奈良県立美術館で4/7から6/24まで開催されている影絵展に行ってきました。日本の影絵作家の第一人者 藤城清治の米寿記念特別展ということで、大変な人気。昨日で入場者4万人を突破。この方の作品を初めて見たのは大分昔のロイヤルホテルのギャラリーでした。一目見るだけでこの方の幻想的で鮮やかな色彩は感動ものでした。そして今回、奈良にて殆どの作品が見れるとあって、暑い日でしたが奈良に向かいました。
月光の響き (代表作)
春のデュエット
夏 魚しました
日本や西洋の童話や聖書、実在する風景や建造物まで、描く作品のテーマの多様さは見るものを飽きさせません。作品は初期のモノクロのシンプルなものから、2012年の最新作と油彩画、水彩画など合わせて200点以上を展示しており、それは圧巻で2時間半から3時間かけて観ることになりました。藤城清治は現役の作家で精力的に今も制作や講演会などに励んでおられます。6/2、6/3と6/14、6/23には本人も来られサイン会(1時半から)をするそうです。時間のとれる方は、ぜひ観に行かれることをお勧めします。展覧会を見終わった後は、奈良公園で鹿と戯れるか、お隣の県庁の屋上(土日でもオープン)からの景色を楽しめます。