今日は雨で寒いです。今日は一日、家で仕事しました。図書館で借りて望月菜南子の「1は赤い。そして世界は緑と青でできている。」を読みました。不思議なタイトルに惹かれて借りてみました。
小さい頃から、文字や数字に1つずつ色を感じながら暮らしてきた著者。17歳でそれが「共感覚」と呼ばれるものであると知ります。共感覚の感じ方や見え方が、いろいろ書かれています。なるほど、そうなんだ、と思いつつ、共感覚の紹介で終わった感じもありますが、どうして自分の名前は男の子みたいな色なんだろう、と思っていたなんて面白いですね。九九も色で覚えたとか、便利なこともあるみたいです。
自分にとっては色が見えるのが当たり前で、まさか他の人が見えていないとは思いもしなかった著者が、ある出会いで気づくことができたのはすごいことですよね。自分が見えている世界、感じている世界は、他の人とは違うかもしれない、というのはすごいことです。