みんなKK

家族のイニシャルが4人ともKKです。今もたぶんこれからもずっと・・

11月も終わり

2011-11-30 | Weblog
 寒い日であった。福島市へ出張。小学生のうちから「なす(働く)ことによって学ぶ」場を作ってやる試みがレポートされていた。農家の子は田畑で、店の子は店で否応なしに学んだ。今は私たち大人がきっかけとして導いてやることが必要なのだ。空いた時間で働く意味を(日銭を稼ぐということだけではない)自ら求める子は逞しい。そう考えさせることも大人の仕掛けかな。

早く帰れた日

2011-11-29 | Weblog
 とても早く帰れた日は夕方、といっても5時過ぎは既に暗いが、散歩ができる。灯りのある家に車が戻ってくる。灯りがあるっていいなあ、と思う。色々な臭いがする。夕餉の香、どこかで木を燃やして風呂でも焚いているのであろうか、入浴剤の香。色々な音がする。家路を急ぐ車、もたもたしている幼子にかける母親の声、あらら棚から何か落ちたわ。犬に引かれまっすぐな視線の横から後ろからそんな生活の様子が想像できて夕方の散歩も楽しい。町が生きている、と思えた。

旧知の交わり

2011-11-26 | Weblog
 (金)嘗ての職場の同僚と旧交を温めた。かなりやりすぎてしまう。
 (土)仕事をするはずがhangover。夕方頃復活。しかしこの日も嘗ての保護者と絆を深める予定あり。しかも少し早いが誕生日のケーキまで用意してくれていた。我が家でもこんな事はなく同じ月生まれのK3,K4更にXmasに合併されてしまう。(感動だあぁ)。上は61歳から一番下がK1。皆それぞれに技を持っている職人さんばかりで同じ中学校出身。その頃からの凄まじい「生きる力」を身近に感じる時、己の未熟さを悟りつつ、よい刺激を受ける。
 いつもはもう一人大事な方がいたのだが、もうここで座を共にすることはない。全ての出会いに感謝の2日であった。

読書の秋

2011-11-25 | Weblog
 
 剣客商売は全16巻あるのだが、10冊目でいよいよ長編が登場する「春の嵐」。池波正太郎ファンは多いが、どうやら自分もそこに片足をつっこんできたようだ。作品中に老剣士秋山小兵衛が舌鼓を打つ江戸の味が登場する。腹が空いているときはもちろんだが満たされているときでも喉が鳴る。庶民的でありながら品の良さがあり、別の本でも読んだことだが、江戸の人々はかなりの食通であったことを池波正太郎自身が証し、見事に描写している。「根深汁」「鮎豆腐」「青柳と葱の酢味噌和え」「めいろし汁」「冷やし汁」等々。(わかります?想像が付きやすいでしょう・・そこがいいんです)
「包丁ごよみ」は剣客商売に登場する料理とレシピがカラーで紹介されていて、食を通して文学の世界に誘われてしまう。私自身食いしん坊であり食を探求することが好きなのだ、と最近再認している。 

読書の秋

2011-11-24 | Weblog

●嘘をつかない●見栄を張らない●愚痴を言わない 浅田次郎に学びました。昭和の香を感じたいとき、疲れたときにぼんやり読むとよい1冊です。

シベリアの捕虜生活の過酷さと生きる知恵が平易な文で書かれています。

里の秋

2011-11-23 | Weblog
●勤労感謝の日:法事:とは言え、K1父の従兄同士が顔を揃える場。K1からすれば5親等の立場の皆様で、お初にお目にかかる諸先輩方ばかり。(誰が誰だかもわからずの4時間でした)こういうのも人のつながりですから大事にしておくべきものでしょうね。
●秋も深まり、ためておいた里の秋を並べてみましょう。
(棚倉 山本不動尊)
(矢祭 矢祭山)
(白河 立石山から)
(矢吹 隈戸川)

奥州軽トラ市

2011-11-21 | Weblog
 
 月1回4時間ほど街中の道路を封鎖して、軽トラ市が開かれます。野菜から骨董品まで、だれでもお店を開けます。(確か参加料が500円だったかな)商店街を活気づけようと昨年から始まっています。発起人は明るく正義感のあるエネルギッシュな方で、町のために本当によく頑張っています。奥州軽トラ市が益々盛会になるとよいなあ、と願っています。リンゴやポップコーンを買い発起人の方と挨拶を交わすと、「買いものしてくれた人にはエコバックプレゼント!」と手作りの布のバックまでもらえました。買いものって売り手と買い手の会話があるから楽しいのですよね。

今年の目玉

2011-11-20 | Weblog
 
 市町村対抗駅伝が今年も開かれました。警戒避難区域の町村が沿道を通るとひときわ大きな声援が送られます。大学や実業団の有力選手もふるさとを元気づけようと里帰りです。K1の町の区間(4区)に、東洋大学の柏原竜二選手がエントリー。疾風の如く通り過ぎました。私とK4も「かしゃわばら~がんばれ~」とひときわ大きな声をかけました。新春の箱根駅伝がまた楽しみです。

新聞配達

2011-11-18 | Weblog
 6時前はまだ暗い。お隣さんに新聞配達をする小母さんがやってくるのが5:40~5:50。窓からその姿が見えると腰を上げるのだが、今時は自転車のライトの動きが目印である。それにしても新聞を配るのも実は大変である。ポストに入っているのが当たり前とは思ってはいけない。そこには必ず人の手が加わっている。雨の日にビニール袋一つに入れるのだって大変なことなのだ。毎日ご苦労様、とたまには声をかけたい。K1は犬の散歩途中に必ずすれ違うとき、挨拶を交わす。早起きしなければ知り合わない方だ。出会いとはこちらから動かなければ求められないものなのかも知れない。
 都会で新聞配達をしていた頃、お宅の姿から人柄が垣間見えるようになった。「毎日大変ね。頑張ってね。」門前を掃きながらいつも手渡しをしていた小母さんにお宅は、夕刊を配り終える頃、温かい雰囲気が漂っていた家で時々笑い声が路地裏に届いていた。