きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

お父さんと伊藤さん

2017-06-13 | 映画


曇り時々雨。寒かった。今日は授業参観でした。お父さん、お母さんに見てもらって、子どもたちは嬉しそうでした。見た映画がたまっていくので、今日は続けて3本分アップします。レンタルDVDで映画「お父さんと伊藤さん」を見ました。上野樹里演じる彩は34歳、リリー・フランキー演じる恋人の伊藤さんは54歳、藤竜也演じるお父さんは74歳。その3人の物語です。もっとコミカルで笑える映画かと思ったら、意外とシリアスで切ない映画でした。バイト暮らしの伊藤さんと気ままな同棲生活を送る彩のところに、兄夫婦とうまくいかなくて追い出された彩の父親が転がり込んできます。うるさくてわがままな父親にうんざりしながらも、兄嫁とうまくいかない父親を追い返すこともできません。飄々とした伊藤さんは、父親ともうまくつきあってくれます。リリー・フランキーがとてもいい味を出していて、唯一人、他人の存在として、親子の厄介な感情をうまく操って、淡々と仲裁役を果たしてくれます。老人は、たとえ健康であっても、介護問題は切実ですね。父親と3人での暮らしを考える伊藤さんと彩、一方、老人ホームへの入居を決めた父親。はっきりとした結末は描いていませんが、どんな暮らしを選んだとしても、これからも大変だろうな、親子は厄介で切ないなと、なんだかしんみりと見終わりました。3人がとても上手で最後まで面白く見ることができました。

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ミュージアム

2017-06-13 | 映画


レンタルDVDで映画「ミュージアム」を見ました。怖そうな映画だったので迷いましたが、見てみました。漫画が原作とのことですが、過激で恐ろしいサスペンス映画でした。雨の日に起こる猟奇殺人事件。この殺人方法がかなりグロテスクで恐ろしくて、目を覆いながら見ました。刑事役の小栗旬を中心に、警察は犯人を追いますが、復讐だと思った犯人の本当の動機が不気味で、犯人の背負うものも不気味で、途中の対決もかなり悲惨で、とにかく見ていてつらい映画でした。犯人のカエル男を演じたのは妻夫木聡ですが、正直、妻夫木くんでなくても良かったのではないかと思うくらい、人相が違っていました。怖いけれど先が気になって、最後まで見て、やっと少しほっとしました。見て良かったとは思いますが、映画館の大画面で見なくて良かったです。

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最高の人生の見つけ方

2017-06-13 | 映画


レンタルDVDで映画「最高の人生の見つけ方」を見ました。10年前の映画ですが、ふと目にとまって借りてみました。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演の映画です。ジャック・ニコルソン演じる大金持ちの実業家エドワードと、モーガン・フリーマン演じる実直な自動車整備工カーター。二人は病室で出会い、ともに余命半年と宣告されます。カーターが死ぬまでにやりたいを書いたリストを、エドワードが財力を使って一緒に実現させるべく、二人は人生最後の旅に出ます。スカイダイビングとかカーレースとか、あれこれ無茶をして楽しむ中ではぐくまれる友情。旅を終えて、死を迎えるまでの二人の暖かいやりとり、そしてリストを一つずつ消していくことで描かれる幸福感。97分の短めの映画だったし、悲しいテーマなのに、晴れやかな気分にさせてくれました。こういう映画もたまにはいいですね。


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