3月11日（東日本大震災から6年過ぎたけど）

あれからもう6年も過ぎてしまったけど、あの時の恐怖は今もハッキリと沁みついている。
地球が割れてしまうのかのような激しい大きな揺れが10分以上も続いたので、
家の柱がバキッと折れて娘と圧死するかも知れないと、ホント覚悟したっけ。

一昨日の帰宅送迎はドラミちゃんで、車中は震災から2，3日後にも関わらずデイを再開した話になった。
　・停電は一週間続いたので、暖房もなくて非常に寒かった。
　・お風呂はもちろん無しで、土鍋でご飯を炊き、お昼はおにぎりにした。
　・トイレは水道が使えたのでＯＫだったが、電気がないから便座が冷たいことこの上なかった。
　・ガソリンスタンドの行列が凄くて、車で送迎するのもガソリン入手が大変だった。
　などなど
震災当時の私はもっぱら自宅だったし、もちろんデイには通っていなかったけど、
あの時のサバイバルで大変な中、よくぞデイを開き続けたと、その献身的なご苦労に頭がさがった。
デイのスタッフ・利用者と立場は違えど、
みんな同じ釜の飯食って介護最前線で闘っている『戦友』なのだ。
強く、そう思った。

まる6年過ぎたとはいえ、まだ仮設住まいが3県で3万5千人もいる。
震災の傷跡は深い。
午後2時46分には黙祷しようと思う。