青天の霹靂
2014-06-22 | 本
今日は雨のち曇り。午前中は家でのんびりして、午後は父と一緒に母の病院に行ってきました。図書館で借りて、劇団ひとりの「青天の霹靂」を読みました。本が出た当初は、1冊目の「陰日向に咲く」はすごく売れたけれど、2冊目の「青天の霹靂」はそうでもなかった、という話を聞いて、なんとなく読む気がせず、読んでいませんでした。でも、最近、映画化されたので、よく目にする機会があり、やっぱり読んでみようかな、と思って手に取りました。
パッとしないマジシャンの主人公。生まれた時から母はおらず、冴えない父とは絶縁状態。あるとき、過去にタイムスリップして、若い頃の父と母に会う。この辺は、映画の宣伝で少し知っていた通りでしたが、結末がどうなるのかなあと思っていたら、なるほど、という気持ちのいい終わり方で、気分がほっこりしました。とにかく読みやすい本でした。文章もすんなり読めるし、話の続きも気になって、2日間でさっと読み終わりました。読後感も良かったし、さらっとした感じではありますが、気軽に読めて面白かったです。読んで良かったです。