私にとっての春始まりの色は、レンギョウの黄色。
色々ある胸の内
厳冬を越して凛と気高さのあるレンギョウが、今を丁寧に生きたらいいんだよ、と教えてくれました。
3月彼岸の頃、ここは牧草が青青としていて那須連山も一望でき爽快感に満たされます。故郷の風景は心の癒しのなるはず。
もちろん山に行きたい気持ちもグッと増してきます。
義父か浪江の地酒をもらいました。スッキリ旨くヒラメの刺身とかにぴったりかな。
久しぶりに西郷のふくふくへ。ワンタン麺。しょっぱすぎず丁寧なお仕事ぶりが味わえる白河ラーメンです。
ストーブ焚きはじめたら6:09緊急地震速報が鳴りました。10秒後に揺れがきました。驚きました被害はありませんでした。やはりあの音はびっくりします。もう十分です。
今日は浪江町に墓参に行きました。家はもう取り壊されてありません。一面太陽光パネルです。でも心には建っています。いつも暖かく迎えてくれた爺ちゃん婆ちゃんの声も聞こえます。10年が経ちグッと胸が詰まりました。
おじ散歩
2021-03-18 | 花
用事を済ませ、お城の周りを散歩。
遠慮がちな春風をほおで受け、梅の香を鼻で楽しみ、土の柔らかさを足で感じます。
ひっそりとした梅園の中にただ一人。昼休みに癒しのご褒美をもらいました。
福島市から吾妻山のぼんやり雪うさぎが見えました。私は春より春の息吹が心地よい。
仕事は、今このような心境です。
辛酸入佳境 楽亦在其中
(辛酸佳境に入る その中に在るまた楽しからずや)
10年になりました。先日も大きな地震があり肝を冷やしました。道路や建物は直っても、直らない戻らないもの、または忘れ去られるものもあります。
体験を生かす生き方そのものが説得力のある伝え方だと思っています。最近油断していましたから見直さなければなりません。口には出しませが皆震災に関しても色々背負って生きています。これからも。
鏡石 本田商店の淡麗(ビールだけでなくラーメンにもあった)しょうゆ。薄味でも旨味しっかり。
白河 たむらのざるそば天丼セット。太めが好きならこちらです。
中島 鮨藤 このみち50年の職人が選んだネタとシャリで握った鮨は言葉をなくす逸品。
白河 大福家 白河そばの名店 ひとつひとつが職人技 唸るのどごし。
デスクワークに疲れた時、まだ雪を被った雄大な那須連山が目に映ると一瞬ホッとします。山はいつも僕の近くにあったんだなあ。昨日は何をブレているんだ、ドンと行きなさい、と言ってました。
風の冷たさもまた今の自分にはよろし。
土のフカフカが靴底から感じられ、梅の香が漂うと春を迎えた嬉しさが込み上げます。それは、アー今年も皆元気に春が迎えられました、という心持ちです。
出張で那須甲子へ。こんなにも違うんだ〜。白樺と雪って心洗われるなあ。
