以前に書きましたように駒の高さというのは、それこそ、低いものから高いものまで、
3ミリくらいも違いがあります。
音が裏返りやすいという楽器があったとしたら、
その駒を、他の駒と比べてみてください、かなり高いものが多いと思います。
では、他の低い駒に変えたら、確かに、裏帰り音は出にくくなった、
でも、なんか音色が違うかもしれないなどということがおこります。
それは駒の木の種類が変わってしまったためかもしれません。
そういう時には、その裏帰り音がでやるかった駒そのものを、高さを低くしてしまえば、
基本的な音色は変わりません。
高さを低くするのは簡単ですね。
駒そのものの底面を削るか、弦の溝の方を削るかどちらか削れば、高さ自体は低くなります。
駒を低くすると多少音が小さくなります。
そして不思議なことに、音色がたっぷりした感じになります。
ちょっと他に言いようがないですね。
その高さにしても、低くなりすぎると、今度は、なんだかならない、その上すぐハーモニクスの様になってしまったりもします。
駒の高さが低くなると、調弦するのに弦を管理引っ張る感じになりますから、弦の緊張力が上がってしまうのでしょう。
これはどんな弦を使っているかにもよります。
ですから駒を削る時には、少しづつ少しづつ、削っては弾いてみてというのが良いと思います。
弦の緊張力と皮の弾力が、うまく組み合わさるような、駒の高さというのがあるのだと思います。
反対に、7,8年弾いてきた二胡ですと、
低い駒より、高い駒の方が、鳴りが良くなります。
皮が、柔らかくなって、皮の振動も大きくなると、低い駒だと、しっかりと皮を振動させなくなるのでしょう。
高い駒に変えると、強く響くようになります。
ではその高さは、
これは、普通なら高さのありそうなものを探して、交換するのでしょうが、
今度は高くなりすぎると、裏帰り音が出てきますし、なんだか第二ポジション以降が、変にキンキンしてきてしまいます。
駒を高くするにはどうするかと言いますと、
本来は、同じ木の薄いものを駒の底に這って高くする方が良いのですが、
同じ木の種類のがなかなかに手に入りませんね。
そこで、一つ駒を犠牲にします。
同じ種類の木の駒を、100番くらいの紙やすりで削って、粉を作ります。
瞬間接着剤を駒の裏側に塗って、紙やすりの上にできた木の粉のをつけます。
この時、硬い紙の上に瞬間接着剤を少し垂らして、駒の底をそれにつけます。
それから、紙やすりの上にできた木の粉の上に駒を載せます。
これを何回か繰り返すと、1ミリくらいはすぐ、厚くなります。
同じ木がない時にはこれは仕方がないですから他の種類の木でも、多少の音色の変化は出ますが、ほんとに多少です。
結構効果があります。
1ミリも上げるとかなり音の出が強くなります。
そこから、少しずつ削って合わせることもできますし、さらに高さを上げるのもできます。
他の駒を削るのはどうも嫌だなという方は、
お薦めは、大豆の黄粉ですかね、
今までいろいろな粉を使ってやってみましたが、、黄粉が一番音の変化が少ないようでした。
駒の高さは、音の強さに影響してくるようですし、
弦と皮の緊張力にぴったり合ったときには、音色の出まで変わってくるようです。
3ミリくらいも違いがあります。
音が裏返りやすいという楽器があったとしたら、
その駒を、他の駒と比べてみてください、かなり高いものが多いと思います。
では、他の低い駒に変えたら、確かに、裏帰り音は出にくくなった、
でも、なんか音色が違うかもしれないなどということがおこります。
それは駒の木の種類が変わってしまったためかもしれません。
そういう時には、その裏帰り音がでやるかった駒そのものを、高さを低くしてしまえば、
基本的な音色は変わりません。
高さを低くするのは簡単ですね。
駒そのものの底面を削るか、弦の溝の方を削るかどちらか削れば、高さ自体は低くなります。
駒を低くすると多少音が小さくなります。
そして不思議なことに、音色がたっぷりした感じになります。
ちょっと他に言いようがないですね。
その高さにしても、低くなりすぎると、今度は、なんだかならない、その上すぐハーモニクスの様になってしまったりもします。
駒の高さが低くなると、調弦するのに弦を管理引っ張る感じになりますから、弦の緊張力が上がってしまうのでしょう。
これはどんな弦を使っているかにもよります。
ですから駒を削る時には、少しづつ少しづつ、削っては弾いてみてというのが良いと思います。
弦の緊張力と皮の弾力が、うまく組み合わさるような、駒の高さというのがあるのだと思います。
反対に、7,8年弾いてきた二胡ですと、
低い駒より、高い駒の方が、鳴りが良くなります。
皮が、柔らかくなって、皮の振動も大きくなると、低い駒だと、しっかりと皮を振動させなくなるのでしょう。
高い駒に変えると、強く響くようになります。
ではその高さは、
これは、普通なら高さのありそうなものを探して、交換するのでしょうが、
今度は高くなりすぎると、裏帰り音が出てきますし、なんだか第二ポジション以降が、変にキンキンしてきてしまいます。
駒を高くするにはどうするかと言いますと、
本来は、同じ木の薄いものを駒の底に這って高くする方が良いのですが、
同じ木の種類のがなかなかに手に入りませんね。
そこで、一つ駒を犠牲にします。
同じ種類の木の駒を、100番くらいの紙やすりで削って、粉を作ります。
瞬間接着剤を駒の裏側に塗って、紙やすりの上にできた木の粉のをつけます。
この時、硬い紙の上に瞬間接着剤を少し垂らして、駒の底をそれにつけます。
それから、紙やすりの上にできた木の粉の上に駒を載せます。
これを何回か繰り返すと、1ミリくらいはすぐ、厚くなります。
同じ木がない時にはこれは仕方がないですから他の種類の木でも、多少の音色の変化は出ますが、ほんとに多少です。
結構効果があります。
1ミリも上げるとかなり音の出が強くなります。
そこから、少しずつ削って合わせることもできますし、さらに高さを上げるのもできます。
他の駒を削るのはどうも嫌だなという方は、
お薦めは、大豆の黄粉ですかね、
今までいろいろな粉を使ってやってみましたが、、黄粉が一番音の変化が少ないようでした。
駒の高さは、音の強さに影響してくるようですし、
弦と皮の緊張力にぴったり合ったときには、音色の出まで変わってくるようです。