関ケ原
2017-09-15 | 映画
夜、高岡のイオンで、映画「関ケ原」を見てきました。友達が見たいというのでご一緒しましたが、2時間半のちょっと長めの映画でした。岡田准一が石田三成を演じ、関ケ原の合戦を描いた作品です。史実として、主役の石田三成が負けることが分かっているので、見る前から、ちょっとテンションが上がらなかったのですが、やはり残念な最後でしたね。ただ、あまり興味もなく、いい印象がなかった石田三成が、義を貫こうとした男であったことは分かりました。岡田准一が適役だったかどうかは、よく分かりませんが、乗馬や合戦の場面はすごかったですね。石田三成が惚れる忍びの女が、有村架純っていうのは、ちょっとなあと思いますが、映画としては、そういう役も必要なのでしょう。そして、なんといっても圧巻だったのは、敵軍の徳川家康を演じた役所広司ですね。彼のおかげで、ぐっと引き締まりました。貫禄があって、嫌な奴ですが、思ったより激情型のたぬき親父だったんですね。関ケ原の合戦に焦点を絞って、その前後の短期間を描いた作品ですが、画面にいよいよ合戦の日ということで、「9月15日」と表示された時には「今日じゃん!」とちょっとテンションが上がりました。旧暦とは異なるのでしょうが。