てるは（照葉樹）の森

照葉樹林の見事な森が残されていることで、つとに有名な宮崎県の綾町。
以前から、歩いてみたかった森です。
仕事で近くまで行ったので、宮崎の旅の終わりにちょっとだけ寄ってみました。



綾町の中心地から車で20分ほど。吊橋と森を巡る遊歩道があると聞いて行ってみると、
あいにく遊歩道入り口の吊橋が架け替え工事中で、立ち入り禁止。
それなら、遊歩道出口の駐車場から、逆方向にちょっとだけ歩こうかと行ってみると…。
高さ２ｍもの回転式バーの柵があって、一方向にしか回転しないので、どうやってみても入れない。

がーーーん！！　かなりショック。柵の上も周りもがちがちに鉄条網が張り巡らされて、
「ぜーったいに、出口からは入れさせないもんねっ」という、頑固な意図がばりばり。
自然公園の遊歩道を反対方向から歩くことを、どうしてここまで拒むのか。
気分が盛り下がり、「有名だからっていばるなよ」と、綾がちょっと嫌いになりました。

でも、気を取り直し。
駐車場付近をうろついていると、面白い落ち葉をみぃーっけ。



えらく長い葉っぱです。こんなの初めて。
帰ってから図鑑で調べると、ハナガガシ。「葉長樫」って、何だそのまんまの命名じゃん。
でも、こんなに長い葉っぱがつく木は、そうそうない特別の木、ということですね。
駐車場でこんなに面白いものが見つかるんだ、あーやっぱり歩いてみたい。
いつか、出直します。