「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(MLB)大谷翔平4安打と投手として不振な理由<2023・6・4

2023-06-05 21:56:01 | スポーツ

大谷翔平 エンゼルス負け
第5打席に内野安打、5打数4安打2打点
吉田正尚
第1試合、8回の第5打席に二安打、4打数2安打1打点レッドソックス勝ち
吉田の第2試合、9回の第5打席は四球、4打数1安打レッドソックス負け
打率314 ランキング2位

7回2安打0失点、奪三振9
ダルビッシュVS鈴木誠也
3打数2三振遊ゴロ

鈴木誠也はダルビッシュに軽く、捻られていました。

☆さて、大谷翔平君のピッチングが不振な理由。
それは、スイーパーを投げるようになったからです。
翔平君は去年の後半から、先発して失点2以内の試合を連続していたように安定感抜群の成績でした。

今年に入りしばらくして、ホームランをパカパカ打たれるようになったのは、スイーパーを狙い打たれているからです。

だから3安打しか打たれていないのに5失点とか、そんな試合が多くなります。スイーパーを投げるようになってから力でねじ伏せる投球をするようになりました。

最初のころは、威力がありバッターは空振りのオン・パレードでした。しかし、本人もコメントしているようにスイーパーには致命的な欠点があります。投げるとき肘が下がり、スイーパーを投げるとき、相手は簡単に分かります。簡単には打てませんが、スイーパーを狙い打てば何球かに1球はミート出来ます。ランナーのいる時の勝負球に使うからホームランを打たれて、一気に失点するという流れです。

肘への負担も大きいし、被本塁打率の多いボールですから投げるなら1試合に、せいぜい数球でしょう。それを多投するから狙い打たれてホームランが多くなりヒット数が少ないのに失点が多くなるという悪循環です。

調子を取り戻す方法は簡単でスイーパーを投げずに、去年と同じようにそれ以外のボールで投球を組み立てれば、いいだけです。しかし打たれても打たれても意地になってスイーパーを投げ込み、最近は毎試合負けています。

チームプレイを忘れています。自分がバッターに勝つことしか考えていません。先発投手の役目は失点を少なくし味方の試合に勝つ確率を高くする事です。それを忘れて自分勝手なプレイに走るから、試合に負けてチームには最悪の結果をもたらします。

菊池雄星のように先発投手は、試合を作ることが一番の役目だと割り切り、それに徹すれば去年の後半のように安定感抜群の投球が出来ると思います。球威のある投手にありがちな悪弊に陥っています。

更には、いくら何でも試合に出すぎです。
登板する日は、バッターに専念し登板の翌日は休養日にするべきです。そうしないと疲労が蓄積し集中力に欠けます。結果として成績も落ちるし、ケガや故障をしやすくなります。試合に出続ける理由は、打者として規定打席に到達し、投手として規定投球回数に到達したいからです。しかし、そのためにはほとんど全試合出場すると言う無理をしなければなりません。

結果として、成績が落ちるならチームに貢献していないことになり自分の個人成績のためにプレーしていることになります。野球と言うゲームの最大の目標はチームが勝利することであり、チームが優勝することです。

基本に立ち返れば、今の試合への出場の仕方やプレー内容が個人プレーに走りすぎている事に気が付くと思います。チームプレーを重視すれば、結果として今よりもっと個人成績も向上すると思います。



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