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成功すれば幸せになるのではなく、
幸せだから成功する(ショーン・エイカー)

完璧主義からの脱却!

2019年04月17日 08時20分00秒 | 生き方
日本人は、まじめで完璧主義。
そんな一面があるからこそ日本がここまで発展したとも言われる。
でも、
完璧主義者は、自分にも他人にも厳しく、自分のやることにも納得がいかなければ、なんか機嫌が悪い。
また、他人のミスもすぐに目につき許せない。
そんな、完璧主義な人にとって、
いい加減な人はこの世で一番気に入らない。
 
「いちいち不機嫌にならない生き方」の著者”ほうげん和尚”は、
「きっちりしている人は、いい加減な人は楽しそうで羨ましい、という。一方、いい加減な人は、きっちりしている人を羨ましいとは言わず、可哀想だと、同情さえするのだという。
そこがいい加減な人の真骨頂でしょうと。
そして、
いい加減な人は、「悪いことさえしてなければそれでいいんじゃない?」と、その心の余裕がおおらかさを発揮するのでは、と言っている。
 
「きっちりしていること」にこしたことは無いけれど、それが行き過ぎると自分もまわりもしんどい。
 
そこで”ほうげん和尚”は、
「きっちりしたことを土台に、いい加減さを身に付ければ向かうところ敵なし」と言っている。
心穏やかに生きることが大事であると。
 
「幸福論」のアランは、
「上機嫌こそ、もっとも惜しみなく与えられる贈り物なんだ。これこそが、すべての人を、とりわけ贈る人の心を豊かにする真の礼儀なんだよ。
上機嫌を与えたその瞬間に、キミは喜びを振りまく魔法使いになるんだ」と言っている。
 
 
上機嫌や笑いが脳の活動を促進し、「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」といった、幸せ・ヤル気・ストレス解消・プラス思考 といった作用をもたらすホルモンが分泌される。
それにより、脳が""の状態になり、物事を上手く処理してくれる。
 
完璧を目指して不機嫌になるより、少し余裕を持って、ゆるく生きる方が上手くいく。
そもそも、完璧なんてありえない。
「いい加減」とは「ちょうど良い加減」
ということを理解することだ。
 
アドラー先生は、
「できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ」
と言っている。
 
自分も他人も許して、楽に生きることで、
人生上手くいく!