天台寺門修験

修験道の教義は如何に

山伏問答8

2011年05月10日 19時10分17秒 | 山伏問答

 

問者

「して鈴懸の義は如何に。」

してすずかけのぎはいかに。

答者

「入峰修行の法衣にして上衣は金剛九會、袴は胎蔵八葉を顕わす、是れ即ち金胎不二、自性法身の説法を表するなり。鈴とは行者六大ファイル:Siddham a.svg字宝珠の義にして一切衆生普くファイル:Siddham a.svg字門に悟入せしめんが為め鈴懸とは名づけたり。」

にゅうぶしゅぎょうのほうえにしてじょうえはこんごうくえ、はかまはたいぞうはちようをあらわす、これすなわちこんたいふじ、じしょうほっしんのせっぽうをひょうするなり。すずとはぎょうじゃろくだいじほうしゅのぎにしていっさいしゅじょうあまねくじもんにごにゅうせしめんがためすずかけとはなづけたり。


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