ビタミンP

苦心惨憺して書いている作品を少しでも褒めてもらうと、急に元気づく。それをトーマス・マンはビタミンPと呼んだ。

新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスに比べて、5倍長い時間感染力を保ち続ける

2020年10月19日 19時16分56秒 | Weblog

皮膚付着の新型コロナウイルス 感染力9時間続く 京都府立医大
2020年10月19日 14時50分 NHK NEWSWEB

 新型コロナウイルスがヒトの皮膚に付着した場合、感染力がある状態がおよそ9時間にわたって続き、インフルエンザウイルスのおよそ5倍長い時間だったとする研究成果を京都府立医科大学のグループが発表しました。

 京都府立医科大学の廣瀬亮平助教らのグループは、ヒトの手などに着いた新型コロナウイルスがどれくらい感染力がある状態が続くのか調べるため、亡くなったヒトから提供された皮膚に新型コロナウイルスとA型インフルエンザウイルスをそれぞれおよそ10万個付着させて違いを比べました。

 その結果、新型コロナウイルスは活性化した状態がおよそ9時間にわたって続き、1時間50分ほどだったインフルエンザウイルスに比べて、5倍長い時間感染力を保ち続けることが分かったということです。

 一方、アルコール消毒の効果を調べるために新型コロナウイルスを付着させた皮膚を濃度80%のエタノールに15秒間浸したところ、ウイルスはほとんど検出されなかったということです。

 廣瀬助教は「感染防止をするためには、インフルエンザウイルスよりも消毒などの対策が重要だ。また手指のアルコール消毒の効果があることが実験でも確認できた」と話しています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息で新型コロナウイルスの感染の有無や重症化リスクを判定

2020年10月19日 04時40分11秒 | Weblog
息で新型コロナを判定 東北大と島津製作所が実用化へ
 
2020年10月16日 15時30分 朝日新聞DEGITAL
 東北大学と島津製作所は16日、息で新型コロナウイルスの感染の有無や重症化リスクを判定できる手法を開発したと発表した。患者と接触せずに検体を採取でき、1時間以内の診断も可能だという。自宅で息を集めることも想定しており、早期の実用化を目指す。
 この手法は、息に含まれるウイルス由来の成分を抽出し、島津の分析装置にかけて詳しく調べるというもの。息を集めるのに5分ほどかかるが、患者への負担が少ない。合併症の予測や、複数のウイルスを同時に測定できるなど得られる情報が多いのが特徴だ。成分を抽出する工程も自動化し、医療関係者の感染リスクも防ぐ。
 
 息には、患者の健康状態を示すさまざまな情報が含まれているという。今回のシステムを応用し、生活習慣病やがんの診断に生かすことも目指す。
 東北大学の大野英男総長は「全人類でコロナに立ち向かわなければならない中で、非常に画期的な検査法だ」。島津の上田輝久社長は「世界初の技術だ。早く実用化し、グローバルに展開したい」と話した。
 新型コロナの検査方法は、綿棒でのどや鼻の奥をぬぐって検体を採る手法が一般的だ。島津では医療関係者への感染リスクを抑えるため、つばから感染の有無を調べる方法を実用化している。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする