日日是好日
2019-03-05 | 本
今日は久々にいい天気。気持ちいいです。今日は家で仕事しました。図書館で借りて、森下典子の「日日是好日」を読みました。樹木希林の映画が気になっていたのですが、本を読んでみました。「お茶が教えてくれた15のしあわせ」という副題がついている通り、15の章から成っています。なんとなく習い始めた茶道、所作の意味が分からず質問しても、「とにかくこうするの」と言われるばかり。毎回新しいことを覚えなければならず、そのたびに教えられ、注意され、ひたすら言われた通りに動かしていく。そんなお茶の何が面白いのか。著者が25年間続けた茶道の中で、気づいたこと、知ったこと、分かるようになったこと、感じるようになったこと、そんなことが淡々と書き連ねてあります。著者自身が迷い戸惑った経験を元に書いてあるので、押しつけがましいこともなく、しみじみと気持ちよく読み進みます。私も茶道をかじったことがあるので、ちょっと分かる部分もあり面白かったです。解説にもありましたが、これは茶道の本というより、生き方の本という感じですね。映画も見て見たくなりました。