「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

山本五十六元帥海軍大将を振り返る<2023年8月

2023-08-05 20:01:06 | 歴史

旧日本海軍、乱数表を使い回し 山本巡視電は指示に反する運用 米が暗号解読、長官機撃墜・機密解除史料
2023年08月04日08時00分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023080300722&g=soc

この記事は、アメリカの公文書を細かく読んでこの事実を解明しました。
しかし、戦時中から疑われていたことで敢えて旧日本海軍が無視していた経緯があります。外務省暗号も同じです。外務省暗号については、ドイツ側から情報漏洩のリスクが指摘されていたにも関わらず無視しました。

そしてそれを関係者への取材から丹念に調査してそれを本に書いた人がいます。アメリカ側の関係者に取材して具体的にどのようにして暗号を解読したのかを調査していました。

その本が・・
情報戦の敗北―なぜ日本は太平洋戦争に敗れたのか
(PHP文庫) 文庫 – 1997/3/1
暗号に敗れた日本 太平洋戦争の明暗を分けた米軍の暗号解読
原 勝洋 (著), 北村 新三 (著)

どちらかだと思います。

山本五十六海軍大将は1943年4月18日ラバウル基地を発進後、アメリカ海軍戦闘機の待ち伏せ攻撃を受けて戦死しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%85%AD

その経緯は、上記に詳しく書かれています。もうその時は海軍暗号はアメリカ側に完全に解読されており、アメリカ軍は事前に衝撃計画を立てて最終的にアメリカ海軍情報局は4月17日に正確な日次・コースを把握し太平洋艦隊情報参謀エドウィン・レイトンが即断して南太平洋方面軍司令官ウィリアム・ハルゼーに対する命令書を作成したとあります。
前日に情報を探知して、当日急には出来ませんから重要人物がラバウル基地に来て移動する情報は早いうちにアメリカ側が探知して事前に襲撃計画を立てていたと思います。

※山本五十六元帥海軍大将については、日本海軍の名将の評価があるのではないでしょうか?

しかし、おそらく一番評価の高いハワイ真珠湾攻撃は、ほぼ奇跡を頼りにした丁半博打戦術です。あまりにもアメリカ海軍が怠慢であったために日本海軍の連合艦隊のハワイ接近を探知できなかったためです。もし、探知されたら壊滅に近い損害を被ったと思います。

開戦直後、取るべき戦術ではありません。外れたら、即負けですから、絶対に採用してはならない作戦計画です。

その後、日本海軍は勝ち続けます。それはアメリカ海軍の準備不足と日本海軍と海軍戦闘機部隊に対する研究不足によるものです。日本海軍は勝ち続けた理由は、開戦前に徹底的な訓練をして戦争に備えていた点にあります。戦闘艦であれ海軍機であれ訓練は十分、アメリカ側の兵士とは比較にならない戦闘力を発揮した結果です。

大本営や海軍参謀本部が優れていたからでは、ありません。

そして奇跡のようなフィリピンのアメリカ軍航空基地におけるアメリカ軍戦闘機部隊の壊滅がありました。

ハワイ奇襲されるの連絡は、当然フィリピンのアメリカ軍航空基地に伝えられました。当然、各基地から全機飛び立ち、今や遅しと日本海軍機の襲撃を待ち受けていました。

日本海軍側の出撃基地である台南基地では?
夜中から出撃準備が始まり早朝には、フィリピン上空に到達する予定でした。
ところが?
燃料と爆弾を一杯に積載した一式陸攻が離陸に失敗して大破炎上しました。滑走路が使用できるようになったのは昼頃だそうです。
基地の司令部は「どうしよう?」と相談したそうです。
「どっちにしても行くんだから今日行こう」
と言うことで話がまとまり、出撃してフィリピン上空に到着したのが昼過ぎでした。

そうなると、アメリカ軍の戦闘機は燃料が足りなくなります。全機、一斉に飛び立ったものだから全機一斉に燃料が不足し、地上で燃料補給している時に、たまたま日本海軍の襲撃部隊が到着しました。

こうしてアメリカ軍フィリピン基地の戦闘機や爆撃機は、1日にして壊滅しました。

これが日本海軍が、開戦後圧倒的に勝ち続けた本当の理由です。特にフィリピン基地の件は、実際に襲撃に参加した日本海軍のエースパイロットの阪井三郎氏が手記の中で詳しく述べています。

超半博打と2回はない大まぐれが、初戦大勝利の理由です。

※途中省略し、ミッドウェー海戦を考えます。
1942年(昭和17年)6月5日から7日、ミッドウェー島周辺で行われたミッドウェー海戦は、日本海軍のボロ負けすぎる完敗でした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E6%B5%B7%E6%88%A6

おそらく世界の大きな海戦を見ても、まれにも見ない愚かすぎる作戦でした。
◎作戦自体が机上の空論です。
◎作戦目的が2つあり最後まで、どちらなのか徹底されませんでした。
◎作戦の海域が遠すぎて、そもそも日本海軍の行動可能範囲を遥かに超えています。
◎アメリカ海軍の戦力を過小評価しすぎています。だから、こんな無理な作戦を実行しました。

アメリカ海軍との遭遇戦になり激戦でしたが、地上の航空戦力がある分アメリカに分があったようです。結果、日本海軍は空母全部とそれに搭載していた戦闘機や攻撃機の全機、そして何より大切な多くのベテランパイロットを失いました。日本海軍の機動部隊のほとんどが、人員を含めて壊滅したと言えます。

このような日本の基地から遠く離れた補給もまともに出来ないようなアメリカ軍の支配下にある海域で全力投球した博打作戦は、ボロ負けの目が出ました。

簡単に言うと、真珠湾では博打の目が日本の勝ちに出て、ミッドウエーでは負けの目に出たことになります。

だから、そのようなリスクのある作戦に機動艦隊の全戦力と言えるような戦力を投入する作戦は、してはならないのは当然です。

もし、必要があるならば日本の勢力圏の中、または近くで行うべきであるのは、普通にわかることです。

そのような作戦計画を主導した山本五十六元帥海軍大将は果たして名将であるのかどうか?

私は、大きな疑問を持っています。もし他に海軍の作戦計画を主導する大将がいたら、違う作戦を考えたかもしれません。

ミッドウェー海戦の敗北が、その後の日本海軍の敗北を決定したと言えます。それを主導した大将は批判があって当然だと思います。海軍参謀本部にも大本営にも同じ批判は、あるにしても不要な大海戦であるミッドウェー海戦を主導した落ち度は、大きいと思います。

乃木希典大将の事を思い出します。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」に詳しく、当時の事情が書かれています。
そこには陸軍の乃木希典大将と海軍の東郷平八郎元帥が出てきます。
山本五十六元帥海軍大将は、東郷平八郎元帥には全く似ておらず、乃木希典大将に共通する部分が見えるように思います。

そもそも負け戦の原因を作った将軍が評価されること自体がおかしいと思いますし、作戦計画も誤ったものであるなら評価はありません。

※あり得ないだろう!と思える事。
『日本へ帰還後の作戦研究会でも「屍に鞭打つ必要なし」として、大敗北の責任の追及や敗因研究が行われることはなかった。7月12日、山本以下連合艦隊司令部参謀達(宇垣は参加せず)は料亭で宴会を行い、着任したばかりの土肥一夫少佐によれば一同何事もなかったかのように陽気であったという。』

つまり?大敗北について誰にも責任は、なかった事になります。落ち度もありませんでした。


翔平君40号も4回無失点降板<2023年8月

2023-08-05 19:59:41 | スポーツ

大谷翔平3度目けいれんで緊急降板 原因は「一番は疲労」も「できるなら全部出たい」/一問一答
[2023年8月4日14時54分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308040000580.html

2打数2安打40号ホームラン1打点2四球

打つ方は完璧でしたが、試合はクローザーがまさかの満塁ホームランを打たれてエンゼルスは逆転負けでした。

気になるのが、最近たびたび起こるケイレンです。
やはり疲労が蓄積しているせいだと思いますので休養してほしいと思います。無理をして大きな故障をしてからでは遅いです。

打率310 3位
打点82 2位
ホームラン40 1位

今、打撃はこのような成績です。長いシーズンも110試合が終わり残り52試合(全162試合)になりました。プレーオフの可能性もまだ残っています。それを考えても体を大事にしてほしいと思います。

翔平君のキャリアハイ
打率2019年286
打点2021年100
ホームラン2021年46
出塁率2021年372

今年は、全部更新すると思います。打率などむしろ移籍1~2年目の方が高かったです。打者としては、5年かかってやっと上達してきたところです。キャリアのピークは、これからですから、その意味からも体を大事にしてほしいと思います。


ロシアで発生している電話の特殊詐欺とは?<2023年8月

2023-08-05 19:57:19 | ロシアと周辺国

ロシアで徴兵事務所に放火相次ぐ…露FSB「ウクライナが電話で特殊詐欺」主張
2023/08/03 23:32
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230803-OYT1T50313/

※ロシア語の独立系メディア「メドゥーザ」とは、ロシアのマスコミ関係者が亡命しラトビアに拠点を置き活動しているニュースサイトです。主にロシア国内に正しい情報を伝えることを目的としており情報としては、信頼性が高いと思います。

「7月29日から8月2日までの5日間で、ロシア国内の徴兵事務所や関連施設への放火や放火未遂が少なくとも28件発生したと報じた。」

実は去年の中頃もかなり発生しました。その後、あまり聞かなかったのですが急に起きるようになりました。

名前を使われた「連邦保安局」(FSB)は、ウクライナによる「特殊詐欺」と主張しているようです。どうも年末頃からそのような事件が起きていたようです。

電話を使って「連邦保安局」から放火を強要された・と言っているのは、「メドゥーザ」です。

「金融機関の職員を名乗る人物らから電話で徴兵事務所に放火するよう誘導されたという。」このような話もあります。

ロシア国内の事件の難しいところは、犯行筋が大体三通りあり、誰なのか分からない点にあります。

まず、「連邦保安局」の自作自演があります。
次にウクライナ筋があります。
最後にロシア国内のパルチザンがいます。

「連邦保安局」の自作自演が疑われるケースでは、軍事ブロガー爆殺事件がありました。これは小さな像に高性能爆薬を仕込んでおり爆発物のプロでないと作れません。そんなのをパルチザンが作れるかと言うと疑問です。
過激民族右翼の娘の爆殺事件もありました。これは車爆弾でしたので、どうやって仕掛けたのかが疑問です。普通、「連邦保安局」が見張っています。両方ともやたら早く犯人が特定され、軍事ブロガーのケースは犯人はその場にいました。

今回は、徴兵事務所や関連施設への放火ですから電話が使われていなければ、パルチザンだと思います。

しかし、電話を使って強要し、それを「連邦保安局」がウクライナの仕業にしようとするので怪しくなります。話がややこしくなるほどに、誰がやったのか分からなくなるのがロシアで起きる事件の特徴です。

ややこしくすればするほど、「連邦保安局」が何か謀略をやっているのではないか?と疑われてしまいます。結局、疑心暗疑を生んで誰も信用できなくなります。

結局、真相は不明ですが・・
ロシア国内には、電話を使って「連邦保安局」を名乗って放火を強要する輩がいるのは、確かなようです。「連邦保安局」には逆らえないから強要された人は、仕方なく実行する・と言うような流れです。普段から「連邦保安局」がロシア国民に悪行を働いているから、このような事が起きます。

アメリカだったらCIAやFBIが放火を強要したって誰も聞きませんよね?警察に通報すると思います。ロシアだから、こうなってしまします。

さっぱり結論がまとまりませんでしたが、元々意味不明な話なので仕方ありません。


サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会<2023年8月

2023-08-05 19:55:34 | スポーツ

日本では、あまり人気がないようですがヨーロッパでは人気があるようです。

いつもは、どうなのか分かりませんが今回、決勝トーナメントに勝ち上がった国にはハプニングがあります。

コロンビア(世界ランキング25位)
ナイジェリア(世界ランキング40位)
ジャマイカ(世界ランキング43位)
南アフリカ(世界ランキング54位)
モロッコ(世界ランキング72位)

上から順にランキング上位20まで。
アメリカ合衆国>ドイツ>スウェーデン>イングランド>フランス>スペイン>カナダ>ブラジル>オランダ>オーストラリア>日本>ノルウェー>デンマーク>中国>アイスランド>イタリア>韓国>オーストリア>ベルギー>スイス

ランキングの低い国が、これだけ勝ち上がりました。モロッコは、男子が4位でしたからその勢いで勝ち上がったのかもしれません。ジャマイカなんか男子の大会では、1998年以来見ていません。日本が初出場して、負けましたね。3戦全敗でした。それを思うと男子チームは進歩しました。今、ベスト16が普通になりました。

女子チームの過去の戦績は?
1991年:グループリーグ敗退(中国)
1995年:8強(スウェーデン)
1999年:グループリーグ敗退(アメリカ)
2003年:グループリーグ敗退(アメリカ)
2007年:グループリーグ敗退(中国)
2011年:優勝(ドイツ)
2015年:準優勝(カナダ)
2019年:16強(フランス)

最初のうちは、ボロ負けでしたが、最近は男子より強いですね?さすがです。

決勝トーナメントの組み合わせ。
スイス(20位)VSスペイン(6位)
オランダ(9位)VS南アフリカ(54位)
日本(11位)VSノルウェー(12位)
スウェーデン(3位)VSアメリカ(1位)
オーストリア(10位)VSデンマーク(13位) 
フランス(5位)VSモロッコ(72位)
イングランド(4位)VSナイジェリア(40位)                                                                                 
コロンビア(25位)VSジャマイカ(43位)

日本は、8月5日運よく似たもの同士のノルウェーとの対戦です。
その次がスウェーデン(3位)VSアメリカ(1位)の勝者と8月11日に対戦します。これは最大の激戦です。ランキング1位か3位との対戦です。ここで勝てば、優勝もあり得ます。予選でランキング6位のスペインに4-0で快勝しています。
8月15日が準決勝。
8月20日決勝。

準々決勝のスウェーデンVSアメリカの勝者との対戦が最大の山場で、ここで勝てれば2回目の優勝も見えてきます。少なくとも男子よりは、期待が持てます。

※今回は、強い味方がいます。
W杯優勝へ「料理で力になりたい」 なでしこジャパン専属シェフ西芳照さん(福島県広野町) 20日に開幕
2023/07/06 09:11
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230706108506

専属シェフとして帯同する西芳照さん(61)
男子のチームには、毎回帯同していると思いますがカタール大会で引退だそうです。女子チームは、これが初めてだそうです。日本サッカー協会も何をやっているんでしょうね?
でも、おいしい料理を食べたら実力を発揮できそうですね?

<歩みをとめない者たち>
料理人・西芳照がサッカー日本代表と故郷に注ぎ続ける愛情。
posted2018/06/21 11:00
https://number.bunshun.jp/articles/-/831038


欧州サッカー>日本人選手の去就<2023年8月

2023-08-05 19:54:10 | スポーツ

さて、欧州サッカーも間もなく開幕します。
(1)新チームに移籍が決まったのが、FW上田綺世選手。
昨シーズンは、ベルギーのセルクル・ブリュージュで活躍して22得点を叩き出しました。
オランダ1部リーグのフェイエノールトからオファーが来て移籍が決まりました。
5年契約で、クラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ(約15億円)+出来高と言う内容で、フェイエノールトの評価は高いです。それは5年契約にも表れています。
その前に鹿島から移籍金130万ユーロ(当時約1億8200万円)でセルクル・ブリュージュが獲得しました。
たった1年でクラブに10倍近い利益をもたらしました。
こんな例は、アーセナルの冨安健洋選手以来です。

フェイエノールトは昨シーズン、リーグ優勝しており今シーズンはチャンピオンズリーグに出場します。欧州に行って2年目でチャンピオンズリーグ出場の、ビッグチャンスが巡ってきました。新チームでレギュラー争いに勝って大きな舞台で活躍してほしいと思います。

(2)ブンデス・シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝
オランダ1部アヤックスが移籍金1200万ユーロ(約18億円)オファーが提示したところ、シュツットガルト側が拒否しました。
「テレグラフ紙は伊藤の市場価値を1600万ユーロ(約24億円)と見積もっている」
オランダリーグは、あまり予算がないのかもしれませんが大分、金額が低すぎてあっさりシュツットガルトが断りました。6億円差があれば、無理だと思います。

(3)鎌田大地(26)
ACミランの話が流れて移籍先が決まりませんでしたが、セリエのラツィオがオファーを出したようです。金額的には、それほど違わないと思います。ラツイオはリーグ2位でチャンピオンズリーグ出場も決まっています。むしろチームとしては、ACミランよりラツィオの方が強いですからこっちの方が、いいと思います。鎌田大地選手の実力があれば、どこのチームに行ってもレギュラーにはなれると思います。地味だけどヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグの大舞台には、めっぽう強いですから活躍してくれると思います。

(4)モナコMF南野拓実(28)
南野拓実選手は不運に泣かされましたね。
本来ならどんどん成長するべき時をリバプールのベンチで過ごしました。
2021~2022シーズンは、ほとんど出番がなくカップ戦要員でしたが20試合に出場して10得点しています。
クロップ監督に泣かされました。選手をたくさんかき集めて11人で固定してしまうから、それ以外の選手は全員ベンチ要員になります。

昨シーズンは、モナコに移籍しましたが不本意な一年でした。
今年モナコの新監督にオーストリア人のアドルフ・ヒュッターが就任しました。フランクフルトの監督をしていた時代もあります。
ザルツブルクで2014─15シーズンにリーグとカップの国内2冠を達成しました。
その時?
「ザルツブルクではC大阪加入直後で当時19歳だった南野を指導し、半年間でリーグ戦14試合に起用していた。」

そうです。南野君が最初にヨーロッパに移籍して指導してくれた監督が、ヒュッター監督です。ヒュッター監督も南野君もそれぞれ違う道を歩いて、また同じチームで監督と選手として再会しました。多分、南野君を一番理解している監督だと思います。

これを良いきっかけにして南野君には輝きを取り戻して欲しいと思います。まだ29歳、老け込む歳ではありません。自分を評価してくれる監督のいるチームに行くか、行かないかは大差です。その意味で本当に監督に恵まれなかったと思います。香川真司の事を思い出します。


大谷翔平君が、ホームラン打者伝説の仲間入りする条件<2023年8月

2023-08-05 19:52:42 | スポーツ

大体、近い例では以下のようになっています。

(1)ハンク・アーロン
30HR以上15年
40HR以上8年
50HR以上0
通算755
単年最高44
首位打者:2回(1956年、1959年)
本塁打王:4回(1957年、1963年、1966年、1967年)
打点王:4回(1957年、1960年、1963年、1966年)

(2)バリー・ボンズ
通算762
単年最高73
30HR以上14年
40HR以上8年
50HR以上1年
首位打者 2回:2002年、2004年
本塁打王 2回:1993年、2001年
打点王 1回:1993年

(3)アレックス・ロドリゲス
30HR以上15年
40ホームラン以上8年
50HR以上3年
通算696本
単年最高57本
首位打者:1回(1996年)
本塁打王: 5回(2001年、2002年、2003年、2005年、2007年)
打点王:2回(2002年、2007年)

(4)アルバート・プホルス
通算703
単年最高47
30HR以上14年
40ホームラン以上7年
50HR以上0
首位打者:1回(2003年)
本塁打王:2回(2009年、2010年)
打点王:1回(2010年)

大谷翔平君はメジャーデビューがやや遅いですから、年間30HR以上の年数は無理だと思います。
年間40本以上が主な基準になるでしょう。
7~8年40ホームラン以上が必要条件です。
ホームラン王も最低2回は必要です。

しかし、翔平君が達成しやすい数字があります。
年間50HR以上の記録です。
これは、かなり難しい記録です。
A・ロドリゲスでやっと3回です。
他は、0~1です。

だから私なりに考えるホームラン打者列伝に加わる基準は?
①年間40HRを7~8回達成する。
②年間50HRを1回以上達成する。
③ホームラン王を2回以上達成する。

歴代のホームラン打者列伝に名を連ねるには、このような記録が必要だと思います。特に年間50HRとホームラン王の回数が欲しいところですね。
年間50HRはベーブ・ルースでさえ4回しかありません。
最強ホームランバッターを比較する分かりやすい数字です。それくらい年間50本ホームランを打つのは難しいことです。

もしこれを示現したら(その部分だけ)ベーブ・ルースと肩を並べることが出来ます。
現役で達成しているのは、アーロン・ジャッジが2回です。

翔平君は、今年1回目に挑戦中です。

※今年は、既に39本打っていて3年連続30本以上を達成しました。これだって、かなり難しいことです。これから年数が伸びるに比例してこの記録は続くのではないかと思います。

ちなみに去年までで・・
アーロン・ジャッジ
通算7年ホームラン220本 ホームラン王2回
年間50HR 2回
翔平君
通算5年ホームラン127本
40HR 1回

ジャッジに追いつくには、まだまだ頑張らなくてはなりません。


欧州サッカー>サウジ・リーグに続々と集結する有力選手たち<2023年8

2023-08-05 19:51:01 | スポーツ

ヨーロッパ4大リーグの大物選手たちのサウジ移籍がニュースになっていますが、その全体を知ると驚くと思います。

今、サウジリーグでプレーする選手と移籍の決まっている主な選手。

リバプールのファビーニョ(ブラジル代表)
・リヴァプール(イングランド)

リバプールの主将ジョーダン・ヘンダーソン(元イングランド代表)
リヴァプール(イングランド)

サディオ・ マネ(セネガル代表)
リヴァプール(イングランド)
バイエルン ミュンヘン(ドイツ) 

チェルシーのヌゴロ・カンテ(元フランス代表)
・チェルシー(イングランド)


リバプールのロベルト・フィルミーノ(元ブラジル代表)

クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)(元ポルトガル代表)

カリム・ベンゼマ(アル・イテハド)(元フランス代表)
・レアル マドリード(スペイン)


カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル)(元セネガル代表)
・ナポリ(イタリア)
・チェルシー(イングランド)

エベル・バネガ(アル・シャバブ)
・ポルト(ポルトガル)
・ウルヴァー ハンプトン(イングランド)

ルベン・ネヴェス(ポルトガル代表)
・ポルト(ポルトガル)
・ウルヴァー ハンプトン(イングランド)

ダビド・オスピナ(アル・ナスル)

タリスカ(アル・ナスル)

ジョタ(元フランス代表)
・レアル マドリード(スペイン)
・セルティック(スコットランド)

ミリンコヴィッチ=サヴィッチ(セルビア代表)
・ヘンク(ベルギー)
・ラツィオ(イタリア)

エドゥアール・メンディ(セネガル代表)
・スタッド ランス(フランス)
・チェルシー(イングランド)

マフレズ(アルジェリア)
・レスター(イングランド)
・マンチェスター シティ(イングランド)

ブロゾビッチ(元クロアチア代表)
ディナモ ザグレブ(クロアチア)
インテル(イタリア)

ルイス・グスタボ(元ブラジル代表)
・バイエルン ミュンヘン(ドイツ)
・マルセイユ(フランス)
・フェネルバフチェ(トルコ)

バネガ(元アルゼンチン代表)
・バレンシア(スペイン)
・インテル(イタリア)
・セビージャ(スペイン)

クリホビアク(ポーランド代表)
・セビージャ(スペイン)
・パリ サンジェルマン(フランス)
・AEKアテネ(ギリシャ)

キム・スンギュ(韓国代表)
・ヴィッセル神戸(日本)
・柏レイソル(日本)

※リバプールの選手が多いのは、監督のクロップの選手起用に不満を持つ選手が多いためだと思います。有力選手をかき集めるのに出場機会を与えず、メンバーを固定してしまいます。だから、先発11人以外は全員不満を持ちます。そしてリバプールも制度疲労を起こして去年から低迷しています。

それ以外の選手は、キャリアの終わりに近い選手が多く、やはり高額のオファーが魅力なのであろうと思います。

クリスティアーノ・ロナウドは、もうプレーしています。
有力な選手では?

ロベルト・フィルミーノ
サディオ・ マネ
(この2人は、世界最強と言われたリバープールの3トップを形成しました)
ヌゴロ・カンテ
カリム・ベンゼマ

この辺りは、超一流です。他にも一流や中堅の選手ばかりです。もうすでにサウジの上位5チームは、ヨーロッパの4大リーグの中位~下位のチームとなら互角に試合が出来そうです。

お金のある国に選手が集まるのは、昔からです。以前スペインに金がうなっていたころは、レアル・マドリーが世界中から超一流選手をかき集めて「銀河系集団」と言われた豪華絢爛たるチームを作りました。

今は、プレミアのビッグ・クラブが選手をかき集めています。

今のところ、サウジに行くのはピークを過ぎた選手が多いです。でも今年は、ピークの選手も移籍しました。やがて、そんな選手が増えていくかもしれません。

サウジの目的は世界最高レベルのリーグを作る事だと思います。そのための費用は惜しまないでしょう。

そうした上でチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグへの加盟を目指すと思います。

調べてみて驚きました


アメリカ一の太っ腹女であることを証明した地震女のテイラー・スウィフト<2023年8月

2023-08-05 19:49:31 | アメリカ合衆国

テイラー・スウィフト、全米ツアー貢献のトラック運転手に1400万円のボーナス
2023.08.03 Thu posted at 13:04 JST
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35207373.html

トラック運転手は10万ドル(約1400万円)の小切手でした。他にもケータリングやビデオ、オーディオ、照明などを担当したスタッフも、もれなくボーナスをもらったようです。

ほんと、太っ腹ですね!

地震の話
テイラー・スウィフト「シェイク・イット・オフ」で地面が揺れた M2.3を観測
2023.07.28 Fri posted at 12:41 JST
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35207131.html

あるいは、この地震が影響しているのかもしれません。

※ブチ切れ女(カーディ・B)
観客から液体浴びせられたラップ歌手、マイク投げて反撃 米ラスベガス
2023.07.31 Mon posted at 12:37 JST
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35207203.html


(アメリカ)トランプ前大統領3回目の起訴<2023年8月

2023-08-05 19:47:56 | アメリカ合衆国

【解説】 トランプ前大統領の3度目の起訴、なぜこれまでより深刻なのか
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66391474

トランプ前大統領、3度目の起訴 大統領選の結果を覆す試みで
2023年8月2日
https://www.bbc.com/japanese/66380089

トランプ前米大統領、選挙めぐる起訴を強く非難 出廷の前日
https://www.bbc.com/japanese/66391469

トランプとプーチンは、酷似しています。
両方に共通するのは、自分の非を一切認めずひたすら自分以外を非難します。そこに合理性はありません。自分が法律を超越した存在だと主張する点も同じです。
つまり、それは独裁者だと言うことです。

トランプは、2020年の大統領選挙の結果を認めず、それを覆すために違法行為をした疑いがあります。かなり濃厚な疑いです。
2020年の大統領選挙は正常に行われたというのは、誰もが認めることでそこに不正があった証拠は、まったく確認されていません。

「選挙は盗まれたものだ」と相変わらず主張しています。つまりアメリカの法律を否定しています。「法律が間違っていて自分は、正しい」と言う主張です。それが通用するなら自由選挙を行う意味がありません。そもそもアメリカのすべての法律を否定しているのと同じです。トランプは、法律に優先する・と言っている事になります。自分にかけられた容疑が間違っているのなら裁判を通じてそれを証明しなければ、なりません。それがアメリカが法治国家である以上、誰にも曲げることが出来ない「絶対のルール」です。

自分を大統領にさせないための謀略だと主張します。
自分が有罪を免れるために大統領になろうとしている事を糊塗します。

こんな子供じみた主張をトランプ主義者は、信じて疑いません。このようなのを陰謀論者と言います。

トランプが起訴後、支持率が上昇したからトランプは何らかの勢力から迫害されている・と言う人が私の日記を読んだ日本人にいました。

ヒトラーだろうとプーチンだろうと国民の支持があれば、正しいのか?と言う問題です。

多くの人間の支持があれば、ヒトラーも正しくプーチンも正しく北朝鮮の将軍も正しくトランプも正しいと言う論理が、正しいのか間違っているのかは正常な人は判断できると思います。

トランプを支持する人々は、ヒトラー・プーチン・北朝鮮の独裁者を支持する人間と全く同じです。

陰謀論を信じ込んでしまった人々は、この理屈が何としても理解できません。合理や目の前の真実を、完全に無視します。だからトランプ主義者は、盲目的にトランプを支持します。

この簡単な理屈が理解できない人は、立派な陰謀論者です。陰謀論を信じ込んでしまえば、それ以外の事は受け入れることが出来ません。

※前副大統領のペンス氏の発言
ペンス氏、トランプ氏起訴に言及 憲法の上に立つ者は「大統領になるべきでない」
2023.08.03 Thu posted at 09:36 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35207357.html

オブラートに包んで柔らかく言っていますが?
要は・・・
「アメリカ合衆国憲法を無視する人間はアメリカ大統領になってはいけないし、今後もなるべきではない」

このように発言しています。
ペンス氏はトランプから選挙結果を覆すように強い圧力をかけられて、それを拒否し続けました。最後まで拒否しました。

その後、トランプは取り巻きと選挙結果を覆すために様々な違法工作を行いました。今回の起訴は、これらについて罪を問われています。

具体的に何をやったかと言うと?
共和党の州知事や自治体の長や選挙管理の幹部に働きかけて選挙結果の捏造を強く依頼(または指示)しました。それに応じる関係者は、さすがにほとんどいませんでした。一部でそれに応じたところもあります。

どのようにしたかと言うと、選挙人名簿を偽造しました。しかし、当然中央の選管で却下されました。

普通に考えると現職の大統領が以上のような行動をすれば、当然に法律違反です。だから普通の人はやりません。しかし、トランプは平然とやりました。失敗に終わると、そんな事はしていないと否定しています。しかし、トランプからそのような強い働きかけを受けた人間は沢山います。拒否した人々は裁判で、その通りの事を証言すると思います。

ペンス氏は、裁判での証言を聞かれて以下のように答えています。
「隠すことは何もない」
つまり、全部その通りに(あった通りに)証言するでしょう。


支離滅裂になってきた大阪万博<2023年8月

2023-08-05 19:46:48 | 日本の社会

万博のためならルールも破る? 時間外労働の上限があるとパビリオン間に合わず 来年開催なのに、現地は今
2023年8月3日 12時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/267433

どうやら誘致はしました。計画はありません。誰かが何とかしてください。

このような、ほぼ思い付きと言えるような無計画性の下に誘致だけは、したようです。

開幕の25年4月まで1年半余り・・・
「開幕まであと1年半余であの広大な敷地に何も建っていないのは驚きだ。最後は政府が何とかしてくれることを万博協会はあてにしているのだろう。建設費がさらに膨らむのは目に見えている。それを補うのは大半が税金だ」

そして建設労働者の保護のための改正労働基準法が成立しています。
「24年4月から建設現場では、原則月45時間、年360時間を超える残業はできなくなる。」

ほぼ、無理の世界になりつつあります。

オリンピック、サッカーのワールドカップでも過去に同じ問題が発生しています。サッカーでは、カタールで外国人労働者の奴隷労働的な労働環境が厳しく批判されてボイコットの動きまでありました。

全国建設労働組合総連合(全建総連)の長谷部康幸・賃金対策部長>
『21年開催の東京五輪・パラリンピックでは新国立競技場建設工事で長時間労働が続いた現場監督が自殺したほか、労災死亡事故が相次いだとし「今回の万博でも現場従事者の人権や労働条件確保について注視している」と指摘する。 』

つまり、オリンピックにしろサッカーのワールドカップにしろ万博にしろ、過去にはこのような奴隷労働的な施設建設があったことになります。
加えてほぼどの国でも問題になる汚職があります。

今の施設を新規に建設する方式は、様々な社会的害悪を伴うのは、分かり切っています。だから、そういうのは引き受けたり参加しては、いけないことになります。まだ札幌市は冬の五輪を誘致しようとしています。害悪に参加するのと同じです。止めるべきでしょう。

図らずも長時間労働の業界で働く人々を保護するための改正労働基準法は、その問題を分かりやすく明確に示してくれました。

普通に法律を守って無理なことは、最初からしては「いけない!」と言う、ごく単純な事です。