二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
今週、ついに我が108城の隠居小屋=光舜堂の工房、に
小型冷蔵庫が入りました!!
本丸の厨には大型の冷蔵庫が2つも在るのですが、
雨天時は傘必須のそこまで行くのが面倒なので
「 欲しい、欲しい、欲しい! 」 と長期にわたり騒いだ結果、
念願叶いました!
桃好きの店主に感謝を込めて、まずはハーゲンダッツの期間限定 白桃を
入れてあげたのですが、ところが先に、
六歌仙『 業平 』 の調整に来た峠岡くんに出して差し上げたら、
数時間前から入れてあったのに溶けてデロデロに!!
庫内温度設定を間違えていたのが原因だったのですが、
デロデロ白桃アイスを飲み干すはめになった峠岡君、とんだ犠牲者でした。
さて、先週の日曜日は静岡での出張調整会でした。
残念ながら、お膝元に行きながら梅雨空で富士山は見えず。
でも運良く雨にも降られず、暑過ぎず、のお天気でした。
『 こだま 』しか停車しない新富士駅に降り立つと、反対側の線路を『 のぞみ 』が疾走!
「「 はっやーーーーいぃっ! 」」
新幹線の速さを始めて目の当たりにした我々、思わず声が揃いました(笑)
F先生が駅まで車で迎えに来て下さり、いざ会場へ!
到着すると、そこには、万世橋の店舗で西野二胡やリノベーション二胡を
ご購入下さったTさんとMさんが既にいらしていました。
出張調整会へ行くと、新しい二胡愛好家さん達に出逢えるのも嬉しいですが、
特に、こうして既に知っている方々と再会出来るのがとても嬉しいです。
TさんとMさんにはお土産をいただいたり、いろいろお気遣いいただき
ありがとうございました。
10時半過ぎに新幹線が到着して11時には調整会開始、
着いて直ぐ結構慌ただしく始まると、次々に集まって来る生徒さん達。
順番を待っている方々は、持って行った昨夜完成したばかりの
縞黒檀の西野二胡を弾いたり、「 持って来て下さい 」とリクエストのあった
福音弓のサンプルを試したり。
そうこうするうち、ほどなくして、
「 こちらの生徒さんが弓を注文したいのですが 」
とF先生がワタクシに声をかけてきました。
「 えっ?あ!あぁ、はい、はい、弓ですか!! 」
試奏用弓のリクエストが有ったとは言え、
こんなにも早くご注文が入るとは思っていなかったワタクシ、
特に注文用紙等の用意が無く、慌てて急遽、今回から導入した
カルテメモの余った残りに連絡先をご記入いただく事に。
するとご注文下さったNさんは帰って行かれました。
「 えっ?!あれ? あの方は弓だけの為にいらしたのですか?! 」
驚いてF先生に話しかけると、
「 ええ。 本当は調整もご希望だったのですが、
Nさんが申し込まれた時にはもう定員オーバーで、今回はダメだったのです 」
「 まあぁ!わざわざ! 」
そして進む調整の方々。
お一人当たりの時間が今までの他の出張調整会より短い設定だったので
時間が押すんじゃないかと心配したのですが、
結構順調に進みました。
そして、今回から導入したカルテメモ。
店主がしゃべった事や今後の注意点等を記入してお渡しした事で、
後でも振り返れるようにしたのは便利だったと思います。
ところで、会場は結構な広さがあったのですが、
なんだか居る人が、やけに多。。。い??? と思ったら、
Nさんのように弓のお試しだけをしにいらした方が他にも何人も!
そして続々とご注文が入る、入る、入る!
我々、調整会に来たのか福音弓注文会に来たのか、という福音弓の人気ぶり!
連絡先をご記入いただいていたカルテメモが尽きてもまだ足りず、
仕方なく、持っていた半紙をザクザク切ってメモ代わりに使いました。
そんな、弓のお試しだけにいらしたうちのお二人、
KさんとSさんがいらした時は、ちょうど休憩時間枠で、
調整の順番待ちの方は途切れていた時でした。
お二人が弓を試しながら演奏しているのを、他の方の調整をしながら
遠くから聴いていた店主、
「 ほぉさん、ちょっと、あの二人のフェルト替えてあげて 」
そこでフェルトを交換すると、
それだけで、途端にお二人の音が伸びやかに鳴り響き、
ガラリと音色が変わりました!
KさんとSさんはビックリ!
本当は、もっといろいろ弄って調整するともっと良くなるのですが、
今回はここまで。
けれど、駒が上下逆の音がしていたSさんは、
店主がその話を他の方にするのを傍で聞いていてチェックして、
ご自分のも逆だったと気付き、直す事が出来ました!
店主、ご予約の方以外の楽器には手を出せないので、
なんとかSさんがご自分で気付けるように話を振っていたようです。
と、ここまでの時間でずい分多くの方々を診ましたが、
タイムスケジュールを見ると、まだ半分!!
今回は、13人定員の予定が結局16人になっていますから
サクサク進めなければ!
そうして、先生の分入れて17名、18把の二胡を診て、
後日送りの修理が1把、
弓の張替えが2本、
福音弓のご注文がたくさん!!という1日が終わりました。
ところで最後にいらしたHさんは、以前万世橋にいらして下さった方でした。
「 前に直してもらった木軸が、どうにも硬くて。。。 」
という事で、実は受付〆切後のご連絡だったのですが、
「 時間枠がもう無いので後日送りでの修理かもしれないけれど、
とりあえず診るだけ診ましょう 」
と、来ていただいていました。
で、
「 じゃあ、ちょっとどんな具合なのかやって見せて下さい 」
そう店主が言い、Hさんが木軸を回そうとします。
「 ほら、硬くて 」 とおっしゃるHさんに、店主は「 ハイ、解りました 」
そして、
「Hさん、親指をかけて回して下さい」
「 ありゃ、回る! 」
「 ハイ、解決です☆ 」
「 ええ?!これだけ?! 」
「 ハイ♪ 」
これ、先生方はちゃんと教えているのに生徒さんが覚えていない、
というケースが多いようですね。。。
他の調整会へ行っても、先生は教えているのに
生徒さん側が重要視しておらず出来ていない、という話が多かったです。
生徒さん達、これ ↓ 大事です!習慣にしましょう!!
■ 『 弦を締(し)める為に木軸を回す時 』 は、
→ 親指を棹にかけて、木軸は4本の指で回します。
■ 『 弦を緩(ゆる)める為に木軸を回す時 』 は、
→ 親指を外して、木軸だけを5本の指で握って回します。
調整会&福音弓お試し会(笑)@富士市にご参加の皆様、
ありがとうございました!
今週、ついに我が108城の隠居小屋=光舜堂の工房、に
小型冷蔵庫が入りました!!
本丸の厨には大型の冷蔵庫が2つも在るのですが、
雨天時は傘必須のそこまで行くのが面倒なので
「 欲しい、欲しい、欲しい! 」 と長期にわたり騒いだ結果、
念願叶いました!
桃好きの店主に感謝を込めて、まずはハーゲンダッツの期間限定 白桃を
入れてあげたのですが、ところが先に、
六歌仙『 業平 』 の調整に来た峠岡くんに出して差し上げたら、
数時間前から入れてあったのに溶けてデロデロに!!
庫内温度設定を間違えていたのが原因だったのですが、
デロデロ白桃アイスを飲み干すはめになった峠岡君、とんだ犠牲者でした。
さて、先週の日曜日は静岡での出張調整会でした。
残念ながら、お膝元に行きながら梅雨空で富士山は見えず。
でも運良く雨にも降られず、暑過ぎず、のお天気でした。
『 こだま 』しか停車しない新富士駅に降り立つと、反対側の線路を『 のぞみ 』が疾走!
「「 はっやーーーーいぃっ! 」」
新幹線の速さを始めて目の当たりにした我々、思わず声が揃いました(笑)
F先生が駅まで車で迎えに来て下さり、いざ会場へ!
到着すると、そこには、万世橋の店舗で西野二胡やリノベーション二胡を
ご購入下さったTさんとMさんが既にいらしていました。
出張調整会へ行くと、新しい二胡愛好家さん達に出逢えるのも嬉しいですが、
特に、こうして既に知っている方々と再会出来るのがとても嬉しいです。
TさんとMさんにはお土産をいただいたり、いろいろお気遣いいただき
ありがとうございました。
10時半過ぎに新幹線が到着して11時には調整会開始、
着いて直ぐ結構慌ただしく始まると、次々に集まって来る生徒さん達。
順番を待っている方々は、持って行った昨夜完成したばかりの
縞黒檀の西野二胡を弾いたり、「 持って来て下さい 」とリクエストのあった
福音弓のサンプルを試したり。
そうこうするうち、ほどなくして、
「 こちらの生徒さんが弓を注文したいのですが 」
とF先生がワタクシに声をかけてきました。
「 えっ?あ!あぁ、はい、はい、弓ですか!! 」
試奏用弓のリクエストが有ったとは言え、
こんなにも早くご注文が入るとは思っていなかったワタクシ、
特に注文用紙等の用意が無く、慌てて急遽、今回から導入した
カルテメモの余った残りに連絡先をご記入いただく事に。
するとご注文下さったNさんは帰って行かれました。
「 えっ?!あれ? あの方は弓だけの為にいらしたのですか?! 」
驚いてF先生に話しかけると、
「 ええ。 本当は調整もご希望だったのですが、
Nさんが申し込まれた時にはもう定員オーバーで、今回はダメだったのです 」
「 まあぁ!わざわざ! 」
そして進む調整の方々。
お一人当たりの時間が今までの他の出張調整会より短い設定だったので
時間が押すんじゃないかと心配したのですが、
結構順調に進みました。
そして、今回から導入したカルテメモ。
店主がしゃべった事や今後の注意点等を記入してお渡しした事で、
後でも振り返れるようにしたのは便利だったと思います。
ところで、会場は結構な広さがあったのですが、
なんだか居る人が、やけに多。。。い??? と思ったら、
Nさんのように弓のお試しだけをしにいらした方が他にも何人も!
そして続々とご注文が入る、入る、入る!
我々、調整会に来たのか福音弓注文会に来たのか、という福音弓の人気ぶり!
連絡先をご記入いただいていたカルテメモが尽きてもまだ足りず、
仕方なく、持っていた半紙をザクザク切ってメモ代わりに使いました。
そんな、弓のお試しだけにいらしたうちのお二人、
KさんとSさんがいらした時は、ちょうど休憩時間枠で、
調整の順番待ちの方は途切れていた時でした。
お二人が弓を試しながら演奏しているのを、他の方の調整をしながら
遠くから聴いていた店主、
「 ほぉさん、ちょっと、あの二人のフェルト替えてあげて 」
そこでフェルトを交換すると、
それだけで、途端にお二人の音が伸びやかに鳴り響き、
ガラリと音色が変わりました!
KさんとSさんはビックリ!
本当は、もっといろいろ弄って調整するともっと良くなるのですが、
今回はここまで。
けれど、駒が上下逆の音がしていたSさんは、
店主がその話を他の方にするのを傍で聞いていてチェックして、
ご自分のも逆だったと気付き、直す事が出来ました!
店主、ご予約の方以外の楽器には手を出せないので、
なんとかSさんがご自分で気付けるように話を振っていたようです。
と、ここまでの時間でずい分多くの方々を診ましたが、
タイムスケジュールを見ると、まだ半分!!
今回は、13人定員の予定が結局16人になっていますから
サクサク進めなければ!
そうして、先生の分入れて17名、18把の二胡を診て、
後日送りの修理が1把、
弓の張替えが2本、
福音弓のご注文がたくさん!!という1日が終わりました。
ところで最後にいらしたHさんは、以前万世橋にいらして下さった方でした。
「 前に直してもらった木軸が、どうにも硬くて。。。 」
という事で、実は受付〆切後のご連絡だったのですが、
「 時間枠がもう無いので後日送りでの修理かもしれないけれど、
とりあえず診るだけ診ましょう 」
と、来ていただいていました。
で、
「 じゃあ、ちょっとどんな具合なのかやって見せて下さい 」
そう店主が言い、Hさんが木軸を回そうとします。
「 ほら、硬くて 」 とおっしゃるHさんに、店主は「 ハイ、解りました 」
そして、
「Hさん、親指をかけて回して下さい」
「 ありゃ、回る! 」
「 ハイ、解決です☆ 」
「 ええ?!これだけ?! 」
「 ハイ♪ 」
これ、先生方はちゃんと教えているのに生徒さんが覚えていない、
というケースが多いようですね。。。
他の調整会へ行っても、先生は教えているのに
生徒さん側が重要視しておらず出来ていない、という話が多かったです。
生徒さん達、これ ↓ 大事です!習慣にしましょう!!
■ 『 弦を締(し)める為に木軸を回す時 』 は、
→ 親指を棹にかけて、木軸は4本の指で回します。
■ 『 弦を緩(ゆる)める為に木軸を回す時 』 は、
→ 親指を外して、木軸だけを5本の指で握って回します。
調整会&福音弓お試し会(笑)@富士市にご参加の皆様、
ありがとうございました!
突然鳴り出した自分の二胡に、驚きと感謝です。
お話しを伺い、新たな気持ちで練習しています。
ありがとうございました。
その内、またお伺いすることになると思います。