ロシア、越境攻撃に大規模な反転攻勢 一部の集落奪還=司令官
By ロイター編集
2024年9月11日午後 6:47 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/Z2GJGNPFI5NZPB63PK7JELVAQE-2024-09-11/
このクルスク州のロシア軍の反撃については、昨日・日記に書きました。それよりやや遅いですがロイターが、ほぼリアルタイムと言えるほどの速さで速報しました。
イギリス政府は、ウクライナ紛争に深く関与しています。
2022年停戦合意が出来かけたのを、ぶち壊して戦争継続を煽り立てたのは当時の英首相のボリス・ジョンソンです。
イギリスのメデイアも見ているとイギリス政府の統制に従っています。特にウクライナ紛争に関しては絶対的な統制があるようです。
「ロシア極悪⇒ウクライナ絶対正義」の構図は必ず守られます。
しかし、今回ロイターは明らかにウクライナ軍に不利な情報を速報しました。
しかも、嫌みっぽくゼレンスキーのコメントまで添えています。
『ウクライナのゼレンスキー大統領は先週、クルスク州への越境攻撃で100の集落を制圧したと表明した。』
いかにも、「これ嘘でしょう❓」と言わんばかりに聞こえます。そう聞いてほしいから、こう書いているのだろうと思います。
ゼレンスキーがクルスク侵攻作戦を実行するにあたって支援国には一切通知せず、ゼレンスキーの判断で実行したようです。
だからこの作戦に関してはNATO諸国から政府としてのコメントは、ないように思います。
おまけに西側の兵器をこれ見よがしに使用して、アメリカのハイマースなどをロシア領内に撃ちまくっています。既成事実を作って、認めさせようという考えでしょう。
これだけでも相当微妙です。
その上、作戦が失敗でウクライナ軍がクルスクから追い出されるとしたらどうです❓
ドネツク州は、ほぼ防衛のしようがない状態です。
無謀で成算のないクルスク作戦のためにドネツク州を犠牲にしたのなら、支援国の支持はなくなるでしょうね❓
と言って支援国としては、今の状態で手を引くわけにもいかないでしょう。
どうするのか❓
コントロールを逸脱した代理人は、不要です。
代理人を交換するのでないですか❓
その前触れのような気がします。
ウクライナ国内の反主流派を代理人にするのは、それほど難しくないと思います。
(そうでなくてもゼレンスキーの暗殺未遂やクーデター未遂は、起きています。)
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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