「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

プロ野球>オリックス山本由伸投手が3年連続4冠<2023年10月

2023-10-06 16:46:30 | MBL & プロ野球

【オリックス】山本由伸16勝目3年連続4冠決定的「三振が一番多分際どい」杞憂に終わる11K
[2023年10月2日20時59分]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202310020001279.html

これほど完成度の高いピッチャーは、初めて見るような気がします。
身長178cm体重80kgと小柄ですし、当然速球も飛びぬけて速いわけでもありません。でも最速159kmですから速い方ですね。
ボールのキレとコンビネーションで勝負するタイプです。

どちらかと言うと、楽天からマリナーズに行った岩隈久志 に似ているような気がします。あまり速球で勝負するイメージはないです。
岩隈久志はメジャーに行ったのが31歳の時だと思います。球の切れとコントロールとコンビネーションで勝負していました。メジャーでも結構、勝ちましたしノーヒット・ノーランも達成しました。メジャー時代には、速球は140km台くらいだったと思います。

その比較から考えると山本由伸投手は25歳と若いですし若い分、ストレートも速いです。3年連続4冠と言うことは、23歳の時から絶対エースです。天才と言うべきですね。

メジャー行きが噂になっていますが、どうするんでしょうね?

メッツの千賀滉大のようなタイプが注目されがちですが、今年の成績なら菊池雄星には、全然かないません。でも勝ち星と奪三振や防御率だけ見るといい投手に見えてしまうんですね。
そこで、プロの目!「K/BB」
Kはストライク、BBは「Base on balls」
(3.5以上で及第点、5.0を超えると優秀)

千賀滉大 K/BB:2.62
ダルビッシュ有 K/BB:2.48
菊池雄星 K/BB:3.77
山本由伸 K/BB:6.04

投手としての評価では今年は、はっきり菊池雄星の方が優れています。そして山本由伸は日本での参考数字ながら抜群の数字を示しています。このようにセイバーメトリクスの考え方に立つなら、普通に考える投手の評価とは全然異なる評価が見えてきます。

まだ日本では、OPSほどには普及していませんが投手としての実力を図るうえでは、「K/BB」はより重要な指標です。

そして「K/BB」に優れる山本由伸は、日本で考えられている以上にメジャーの注目度は高いと思います。メジャーのスカウトや幹部が、マリンスタジアムに20人以上大集合したのは、そのような理由によります。

このように考えると山本由伸は、メジャーで日本人投手では最高の成績を納めるかもしれません。その意味で期待しています。


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