今日は晴れて暖かくなりました。昨日は北陸で春一番が吹いたとのこと。雪の量もぐっと減って、いい感じです。夕べ、近くの友達から連絡があり、知り合いに勧められた映画を見に行こうと誘われて、今日の午前中、お互いの都合がついたので、行ってきました。「大コメ騒動」です。高岡イオンで10時20分からの回を見ました。
富山県が舞台でずっと宣伝していたので気になっていたのですが、2か月近くたってもまだ上映していたのですね。意外とたくさん人が入っていて驚きました。大正時代に富山県の海岸部で発生した「米騒動」を描いた作品です。お米の値段が高騰し、おかか(女房)たちは米俵を必死で運び家計を助けますが、高騰は止まらず、ついに我慢の限界を超えて米騒動を起こす、という話です。
貧しく、日に焼けたおかかたち。その中心人物を演じたのが井上真央です。なぜ彼女はこの役を引き受けたのかと思うくらいに、真っ黒な顔で体当たりな演技をしていました。おばば役は富山県出身の室井滋。室井滋は当然、富山弁もうまいのですが、井上真央や他の役者さんたちも、思ったより富山弁が自然で、違和感がありませんでした。富山県出身の立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵らが友情出演していました。
監督は本木克英だったのですね。史実に基づいているからか、思ったほどは盛り上がりませんが、それでも強いおかかたちの戦いにスカッとした気分で見終わりました。富山県民としては、やはり見ておいて良かったです。最後の歌が「米米CLUB」が歌う「愛を米て」だったのは笑えました。
映画の前に友達が「星乃珈琲店」でケーキセットをご馳走してくれ、少し前の誕生日を祝ってくれました。ありがとう。イオンもたくさんの人でにぎわっていました。天気もいいし、みんな出かけているのですね...。パン屋「VIVIR」でパンを買い、ミスタードーナツでドーナツを買い、13時半には帰ってきました。午前中半日でしたが、往復の車内でたくさん話もできたし、充実した楽しい時間を過ごしました。