをしていると決めつけてかかってきた。
なので、二胡を見せて、写真と見比べさせて、新品ではない証しとして、小疵などを示して説明した。
新品か否か、見ればわかることと思うが...私の正当な説明に対して、吐いたことばが、
「今回だけは認めよう。」という不遜な言動で謝罪もせずにその場を立ち去った。謝ったのは若い職員でした。
最低な小役人根性!
2.職員 「外国製品持出書みせてください。」
→ 教室の二胡ツアーで行ってグループで二胡持っていたのに、提示を求められたのは私だけ!まぁいいけど
いずれにしても税関職員の質の問題でありますが、小役人風吹かされた挙句、大事な二胡の蛇皮を剥がされないように、
幾つかアドバイスを、
1.上に記したように、二胡の特徴部分を撮って、プリントしたものを持参して持出書と割印をさせる。
(蛇皮は指紋と同じで、同じ模様、鱗のものはない)
2.持出書に、日本で買ったもの(光舜堂二胡を除く)であれば、琴筒に刻印されているナンバーを記入する。
(通常、外国向けのものには製作年月、ロットナンバーが刻印されてます。)
光舜堂で買った西野二胡でも、「日本製です。外国製品じゃありません。」と言っても、たぶん...いや絶対通用しない
(二胡=中国製と刷りこまれている)のでトラブル回避のため持出書は書きましょう。
3.おおよその使用年数を記入する。どんなに大切に使っていても弓の擦り痕など小疵があると思います。新品ではありません、
という証しです。
4.念のため、収蔵証カードがあれば持参する。(注-このカードにはなんの効力もありませんので無くてもぜんぜんOKです。)
5.グループで行く場合は、まとまって申請する。人数が多いと職員もめんどくさいので、おざなりに対応する。
6.なるべく上品なスタイル、表情で怪しい人に見られないようにする。(笑)
7.アホ職員相手でもグッと堪えて、感情的な発言は慎む。私は、「自分の業務内容がわからない可哀相な人たちだなぁ。」とか
「バカだなー、蛇皮だけじゃなくて使用している樹種もワシントン条約で保護されてるんだぜー...」思うことにしている。
8.女性には甘い気がする。(ひがみ)
毎度毎度、程度の差がありはこそこんな感じです。ジョージ・ガオさんが人工皮を使用している気持ちがわかります。
税関職員は、なんのためにワシントン条約が結ばれ、自分たちの業務としてチェックしているかもっと勉強して、カスタマーサービスに努めるべきでしょう。
空港には、ワシントン条約で規制されているものとして、象牙や二胡が展示されていますよね、利用者に呼びかけるだけではなく職員もよく見てほしいものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長文につきあっていただいてありがとうございます。
上記は、私の体験にもとづいて感じたことで、多少個人的感情が入ってますが、職員の方たちに偏見を持っているわけではありません。
もし、一般の会社員であれば、このような職員によって見解が相違するような対応はしない(できない)と思います。
この程度のことならば、マニュアルを作って再発防止すれば、業務の簡素化になり自分たちも煩わしくなくすむし、
こちらも気持ちよく旅行に出かけられるだけのことなのです。
西野さんは、いかがお考えでしょうか?
二胡をもって海外に行く人は、そんなに多くはないでしょうが、不愉快な目にあうことがないようにしたためてみました。
よろしければ、二胡を愛する方々への一助となるよう紹介していただければと思います。
鈴木すぅ
追記:
10月の中国行きの際は、西野さんのチンチャンとドデカゴン、李さんの老紅木の3把。
申請窓口に行って持出書を提出すると1人目の職員が、「良く分からないので調べてきます。」と言って待たされ、
帰ってきたら、「二胡の皮は、一種ですか?二種ですか?」と逆質。
こちらは、「一種って何ですか?これまで聞かれたことないですよ。」というと、「確認してきます。」とまたどこかに行き、
W条約の資料を持ってきて「一種とはインド錦蛇です。」と言う。
「今どき、インドの天然錦蛇使った二胡はないですよ。タイとかビルマの養殖ものです。」というと、別の職員を連れて来て
ボソボソ打ち合わせするも2人ともよくわからない様子なので、こちらが過去の申請の体験をもとに逆にレクチャーし
写真と二胡を比較して説明しても、判断できないでいる。
というか、自分で結論して責任をとるのが若い職員は嫌なんだろうな、と思う。
とうとう、やや年配の上司らしき職員が来ても、はっきりした見識がないようで、逡巡している。
たまりかねて、「もうすぐフライトの時間になっちゃうけど、遅れても知らないよ。」と言うと
見切り発車的にしぶしぶ若手職員にGO出し...
「わかんないなら、来るんじゃねーよ。」と内心は思うけど、特権を振りかざして嫌がらせされるのも困るので、顔には出さず、
持出書に押印と割印をしてもらう。そして、「この書類は、日本国内だけであって、中国では通用しませんよ。」など言う。
あたりまえじゃんと思いながら、税関窓口に急いで行きました。
この間、対応した職員3名、要した時間40分位。
ね?西野さん、こいつらアホでしょ?(笑)
こんにちは!
こちらは最高気温が3~5度位の天気が続いていますがマンションの中は平均25度に
設定されているので過しやすいです。もともと寒さには強いので朝起きてベランダにでて
新鮮な空気(この辺はPM濃度が低いです。)を吸いながらラジオ体操などしていると
すがすがしい気分になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、本題です。長文になります。
近年、日本でも二胡の知名度は浸透しており、教室の二胡ツアー・検定試験、個人の渡航などで
二胡を海外へ持ち出す人が増えていると思います。
私も教室主催の二胡ツアーや中国の家に二胡を持って行くために、何度か規則に従い「海外製品の持出書」(以下、持出書)
に記入をして、税関の確認印を押印して貰って出国しています。
ところが、税関窓口の職員の対応がその都度まちまちで、いつも不愉快な思いをします。
それは、出入国のどちらの場合もです。
たとえば、
■日本出国時、
1.職員 「CITESを見せてください。」
→ 日本で購入したものにCITESなど付属しないので、その旨を伝えると、そんな事はないと言い張る。
(収蔵証と勘違いしているのか?)
2.職員 「これは、インドの錦蛇ですか?それとも他の国の蛇ですか?」
→ インドかどうか見分けなんかつかないでしょう?
3.職員 「二胡ですか?私にはわかんないから、上司に聞いてきます。」
→ 「もうすぐフライトの時間なんですが。」、と言うとチケットを見てしぶしぶ押印。
4.職員 そして、「この持出書は、中国では通用しませんから、その場合は当方は責任持てませんからね。」
→ 捨て台詞か?そんな気はもうとうありませんけど。
注記、今までの経験から、持出書に現品の写真(蛇皮、刻印がある場合はその部分、特徴的な木目等)を添付しています。
■日本入国時、
1.職員 「中身すり替えてないだろうな。」
→ 中には、ヤフオクなどで安い二胡を落札して、中国で買い替える不埒な輩がいる
このときの職員は、年配でものすごく態度が横柄で、私が不正なことをしていると決めつけてかかってきた。
なので、二胡を見せて、写真と見比べさせて、新品ではない証しとして、小疵などを示して説明した。
新品か否か、見ればわかることと思うが...私の正当な説明に対して、吐いたことばが、
「今回だけは認めよう。」という不遜な言動で謝罪もせずにその場を立ち去った。謝ったのは若い職員でした。
最低な小役人根性!
2.職員 「外国製品持出書みせてください。」
→ 教室の二胡ツアーで行ってグループで二胡持っていたのに、提示を求められたのは私だけ!まぁいいけど
いずれにしても税関職員の質の問題でありますが、小役人風吹かされた挙句、大事な二胡の蛇皮を剥がされないように、
幾つかアドバイスを、
1.上に記したように、二胡の特徴部分を撮って、プリントしたものを持参して持出書と割印をさせる。
(蛇皮は指紋と同じで、同じ模様、鱗のものはない)
2.持出書に、日本で買ったもの(光舜堂二胡を除く)であれば、琴筒に刻印されているナンバーを記入する。
(通常、外国向けのものには製作年月、ロットナンバーが刻印されてます。)
光舜堂で買った西野二胡でも、「日本製です。外国製品じゃありません。」と言っても、たぶん...いや絶対通用しない
(二胡=中国製と刷りこまれている)のでトラブル回避のため持出書は書きましょう。
3.おおよその使用年数を記入する。どんなに大切に使っていても弓の擦り痕など小疵があると思います。新品ではありません、
という証しです。
4.念のため、収蔵証カードがあれば持参する。(注-このカードにはなんの効力もありませんので無くてもぜんぜんOKです。)
5.グループで行く場合は、まとまって申請する。人数が多いと職員もめんどくさいので、おざなりに対応する。
6.なるべく上品なスタイル、表情で怪しい人に見られないようにする。(笑)
7.アホ職員相手でもグッと堪えて、感情的な発言は慎む。私は、「自分の業務内容がわからない可哀相な人たちだなぁ。」とか
「バカだなー、蛇皮だけじゃなくて使用している樹種もワシントン条約で保護されてるんだぜー...」思うことにしている。
8.女性には甘い気がする。(ひがみ)
毎度毎度、程度の差がありはこそこんな感じです。ジョージ・ガオさんが人工皮を使用している気持ちがわかります。
税関職員は、なんのためにワシントン条約が結ばれ、自分たちの業務としてチェックしているかもっと勉強して、カスタマーサービスに努めるべきでしょう。
空港には、ワシントン条約で規制されているものとして、象牙や二胡が展示されていますよね、利用者に呼びかけるだけではなく職員もよく見てほしいものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長文につきあっていただいてありがとうございます。
上記は、私の体験にもとづいて感じたことで、多少個人的感情が入ってますが、職員の方たちに偏見を持っているわけではありません。
もし、一般の会社員であれば、このような職員によって見解が相違するような対応はしない(できない)と思います。
この程度のことならば、マニュアルを作って再発防止すれば、業務の簡素化になり自分たちも煩わしくなくすむし、
こちらも気持ちよく旅行に出かけられるだけのことなのです。
西野さんは、いかがお考えでしょうか?
二胡をもって海外に行く人は、そんなに多くはないでしょうが、不愉快な目にあうことがないようにしたためてみました。
よろしければ、二胡を愛する方々への一助となるよう紹介していただければと思います。
鈴木すぅ
追記:
10月の中国行きの際は、西野さんのチンチャンとドデカゴン、李さんの老紅木の3把。
申請窓口に行って持出書を提出すると1人目の職員が、「良く分からないので調べてきます。」と言って待たされ、
帰ってきたら、「二胡の皮は、一種ですか?二種ですか?」と逆質。
こちらは、「一種って何ですか?これまで聞かれたことないですよ。」というと、「確認してきます。」とまたどこかに行き、
W条約の資料を持ってきて「一種とはインド錦蛇です。」と言う。
「今どき、インドの天然錦蛇使った二胡はないですよ。タイとかビルマの養殖ものです。」というと、別の職員を連れて来て
ボソボソ打ち合わせするも2人ともよくわからない様子なので、こちらが過去の申請の体験をもとに逆にレクチャーし
写真と二胡を比較して説明しても、判断できないでいる。
というか、自分で結論して責任をとるのが若い職員は嫌なんだろうな、と思う。
とうとう、やや年配の上司らしき職員が来ても、はっきりした見識がないようで、逡巡している。
たまりかねて、「もうすぐフライトの時間になっちゃうけど、遅れても知らないよ。」と言うと
見切り発車的にしぶしぶ若手職員にGO出し...
「わかんないなら、来るんじゃねーよ。」と内心は思うけど、特権を振りかざして嫌がらせされるのも困るので、顔には出さず、
持出書に押印と割印をしてもらう。そして、「この書類は、日本国内だけであって、中国では通用しませんよ。」など言う。
あたりまえじゃんと思いながら、税関窓口に急いで行きました。
この間、対応した職員3名、要した時間40分位。
ね?西野さん、こいつらアホでしょ?(笑)
規制された素材(動植物)の輸出入の禁止条約です。
国内に有れば問題はなく、販売を目的として国外に出す時、入れる時に、関わる規制及び禁止の条約です。
ですから、基本的に販売をしないご自身の所有物であることが証明されれば、持ち出すことが可能です。
或は産業経済省発行の許可証があれば、販売を目的としたとしても、持ち出すことも出来ますし、輸入することも出来ます。
そうで無いと沖縄の三線の蛇皮などは入れることは出来ません。
よく、蛇皮の事は、言われますが、木にも規制されたものはあります。たとえば、インドの小葉紫檀(レッドサンダー)などは、全く禁止されています。伐採自体が禁止されています。
これはブラジルのフェルナンブーコも同じですしブラジリアンローズウッドも規制されています。
ただし木の場合は加工済みの物は(何かの形になっている物に関しては)比較的規制が甘いようです。
と言いますのは、税関の担当者の意見がかなり左右します。
そこですぅさんのこんな、出来事が起きたりします。
中国から二胡を持ち出すのは比較的楽にできるようになってきたようで、、、、のした、も効くようですし、また事前に言っておくと持ち出し許可証(SITES)を取ってくれるお店も北京や上海にもあるようです。
但しこの許可証を取るのに数日かかるようです。
更に、日本から海外に持ち出す時に、日本では許可が出たのに、当地へ行ってからトラブルこともあるという話はよく聞きます。
基本的に取り上げられることはないようですが、蛇皮は切られてしまいます。
とにかくその国によりまたその担当者によりかなり意見の違いがあるという事は確かです。
詳しい事は産業経済省のHPを見た方が良いと思います。許可証の取り方ものっています。
すうさんありがとうございました。
W条約の中で、「一種ですか?」という件がありますが、ネットで検索してもでてこないのですが、職員の話しでは、
「外国製品持出書」だけでは持出できないような超希少種のことのようなので、
もし「この蛇皮は何ですか?」と聴かれたら、「タイで養殖されたものと聞いてます。」
と答えるのが良いでしょう。当たらずとも遠からず、というやつです。
間違っても、インド錦蛇等と言ってはいけません。持出しできなくなります。
W条約については、再度勉強しておきます。
間違っても、い