今日は雪が降り続きました。どんどん降る雪を暖かい部屋の中から眺めて過ごしました。窓からの雪景色が額縁絵画のようです。今日は一日、家で仕事しました。
図書館で借りて、小川糸の「ライオンのおやつ」を読みました。人気があって、予約して借りるまで結構待ちました。33歳で癌で余命宣告を受けた女性が、瀬戸内海のレモン島のホスピス「ライオンの家」で過ごし始めるところから物語が始まります。重いテーマですが、とても暖かい文章で、涙しながらも一気に読み終えました。不思議と「なんか、そうだろうなあ」という感じで、とても納得しながら読みました。あれこれ思いを巡らしつつも、多くを語りたくない、そんな気分になる素敵な本でした。読んで良かったです。