今日は雪がちらつく寒い一日でした。箱根駅伝を見た後、甥っ子が顔を出してくれたので、お年玉をあげました。妹も来る予定でしたが体調が悪いようです。元気になるといいのですが。かなり前に知り合いにもらった本ですが、ようやく読み終えました。シドニィ・シェルダンの「ゲームの達人」上下巻です。シドニィ・シェルダンはよく広告で見かけるので、一度読んでみたいとおもっていました。事件を解く推理小説かと思ったら違うのですね。壮大な一族の物語でした。
最初は、貧乏な少年が一攫千金を夢見てゴールドラッシュの地へ向かい、過酷な目に会いながらも大金を手に入れる冒険劇です。次は貧乏だった時にひどい目に合わせた人への復讐劇。その延長線上で子供が産まれますが、その娘が敏腕社長となり会社を大きくします。さらにその息子は経営者に向かないばかりに悲惨な末路をたどります。そして、さらにその娘、敏腕社長の孫娘は双子なのですが、一人は冷血漢で、壮絶な相続争いが繰り広げられます。何代にも渡る物語です。展開は面白くてひきつけられますが、えげつないバトルも多くて、なかなかに気分が悪いです(笑)。まあ、娯楽小説としては面白く、長編ですが、あっという間に読み終わりました。でも、シドニィ・シェルダンはもう読まないかな。