産経新聞(4月2日付)福井支局版
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日電シバウラと用地契約 福井・小浜市
福井県小浜市の松崎晃治市長は1日、同市遠敷の企業用地について、電機部品メーカー・日本電産シバウラ(本社同市)と土地の転貸借契約を結んだと発表した。同市では有力企業の流出を防ぐため、約5年にわたって交渉を続けていた。
松崎市長によると、対象の土地は約4万5,000㎡で、契約期間は平成67年3月31日までの46年間。同社の工場や研究開発施設などが移転、設置される予定で、県の企業立地促進補助金の期限の関係から、平成24年3月末の操業を目指すとしている。また、転借料は年額約719万円だが、同市は企業用地の地権者に年間約2,318万円を支払っており、差額分は市が負担することとなる。
同市では平成17年の同社の工場移転計画の浮上に合わせ、用地を準備するなどして交渉を続けていた。企業用地の造成費用は約3億7,000万円。松崎市長は「早期開業に向け、協力したい」と話している。
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一時はどうなるか心配したんですが、まぁ一安心です。
ただ操業予定日が3年後ということで、まだまだ予断は許しませんが…。