航空万能論
2025.03.28
ロシア軍がスジャ検問所を占領、ゼレベツ川西岸でも大きく前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-forces-occupy-suzha-checkpoint-make-major-advances-on-west-bank-of-zherebets-river/
この記事の戦況略図が最新です。
図は、ロシア側軍事サイトRYBARの報告を示しています。今更、ロシア側が嘘を言う必要もありませんから大体、この通りなのだろうと思います。ウクライナ側の占領地は、国境付近に少し残っているだけでほぼ意味はありません。
むしろ緩衝地帯を作るためにロシア側が、どれだけウクライナ領のスームイ側に越境するかの方が、問題だろうと思います。
国境線がロシア領の方に食い込んでいますので、南に越境して国境線のフラット化を目指すのではないかと思います。
ウクライナ軍がまだ保持しているロシア領は、補給が大変で維持する意味はないと思います。おそらく車両での補給は無理で兵士が担いで徒歩で、かろうじて補給を維持しているだろうと思います。結局、補給が困難になり占領地をほとんどロシア側に奪還される結果になりました。補給を軽視するのは、ウクライナ軍の治らない欠陥です。
(2)東部戦線
今は雪解けの泥濘の季節で、そもそも軍事活動が低下する時期です。
アメリカの和平調停が行われていますから、ロシア軍の軍事行動は小康状態にあります。
1月ごろまでのように積極的に占領地を拡大する動きは、控えているように見えます。
その分、クルスク州奪還作戦に全力投球したような印象があります。
ウクライナ軍は、劣勢を胡麻化すために4方面くらいで反撃作戦を行いましたが、徐々にロシア軍が押し返しているようです。継続性のない反撃作戦は、支援国とウクライナ国内向けの言い訳の意味しかありません。ほぼ、大勢には影響がありません。
クルスク州での大敗北を糊塗するために今度は、ベルゴロド州で攻勢をかけています。
2025.03.26
DEEP STATEがベルゴロド西部に初めて言及、スームィ州侵入への対抗策
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/deep-state-mentions-western-belgorod-for-the-first-time-measures-to-counter-sumy-incursions/
しかし、単に攻めています!と言うだけで、国境付近を荒らしている程度の話で、やるだけ犠牲や武器装備の損害が出て無駄なだけです。それでもクルスク州の大敗北を胡麻化すためにやらざるを得ないのだろうと思います。
クルスク侵攻作戦も政治的な意味しかない作戦でした。
キエフ政府は戦争をどうする・と言う考えは無く、政権維持と支援を確保する目的だけで作戦を決定して行います。
結局、そのような態度がドネツク州での決定的な敗北を招き寄せました。
本当にゼレンスキー・一派の権力維持とそれにぶら下がっている有象無象の利益しか考えていません。
ウクライナの国益は、完全に無視しています。
ウクライナの国益を最優先すれば、とっくに戦争を終わらせて国土再建を考えているでしょう。
本当にゼレンスキーは、亡国の大統領だと思います。
(3)ウクライナ国内でゼレンスキーを追放する動きが出てこないのが不思議です。
今のウクライナに国益を考えるような政治家も勢力も無いと言う事でしょうね。
もう今となっては、戦争が終わればウクライナは国家破綻が必然と言えます。
トランプ政権が言うように、アメリカの管理下に入り何とか政府らしき組織を維持するしか方法はないと思います。
そうしなければイギリスとヨーロッパの半植民地になるしかないでしょう。
返済不能の借金の大山が残っています。
倒産会社が銀行の管理下に入るのと同じです。
アメリカ銀行がいいか❓
イギリス&ヨーロッパ銀行がいいか❓
いっそのこと、万歳してロシア銀行にするか❓
この三択問題です。
どうも勘違いしている人が多いようですが、敗戦国であるウクライナを待っている運命はそんなに甘いものではありません。
ヨーロッパは、金で支配してウクライナを傭兵代わりにしようとしています。
生かさず殺さず、金(資源エネルギー)を毟られるでしょうね❓
※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27