怒り

今朝は晴れていましたが、しばらくして雨が降り出し、土砂降りになりました。だんだん弱まりましたが、雨で寒い一日でした。午前中は金沢の美容院へ行きました。帰りに隣のカフェでキーマカレーを食べました。帰って、レンタルDVDで映画「怒り」を見ました。本は読んだのですが、映画は見てなかったので見てみました。本も暗かったけれど、映画も予想通り、どんより暗い気持ちになりました。でも、意外と面白かった。分かりやすくストーリーが展開して、最後まで引き込まれて見終わりました。

冒頭で起こる殺人事件。指名手配され逃走している山神は誰なのか。別々の場所でわけありの男と出会った人たち。ゲイの妻夫木聡が出会った男、綾野剛。漁港で宮崎あおいが出会った男、松山ケンイチ。沖縄で広瀬すずが出会った男、森山未來。3人の誰が犯人なのか。本を読んだのに、よく覚えていなかったので、誰が犯人だっけとドキドキしながら楽しみました。どの出演者も好演で、迫力がありました。ゲイの妻夫木くんも、少し足りない宮崎あおいも、さすがの演技でしたが、広瀬すずの体当たりな演技にはちょっと驚きました。最後、3人がそれぞれに流す涙が、つらかったです。本もそうでしたが、肝心の事件の真相にはあまり踏み込まず、3組それぞれの葛藤を描いたドラマでした。