ビタミンP

苦心惨憺して書いている作品を少しでも褒めてもらうと、急に元気づく。それをトーマス・マンはビタミンPと呼んだ。

歩く事と水分補給でエコノミー症候群を避ける

2021年08月27日 17時12分59秒 | Weblog

「家で歩いて」エコノミー症候群に注意

ーー感染症専門の矢野医師によるコロナ自宅療養の心得ーー

(2021・08・26 FNNプライムオンライン)

 感染症が専門の矢野邦夫医師(浜松医療センター感染症管理特別顧問)に新型コロナウイルスについてうかがいます。


◆感染者数のピークは?
Q26日の静岡県内の新規感染者数は548人でした。8月16日には感染状況について「まだ富士山の1~2合目」と答えていましたが、現在は何合目ですか。
矢野邦夫医師:
「まだ3合目。一日の感染者数は下がったようにみえるが高止まりしていて、いつまた上昇するかわからない。ピークはワクチ接種状況に左右されるので、かなり接種が進めば感染者が減ると思うが、今の段階では、どこにピークがくるかわからない。人の動きに左右されるので、外出や友人との食事などは控えてほしい」


◆緊急事態宣の効果は?
Q県内に宣言が発令されて1週間が経ちましたが、効果についてはどのように感じていますか。
矢野邦夫医師:
「新規感染者がこれまでのペースに比べ増えていないので効果があるようにみえるが、私の病院も含め臨床現場は、入院患者が増え満床に近く医療器具も不足し、緊迫が続いている」


◆自宅療養者の注意点は?
Q26日も浜松市で1人が死亡していますが、自宅療養中の場合、重症化をどう防ぎ、どのような体調の変化に注意すべきでしょうか。
矢野邦夫医師:
「このウイルスはエコノミー症候群を合併しやすい。家で安静にしていると、ふくらはぎに血栓(血の塊)ができ、それがちぎれて肺に飛んで呼吸ができなくなる。エコノミー症候群を防ぐには、まず家のなかで歩いて、歩けなければ足を上にあげるなどして、ふくらはぎに血栓ができないようにしてほしい。それと水分補給。このふたつがエコノミー症候群を避ける大きな手段」

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