「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>村上雅則さんが考えるメジャーで通用した往年の名選手

2024-09-03 09:43:50 | MBL & プロ野球

村上雅則氏、ロッテ佐々木朗希のメジャー挑戦に私見「もう1年様子を見てから行った方がいい」
[2024年9月2日18時48分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409020001018.html

このような判定を出来る人は、村上雅則さんしかいません。
昔メジャーでプレーした唯一の選手です。

『MLBで通算5勝1敗9セーブ。帰国後、日本で通算103勝を挙げた。「球界トップクラスの人は(メジャーで活躍)できたと思う。金田さん、杉下さん、稲尾さん、米田さん、小山さん。当時は(情報が少なく)メジャーは雲の上だと思っていた。打者なら王さん、長嶋さん、野村さん。福本ならスチールが100はできた。モーションが大きく癖もあるから」。肌で感じて得た両国のレベル感を説明した。』

逆に言うとこのレベルでないと今も難しいと思います。
特に打者は難しいですね。
近年、極端に日本のプロ野球の野手の打力が低下しました。

大体、鈴木誠也が一つの基準です。
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/202100102/top
広島時代の「OPS」を見てください。「1・000」を超えた年が4回あります。届かない年が2年ありますが、しかし高いですね。

吉田 正尚を見てください。
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/202100515/top
「1・000」を超えた年は1回しかありません。
特に長打率が低いです。

これが、鈴木誠也はカブスの主軸を打ち、吉田 正尚がレッドソックスのDHかベンチの理由です。
そして吉田 正尚は守備が下手なのも欠点です。
守備が下手だからレフトにすら入れません。
(レフトは一番守備の下手な選手の定位置)
鈴木誠也はライトですからメジャー・レベルの守備です。

大体、鈴木誠也と同程度の守備と打撃能力があればメジャーで先発できると思います。

やはり基準は、OPSです。
OPSが「1・000」を超える年が3~4回ある選手でないと難しいと思います

筒香嘉智は3Aレベルでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E9%A6%99%E5%98%89%E6%99%BA
やはりOPSが低いです。

秋山翔吾
メジャーでは全然通用しませんでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E7%BF%94%E5%90%BE
メジャーなんか土台無理だろ!と言うほどOPSが低いです。

つまり打率思考や単なるホームラン数思考の選手は通用しません。やはりOPSを意識して高いOPSを続けられる実力がないと、ほぼメジャーは無理だと言うことです。
吉田 正尚は、ギリギリどうか❓のレベルです。
日本の時はメジャーで通用しそうに見えましたが、やはりOPSが足りないのが、メジャーでのプレーに表れていると思います。
OPS思考がないから、単に打率を上げようとします。
それだけでは、無理です。
到底年棒20億円に見合うプレーでは、ありません。

今のプロ野球の野手では、OPSで見るとメジャー・レベルはいません。
それほど今の日本のプロ野球の打撃レベルは低いです。
レベルが低すぎることを球界全体が認識して改革しないと、どうにもならないと思います。
コーチをアメリカ人にするとか、コーチや監督見習いをメジャーに派遣してしばらく学習させるとかしないと、今のままでは無理でしょう。
打撃に関しては、本当に昔の儘の技術を経験的に繰り返しているだけだと思います。
投手の方はメジャー志向があり年々進歩しています。
打者の旧式の技術ではメジャーに近い投手の球が打てないと言うことです。
打者の方は日本のプロ野球で安住してメジャーを目指す選手は、ほとんどいません。
投手の方は、エース級はメジャーを目指して研究して練習しています。
だからプロ野球では投手と打者の差が大きくなるばかりです。それが打者の打撃成績の低下に明確に表れています。


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