とうとうキレたミワンコフ。大自然に立ち向かって行くのか!?と
思いきや、JALカウンターに向かって行った。噂によると、またもや
大寒波が来ているらしい。それがまたもや、私達の夕方便を直撃
して欠航になるかもしれない。直撃しても運行するかもしれない。
直撃しないかもしれない。と、曖昧だが欠航の可能性は50%くらい
ある情報。これにミワンコフはキレたのである。責任感が強い彼女
からすれば、この2日間だけでもクライアントに迷惑がかかっている
のに更に1日延期とは何事ぞ、と大寒波と対応の悪いJALにキレてます。
ミ「ボス!!!ちょっと、JALカウンターに行ってきます!!!」
ボ「まだまだ、出発まで時間があるぞ。」
ミ「そんなもん待ってられるかあああああ!!!!」
ボ「あ、はい。」
ミ「時間早めてもらいます!!!」
ボ「え!?君にそんな特殊能力が!?え!?JALにか!?」
ミ「違うわい!!夕方便じゃなくて、今すぐ帰るんじゃ!!」
ボ「え!?夕方まで伊丹着の飛行機はありませんぞ。」
ミ「だから、その前の関空便か、神戸便に代えてもらいます!!」
ボ「そ~れ~は出来ないはずじゃ……」
ミ「絶、対、に、代、え、て、も、ら、い、ま、す。」
荒ぶる鬼神を抑える事が出来ない私は、土産屋で雪印パーラーのソフト
クリームが食べるのがやっとでした。基本的には………基本的には
と言うよりも、到着場所を代えるのは普通出来ない。ミワンコフが
JALカウンターに行ってから10分後、サイコガンダム(怖いもの知らず。
無敵)の足どりで彼女がゆっくり歩いて来る。鼻息がバーナーのようだ。
「ほれ、関空着のチケットや」
ええっ!? でで、でもどうやって!?
「わしらを何日、拘束する気やねん、と、すごんだったわい」
私達はミワンコフのおかげで1時間後の関空着の飛行機に乗れたので
あります。伊丹着の便は結局通常通りに飛んだらしいですが、かなり
危なかったようです。関空に着くと、大阪には雨が静かに降っていました。
ただいま、で御座います。
おわり。 ボスヒコ
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