「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

「骨を丈夫にするには牛乳を飲めばいい」は本当?<2023年5月

2023-06-01 19:34:13 | 食事と食品

牛乳=骨太は間違いだった! 「牛乳をたくさん飲む国ほど骨折が多い」衝撃の研究結果
2023年3月31日(金)12時35分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/03/post-101246_1.php

完全な間違いです。
牛乳を沢山飲む地域ほど骨折が多くなります。
同様死亡率も高くなります。

結構、病院食などでも牛乳のパックが付いています。
これは、完全に誤解によるものだと思います。

詳しくは、記事をお読みください。
結論を言うなら牛乳は、ダメです。
良いのは、ヨーグルトやチーズです。
こちらは、健康効果があります。

その理由は?
記事から引用>
牛乳に含まれる乳糖は、ブドウ糖とガラクトースからできている。
このガラクトースが問題。
(多いほど)酸化ストレスが増し、炎症が起こり、結果として、老化が進む。
なぜ、ガラクトースが老化を引き起こすのか?
これまでの研究から、老化は細胞内でエネルギーをつくり出すミトコンドリアという器官が働かなくなること、あるいは酸化ストレスによって老化が促進することが明らかになっている。ここにガラクトースが関係していると推測される。すなわち、ガラクトースが細胞に酸化ストレスを与え、ミトコンドリアを不活性化し、慢性炎症、神経障害、免疫力の低下を引き起こす、と。
・・・・・・
女性集団ほど顕著ではないが、男性集団もまた牛乳の消費量が増えるにつれ、死亡率が高くなった。さらに分析を進めると、牛乳の摂取量が増えるにつれ、酸化ストレスと炎症のバイオマーカーであるCRP値が上昇していた。CRPはC反応性タンパクといい、血液中のCRP値が上昇すると、体に炎症が起こっていることを意味する。これは、牛乳を大量に摂取すると、酸化ストレスが増し、骨折と死亡リスクが高まるという彼らの仮説を支持する根拠となっている。
<引用終わり

つまり、牛乳を飲むことには、これだけのリスクが仮説の段階ですが疑われています。その根拠は、広範囲な調査です。牛乳の摂取量と骨折と死亡には相関関係が明確に見られるからです。

仮説の段階ですら、牛乳の摂取は控えた方が良いことになります。ほとんど危険食品と言えるでしょう。

更には、牛乳を加工したヨーグルトやチーズにはそのような害はなく健康効果があることも確認されています。

そこから得られる結論は、牛乳を飲むのを止めてヨーグルトやチーズを食べるのが良いことになります。

世間の誤った通説を信じて牛乳を、せっせと飲んで・・
それが骨折や死亡のリスクを高めているとしたら?
これほど馬鹿げて愚かなことは、ないと思います。

☆更には、その誤解により農林水産省は、酪農を全国に普及させてきました。しかしヨーグルトとチーズを生産するだけなら今あるほどの酪農家は必要がないと思います。その分、他の農産物を生産するべきであることになります。

酪農特に牛や豚は二酸化炭素の排出量も多いです。その飼料のために穀物生産が犠牲にされています。地球温暖化対策を考慮するなら食肉量も減らすべきことになります。「地球温暖化対策のために牛肉や豚肉を食べる量を減らそう」と言う話は、聞いたことがないような気がします。

真剣に地球温暖化対策を考えるなら食肉消費量の多いアメリカやヨーロッパから、そのような提案があるべきです。問題視されるのは、化石燃料だけですね?



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