SOSの猿

今日は、昼間は晴れました。図書館で借りて、伊坂幸太郎の「SOSの猿」を読みました。なんとなく、表紙の写真にひかれて借りました。ひきこもりの子供を持つ母親から相談を受けた、悪魔祓いをする男の話と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男の話と、2つの話が交互に語られます。いつしか2つの話が交わることで、話が展開し、解き明かされていきます。孫悟空がキーワードとなり、不思議な伊坂ワールドが展開します。登場人物が興味深くて、どんどん読み進みました。普通に面白い話でした。