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今年はオバマ効果で好調 GWの小浜のホテル・旅館

2009-04-19 | 小浜市

北陸中日新聞(4月18日付)

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今年はオバマ効果で好調 GWの小浜のホテル、旅館予約

小浜市内のホテルや旅館は、今年のゴールデンウイークも予約が好調だ。昨年はNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の影響でにぎわい、今年はオバマ米大統領就任の効果が持続。連休中、小浜市は県内外の観光客でにぎわいそうだ。

市観光交流課によると、市内のホテルや旅館は16軒。5月5、6日はまだ余裕が見られるものの、80近い客室があるホテルの女性従業員は「おかげさまで5月2日から4日までほぼ満室です」と明るい表情。

ある旅館の関係者も「今年の予約の出足は『ちりとて効果』があった昨年と同じ。上々です」。地元の若狭おばま観光協会も好調さに胸をなで下ろしながら「ありがたいこと」と声を弾ませる。

ホテルや旅館などの関係者によると、今年は予約時にお客の方から「小浜はオバマさんで盛り上がっている」と話題にすることもしばしば。大統領選で知名度が上昇したことが注目度の持続に大いに貢献している。

市内では、白鬚地区にあるオバマ大統領のはりぼての人形が、今や市を代表する記念撮影のスポットになりつつある。若狭湾で水揚げされた新鮮な魚介類を使って「オバマ会席」を始めたホテルもあるなど、オバマ人気にあやかった趣向づくりやグッズづくりが依然、続いている。

観光協会の時岡節夫副会長は「『来て良かった』と思ってもらえるよう、一生懸命おもてなしをしたい」と意気込んでいる。

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