きよちゃんの趣味悠々

四季折々の「風情」(花・風景・イベントなど)を写真中心に紹介します !!

秋の巾着田・・・「ヒガンバナ」①・・・

2006-09-22 08:23:42 | Weblog
秋の彼岸に入り、早々に大宮の「青葉苑」へ親父の墓参りを済ませ、9月21日に「日本一の彼岸花・群生地」と言われている「巾着田」へ行ってきた。

高麗川が蛇行して形作られ、日和田山から見ると「巾着」に似ていることから「巾着田」の名前が付けられたとか?・・・最近はここも入場料(200円)を取られるようになったが、さすがに「観光客」が多い・・・9月21日現在で「見頃」になっているが、まだまだ「早咲き地点」「中間地点」「遅咲き」でも「つぼみ」が多く、9月末まで楽しめるのではないだろうか?

彼岸花はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、散系花序で6枚の花弁が放射状につき、一般には鮮やかな「赤色」の花であるが、茎の緑色や咲いている場所の緑色とのコントラストが人々(特にアマチュアカメラマン?)を魅了する。

学名は Lycoris radiate で、Lycoris はギリシャ神話の「海の女神」から取られたもの、radiate は「放射状」の意味がある。
日本には、中国から伝来した「帰化植物」と考えられ・・・別名の「曼珠沙華」は「法華経」の中の「梵語」に由来しているとも言われている。

「彼岸花」は鱗茎に、有毒物質の「アルカロイド」(リコリン?)を持っていることから、日本では昔から「悪い花」の代名詞になっており、「地獄花」「幽霊花」「カミソリ花」「狐花」などの「異名」で呼ばれ、嫌われることの多い「花」だった。
しかし、最近は「赤色」の美しさ、花の形の「珍しさ」などから人々に「親しまれる」ようになり、秋の「観光花?」の一つになっている。

欧米などでは、以前から日本のような「連想が働かず」、「彼岸花」の園芸種が数多く開発され赤色の他、「白色」「黄色」などの花弁を持つものが園芸種として楽しまれているようだ。


これから「彼岸花」を数回シリーズでUPしますが、今回は「群生している彼岸花」をUP・・・


「群生・彼岸花」①


「群生・彼岸花」②


「群生・彼岸花」③


「群生・彼岸花」④


「群生・彼岸花」⑤


「群生・彼岸花」⑥


「巾着田」は林の中に咲く「彼岸花」であるため、太陽光線がよく似合う?・・・花の「赤色」と「茎」や「周囲の葉」緑色とのコントラスト・・・更には「木洩れ日」が「彼岸花」に当たり、「彼岸花の赤色」を増加させる。

年間・撮影スケジュールの中で、「紅葉」も良いが、彼岸花の「赤色」もアマチュアカメラマンにとって、大きな楽しみの一つとなっているのではないだろうか?