きよちゃんの趣味悠々

四季折々の「風情」(花・風景・イベントなど)を写真中心に紹介します !!

紀伊・散策④・・・「高野山」・・・

2006-09-16 09:10:00 | Weblog
紀伊方面散策の第四回目として「高野山・奥の院」からUP・・・

「高野山」は弘法大師(空海)が816年(弘仁7年)に嵯峨天皇より「高野山・開創」の許しを得て、真言密教の「根本道場」として開いたものです。

標高1000m前後の山々に囲まれた平坦地に諸堂が立ち並ぶ姿は「蓮」の花が咲いたようであり、「八葉の峰」とも呼ばれ、内に八葉(峰)外に八葉の山々に囲まれ・・・その地形からしても、まさしく聖地としてふさわしい山々の「宗教都市」となっています。

よって、「高野山」には全ての居住環境が整っていますが、「ホテル」などの宿泊施設はなく、ここに来た(参拝または観光客)全ての人々は、各寺の宿泊施設である「宿坊」に宿泊することになります・・・当然「宿坊」の食事は「精進料理」となります。

また、「高野山」の総本山は「金剛峯寺」(コンゴウブジ)で、現在は、豊臣秀吉にゆかりのある建物を「金剛峯寺」と呼んでいますが、元来、一山の総称であり、諸堂や大門、奥の院など含めて高野山全体が「金剛峯寺」の境内と言うことになっています。

更に、「高野山」宗派を問わず参拝や観光が出来、国内はもちろん海外からも多くの参拝や観光客が訪れ、心の安らぎを求めています。


ここに「高野山・奥の院」をUPしますが、「奥の院」についてはチョットした「認識?」が必要となります。
と言うのも、高野山・奥の院の「墓碑」は良く「お墓」と呼ばれたりしますが、ここにある「墓碑」の多くは、一般の「埋葬」する「お墓」ではなく、慰霊塔(供養塔)として建てられている「墓碑」と言うことです。

今回は高野山・奥の院にある著名人の「墓碑」をUP・・・


高野山「奥の院」①


高野山「奥の院」②


高野山「奥の院」③


高野山「奥の院」④


高野山「奥の院」⑤


高野山「奥の院」⑥


この「高野山」も世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれており、毎日国内外から参拝?観光?で多くの方々が訪れています。
それにしてもこの一山が「宗教都市」(一つの市?町?)として「独立?」しているのには「驚き」ました。