「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

国家を持たない最大の民族クルド人の日本のコミュニテイー<2024.1.30

2024-01-30 14:08:19 | アフリカと中東

クルド人と呼ばれる人々<2022年06月04日
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/0be04289cac8073a5cc882c9045c6d1c

 

クルド人は、イラク・トルコ・シリア・イランの山岳地帯に住んでいます。

トルコ系帝国とイラン系帝国の境界付近にあり、どうしても分割されてしまう歴史があります。その上、植民地主義の時代に更に大国が勝手に国境線を引きました。多分、イラク・トルコ・シリアのクルド人はオスマン・トルコ帝国時代はクルド人居住地区であったろうと思われます。

オスマン・トルコ帝国が斜陽化するなかでクルド人の独立運動が始まります。

クルド民族闘争の幕開け
https://imidas.jp/jijikaitai/d-40-031-08-08-g265

『 第一次世界大戦(1914~18年)によって「帝国の時代」が終わり、民族自決をうたったベルサイユ体制が新たな国際秩序づくりの枠組みとなったとき、多くがオスマン帝国の支配下にあったクルド人も、セーブル条約(20年)によって将来の独立を認められた』

しかし、この約束は反故にされ以来クルド人の独立運動は続いています。

イラクのクルド人は、やっと自治権を獲得しました。

シリアのクルド人は、シリア政府が弱体化して半独立状態にあります。

イランとトルコのクルド人は、そのままです。

トルコとクルド人の紛争は、このようにして起こり今も続いています。

そのような歴史は脇に置いて、日本にもクルド人のコミュニテイーがあるのを最近知りました。日本に住んでみたら平和だし差別も少ないし、段々日本に住むクルド人が増えたのでしょうね❓

「演奏は全面禁止」の根拠はあいまいだった…クルド人の春の祭り制限問題で埼玉県公園緑地協会 許可を検討
2024年1月29日 19時39分 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/306009

川口のクルド人は「夜の巡回」で共生を目指す SNSで強まる非難…でも「この街を故郷と思っている」
2023年11月22日 06時00分 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/291460

ただ問題は、難民認定が難しいことです。

個人的には、日本に来て日本の法律を守りまじめに暮らす人々は保護するべきだと思います。どのみち日本は人口減少で衰退するのは明らかですから移民を受け入れるか❓人口減により衰退するか❓

どちらかの未来しかありません。

 

こんな記事もありました。

ミス日本、グランプリにウクライナ出身モデル 「日本人のアイデンティティー」めぐる議論が再燃
2024年1月25日
https://www.bbc.com/japanese/68090377

 

今時、日本人だけで社会が成り立つと思うのは時代錯誤が過ぎると思います。

元々日本人自体が東アジアの諸民族の混血民族です。

考えて欲しいな❓と思いました。


ウクライナ国防省高官の巨額横領疑惑と「ザルジニー総司令官を解任」の噂<ウクライナ紛争2024.1.30

2024-01-30 12:55:03 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

またウクライナ国防相高官が巨額の(15億フリブナ:約58億7千万円)の横領容疑で捜査されています。数か月前にも同様の容疑で別の高官が逮捕されました。汚職の摘発が一番遅れていたのが国防省関連です。軍事費が巨額なだけに1件当たりの金額の10億円の単位で巨額です。

ウクライナ保安庁、武器調達で大規模な汚職を指摘 国防筋が砲弾10万発を架空発注か2024年1月29日
https://www.bbc.com/japanese/68125683

 

どちらも砲弾の発注がらみの案件です。今、戦況はウクライナが劣勢です。国民の士気が高まるはずもありません。

 

加えて個人ブログの「航空万能論GF」が伝えるところでは、ウクライナの国内紙数誌が・29日「ザルジニー総司令官を解任」の可能性を報道したようです。

https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-media-reports-zarzhnys-dismissal-denied-by-presidential-administration-and-general-staff/

大統領府や参謀本部は否定している・ようですが、関係筋の話は錯綜しており真偽は不明です。しかし、かねてからゼレンスキー氏がザルジニー総司令官とは不仲であり解任したがっていたのは、知られているところです。

ロシアとの戦争の最中にこのような話が出てくること自体が問題です。ウクライナ政界に権力闘争があるのは明らかですし、国民の信頼が厚いザルジニー総司令官を解任すれば国民が政府を支持するのかは疑問です。加えて次々に明らかになる国防省の巨額汚職です。

ウクライナ政府を支援し続けるべきかさえ疑問が生じると思います。

もっとも、そのために様々な情報が出てくるとも考えられます。この今となっては無意味な戦争を終わらせる必要性は、まともな関係者は誰しも考えていると思います。イケイケ!ドンドン!の関係者が多すぎるので、中々停戦の方向に話が行きません。

個人的には、ウクライナを存続させたいのであれば早期の停戦に方針を転換するべきであると思います。今ですらウクライナ政府の支配地にいる国民の数は推定3000万人程度です。3000万人で1000万人の年金受給者を支える財政構造です。これだけでも実質的に財政破綻しています。

国土再建にしても欧米が資金援助するにしても、非常に困難な事業になると思います。停戦して平和が来ないと、それすら取り掛かれません。ロシアとの戦争が継続すれば死傷者も増えますし国土の破壊も進みます。

まじめに考えるならウクライナが国家として存続するのは、今ですら相当に困難です。停戦と和平を考えるべきでしょうね❓

 

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27