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kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

映画批評、恐怖夜話、あらゆる

告知をユルく描いて書いてます。

姉さん、事件です

2008年04月20日 | カノリンヌ
土曜日は、いつもお世話になっている“ウーニーポンポンカウカウ”さんで『素人チャンピオン祭り エカキョー展』のクローズドパーティがありました。お越し下さったみなさま、ありがとうございました。

この日はボスの「あなたもスグ描ける!エカキョー(ミニ)」あり、エカキョーメンバーも参加のライブペインティング「素人でもライブペインターになれマスヨ★」あり、書家の渓雪さんによる「ライブ書道」や、サリー&キノコさんの「ライブインスタレーション」そしてボスのライブペインティングと、通りすがりの人も思わず入って来るという、盛りだくさんなアート祭りになりました。次回は冬にやりますので、お見逃しなく!

で、その数時間前の事。
ウニポンさんでのセッティングも終わり、お腹がすいたので近くの牛丼屋に行ったのです。そこで、意外な光景を目にしました。私の隣にブー太郎が座り、その横には30代後半のサラリーマンがいました。そのオッサンが、ですよ。

食い逃げしよりました。

そのオッサンは牛丼(並)をたいらげると、おもむろに立ち上がりカウンターに向かって「ごっつぉーさん」と声をかけ、すぐに店員が来ないのを見ると普通に出て行ったのです。その間およそ5秒。速い、速すぎる。その気配の消し方といい、伊賀モノなんじゃないかと疑ったほどです。っつーか、たかだか280円の牛丼(並)を食い逃げするか?そっちの方が不思議で仕方ないわ。

見た目はヨレた所もなく、いま営業の帰りですわ、みたいな紺色のスーツを着たサラリーマン。どこにも疑う要素はありません。なのに、食い逃げ。もし捕まったら、一生「ヨシギュー」とか「並み盛り」とかいうあだ名を付けられるリスクを考えた事はないのか?無いわな。ルパン気取りかよ。まぁ店員は「ルパンにやられました~」と鳴き声の警官(その他大勢)みたいな顔してましたが。

こんな話をミクシィに書いたら、なんと驚いた事にサラリーマンの食い逃げや万引きが非常に多いというのです。え~?サラリーマンの人~、どうしちゃったの?現代のサラリーマンに一体何が起こっているのかさっぱり分かりませんが、色んな要素が相まってストレスが溜まって魔が差したりするのかも知れません。

が、万引きと食い逃げは似て否なり。食い逃げは魔が差したりスリルを味わうというより「280円くらい払わなくても、別に困らないでしょ?」みたいな傲慢さを感じるのです。捕まっても「店員がすぐに来ないから悪いんだろう!」とか逆切れさえするイメージ。万引きはまだ開封してないけど、食い逃げは完全に食い終わってるとか、そんな図々しい感じが意地汚くてヤダ。戦後間もない頃ならまだしも、100円程度で満腹になる方法はいくらでもある現代において、あえて食い逃げるという行為は、理解の範疇を越えています。

今回は、たまたまボスが遠い席に座っていたから命拾いした食い逃げ犯。この話しをボスにすると、大層くやしがっておりました。「俺やったらそのサラリーマン捕まえて、たった280円の為に、人生棒に振るようにしたったのに」ですと。おそろしいですね。今の所、私もそのサラリーマンの顔は覚えているので、梅田でそいつを見かけたら“ボディ・スナッチャー”みたいに指差して叫ぶかもしれません。お前だ、お前。梅田にいるなら顔を伏せて歩け。


Linkin Park / Minutes To Midnight


 逮捕しちゃうゾ★押して
 

スゴくヤラレました

2008年04月10日 | カノリンヌ

何だか分からないうちに4月です。エイプリルフールとか、花見とか、春の風物詩を全く意識しないうちにどんどん季節は変わってゆくのですね。

だのに、だ。
花粉症というものにだけはきっちりヤラレるあたり、あながち季節を無視しているワケでもないと言った感じで、いかんともしがたい。

先日は、名古屋の豊田市にて「楽市楽座」というイベントに出向いたのですが、ここでのボスのライブペインティングがスゴかった。お寺の本堂にて描かれたのは障子15枚分の大きさ。これは歴史に残ると言っても良いんじゃないかと思う。とにかく大作です。塩こん部長もびっくらこんですわー。どういうつもりで描いてるのか、はたで見てても全く理解出来ませんが、とにかくスゴかった。

※詳細は 「菩須彦ライブペインティング日記」をご覧下さい。

そんな名古屋で初のお泊まりです(前回、私は風邪でダウンしていたため宿泊はしておりません)そこは一見、普通の小さいビジネスホテル。わーい、どんなんかな~(by仁鶴さん)と内心ワクワクしていたら、これまたスゴイお部屋でした。私とミワンコフの入った部屋、これがどう見ても事務所に無理矢理ユニットバスをぶち込んだ感たっぷり。天井には薄青白い蛍光灯。しかも2つあるうちの一つは「この部屋の狭さじゃ、いらないよネ」と蛍光灯自体が取り外されている。

それは良いとして、部屋の床がマダラに汚れているのはいかがなものか。ぬー、と思いながらベッドでゴロゴロしていたのですが、どうも乾燥がひどくホコリっぽい。仕方ないので水をまいてみて気付いたのです。歴史は繰り返されるとは、この事か!乾燥に耐えかねた宿泊客が薄汚れた床に水をまくから、ますます薄汚れて行くというスパイラルに気付いた時には、何が起因しているのかクシャミと鼻水が止まらなくなっておりました。

マスク対策で何とかその場をしのぎ、後から合流したタッフルを交えてこの部屋でダベっていたのですが、ワンカップを飲んで数分もしないうちにタッフルが逝ってしまわれたので、仕方なく隣のボスの部屋と私達の部屋を交換する事になりました。

これまた、移動した部屋というのがスゴイ。オッサンの匂いが充満しておるのです。シャンプーの匂いしかしないボスの残り香であるはずもなく・・・。すわ、ベッドの下にオッサンが潜んでいるという都市伝説が、この豊田市にも!?と思ったのですが、マットをめくってもオッサンはいるはずもなく。ムダに大きく開く窓を解放しても何ら変わらないため、たぶんこれはオッサンがコロンか何かを床にこぼしたのであろうと推察したのでありました。

次の日、ホテルの部屋を出るとエントランスと廊下に10人前後のおばちゃん達が正座して私とミワンコフを見送ってくれました。サービスなんかじゃありませんよ。部屋の掃除をするため、客が出て行くのを待ってた模様。あの場所に湯飲みとポットとお菓子が無かったのが不思議なくらいです。ここまで野方図だと、微笑ましくすらあります。

私は花粉だかハウスダストだかにヤラレ、一日中意識朦朧としたまま、何となくあそこに居たなーくらいの記憶だけを残して帰阪したのでした。症状は治まるどころか、鼻から喉に移行中。もしかしたら、あれは花粉症ではなくて風邪だったのか!?謎が謎を呼ぶ名古屋の宿でした。

そんな名古屋でしたが、正直、好きです。ホテル以外な。


Helloween / Gambling With The Devil


 名古屋でも押して。
 

人の尻みて

2008年03月25日 | カノリンヌ

どうも私は人様の尻を見ると、無償に腹が立つように出来ているようです。

今日はあちこち行く用事があったので、自転車でブラブラと走っていたのですが、どうもギアの調子が良くない。仕方ないので、メンテナンスがてらいつも行ってる自転車屋さんで修理してもらうことに。

すぐに出来るものではないので、私は店先にあるベンチに腰掛けて待っておりました。人気のあるお店なので、次々とお客さんが店の入り口にある自転車置き場に自転車を止めては、修理箇所などを店員さんに相談しております。しばらくして、また新しいお客さんが店員さんと話しをしているなぁと思い、ふと顔を上げると・・・自転車を覗き込んで前屈みになった、20代前半くらいの若者の半ケツが私の目に飛び込んで来たのです!

ポケットに財布やら手帳を入れた重みでパンツがズリ下がり、尻の半分くらいが見えてる、見えてるヨ!!その瞬間、無償にムカッ腹が立って、もし自分の目からレーザー光線が出たら、その割れ目ラインを頭のてっぺんまで伸ばしてやりたい衝動にかられました。光線出なくて良かったヨ★

もうね、パンツ見せファッションだとか、そんなのはどうだって良いんですよ。流行りなんだから好きにすりゃぁいいさ、数年後に自分の写真見て赤面すればいいだけで。ただ、ナマシリを見せられるのだけは勘弁。親しい人なら、彼氏のオトンくらいまでは全然平気なんだけれど、知らない人の尻だけは・・・。「キャ★恥ずかしぃ~」なんて恥じらう気持ちなどハナから持ち合わせておりません。ただ無償に腹が立つこの気持ち、一体どう現せばいいのか。

昔『危険な情事』をぼんやり見ていたら、台所でのラブシーンの時に、いきなりマイケル・ダグラスが尻を出したのがあまりにも衝撃的だったからかも知れません。しかもその尻が、かなりのプリケツ。オッサンのくせに、その形の良すぎる尻がマイケル・ダグラスをより生々しくマイケル・ダグラスに仕上げ、映画の内容も相まって不快感のMAXを越え、トラウマになってしまったのでした。

あれ以来、他人の尻やその一部分を見ただけで、えも言えぬ怒りを覚える私です。正直、愛してやまないゲイリー・オールドマン様が『スカーレット・レター』で見せた裸体も、あまり良い気持ちしませんでした。どうも、尻の形が良ければ良いほどイラッとするようです。・・・まぁ、実際目の前にそれがあれば別だとは思いますが。

ちなみに、マイケル・ダグラスの名前を思い出すのに「ナイルの宝石」でググるあたり、年を感じました。


Sheena Easton / The Gold Collection


 クシャミと同時に押して。
 

女度30%

2008年02月26日 | カノリンヌ

一昨日の晩からずっと、大根ばっかり食べてます。

晩ご飯の買い出しに行ったら、丸々とした大根が目の前に横たわってるじゃありませんか。これは大根の煮物だ!ひらめいた私は大根を手にして考えました。確実に1本まるごと買った方が得なワケですが、これ、全部食べ切れないわ。かと言って半分だと1本買うより高く付く。仕方がないので1本買いました。

とりあえずは最たる目的である大根の煮物、そして残りは大根の味噌汁に。終~了~。で、食べる時に思うわけです。しまった、漬物まで大根のヤツを買っちゃった。日本昔話か!と。

やりくり上手な人なら、自分で浅漬けとか作って日持ちするようにしたり、もっと違う料理を作ったりするんでしょうが、とにかく自分の料理はいわゆる「男の料理」なので、ドバッと鍋に放り込んで、やれ煮込め、やれ炒めろといった大雑把なものなので仕方がないと言えばそれまでなのですが。

今時、男の人の方が繊細なおかずを作ったりするよな・・・などと考えているうちに、自分の女度がかなり低い事を思い出しました。以前、ボスが日記に書いていた恐怖大作「箱」に出て来た人が、ウチに泊まりに来た時の事です。

あまりにも甘えっぱなしの彼女に「ちっとは恩義を感じて、カノリンヌの部屋の掃除でもせぇ」というボスの言葉に動かされ、ちゃんと部屋を片付けてくれていた彼女。棚に乱雑に置かれた小物をきちんとレイアウトしてかわいく飾っていたのを見て、あぁこの人はちょっとおかしいけれど、女の子とはこういう風に部屋を飾ったりするものなのだなぁとしみじみ思ったものです。

「飾り付け」自分の中に一番無いもの。別に飾らなくても良いじゃないとは思うんだけれど、もう少しは部屋だけでなく、自分を飾るという事も思い出さなくてはいけないんじゃないかと。「飾らない自分」とか言ってるけど、案外色々とやってるもんですよ、男の人は知らないだろうけど。優雅に見える白鳥も水面下では、必死で足をバタつかせてんですよ。そういう事を忘れた時、女の人は汚いオバさんになるんじゃないかと、ちょっとした恐怖心と焦りと共にお送りしております。


Dream Theater / Awake


 若さに震えながら押して。
 

居残り冬将軍

2008年02月25日 | カノリンヌ

『温暖化とはいえ、今年はお寒うございますな。大阪も雪が積もってますよ。未だに降ってるし。冬は冬らしく!男は男らしく!(心の叫び)いよいよクラブNOONのイベント「METAL NIGHT」なんでございますが、ボス達は遠方から参戦!参戦するんですわ。反対のさんせ~ん。飛行機がちゃんと飛べば、夜には大阪に着いてNOONでライブペインティングです。』

・・・な~んて事を、呑気に留守番をしてる私は日曜日の朝方に書いていたのですが、ボス達はいまだ北の大地に足止めを食らっております。寒波が・・・自然が・・・。うわごとのように呟いてみましたが「北海道の厳しさはこんなもんじゃね!」と札幌のバスガイドさんも言ってたように、雪で国道がふさがるんですからね。所詮人間なんてちょっと風吹きゃ身動きすら取れないってもんですよ。小さい小さい。結局、当日のクラブイベントに出演する事は出来ず、お越し下さった皆様、関係者の皆様にはホント申し訳ない事です。

で、次の日くらいには帰って来られるだろうとタカをくくっていましたが、何のなんの。キャンセル待ちはボス達だけではありません。飛行場ではキャンセル待ちの人が泊まり込み、そのチケットを入手出来るのも限られた人数だけ。

全然帰れなくて、最終的には道民になり、クマの木彫りとか作る人にでもなってしまうんじゃないかと思ったりしたのですが、あながちミワンコフに関しては有り得ないとも言い切れませんな。

そんなこんなで明日の夜に帰って来るという事でしたが、また寒波が来てるんだよね~。もし明日もまた飛行機が飛ばなければ“水曜どうでしょう”みたいに深夜バスで帰って来るがいいよ。そして私は「バスにやられた人」を間近で見たいがために、寒波よ来い!と願わずにはいられないのでした。


RJohn Petrucci & Jordan Rudess / An Evening With


 寒さに震えながら押して。
 

手打ちうどんの巻

2008年01月24日 | カノリンヌ

あまりに寒いので、うどん打ちました。
あ、短すぎた。
大寒だけあって、ここ数日の寒さには閉口しており外に買い物に行くのもはばかられたものの、冷蔵庫を開けても小麦粉しか無かったため即席うどんを打ちました。

本来ならば中力粉とかを使うべきなのですが、そんなものはありません。それを買いに外に出るなんて事になったら本末転倒だと意地になって、小麦粉に塩ひとつまみと適量の水をぶちこんで粘土みたいにこねくりまわし、ソーセージくらいの大きさしかない“すりこぎ”で平べったくしてから適当にザクザク切ってゆでました。

鼻歌まじりに麺らしきものをゆでていると、どんどん膨らんでくるではありませんか。なんじゃこりゃ。小麦粉しか使ってないのに・・・。そういや数年前、四国に讃岐うどんを打ちに行った時もそうだったような気がする。今頃思い出しても仕方がないので諦めて、とりあえず讃岐うどんを作る要領でサッと冷水でもみ洗い。

1本味見してみました。うっ!讃岐うどんと同じ食感!これはイケるんじゃな~い?と、したり顔でうどん出汁を作って素うどんにしてみました。わ~い手打ちうどんだ~♪と浮かれ気分で食べていたのですが、所詮小麦粉をのばしてゆでた物。だんだん胸焼けがして来ました。それでも、カノリンヌ家で“お残し”は許されないため、この半分以上残った白いかたまりをどうするか考え、苦しい時のカレー頼みでカレーうどんに華麗なる変身を。

出汁にカレー粉を入れたり、インスタントコーヒーをちょびっと入れたりして味を調整していたのですが、なんだか物足りない。もう少しカレー粉を入れてやろうと容器の蓋を取って勢いよく入れました。ところが・・・。

「ん?何か黒い・・・」容器を見ると「黒コショウ」と書かれていました。おいおい勘弁してくれよ。慌てて鍋の中の黒い部分を取り除くも、時既に遅し。黒い粉は霧散しておりました。まぁ、味はカレーうどんなのでこれで良いやと器に盛って食べ始めましたが、やっぱり辛いもんは辛い。汗がにじんできました。まぁ寒かったんだから、丁度いいかと完食。ええ、全て適当ですとも。一見「うどんを打つなんてグルメ!」と思った人もいるかと思いますが、もとは「ものぐさ」から発生しております。お間違いなきよう。

・・・えー、何が言いたかったかというとですね「付け焼き刃は剥げやすい」という事です。もしくは「急がば回れ」これですかね。・・・うん、リベンジする。


立川志の輔 / 志の輔らくごのごらく5「新・八五郎出世」


 う・ど~んと押してみよう。
 

今年のカノリンヌ一族

2008年01月11日 | カノリンヌ

うちの祖母が倒れて入院したと聞いて、お見舞いに行ってまいりました。あまり芳しくない状態であるにも関わらず、やはりカノリンヌ家の人達はすっとぼけておりました。あんまり緊張感とか感じられんのです。これは血筋だと自分の呑気さを諦め気分で微笑みながら見つめ直した次第です。

私が病室に入る前から祖母はずっと胸の痛みに耐えており、きつい鎮痛剤を打っていたせいで意識も朦朧としておりました。そのため、幻覚や幻聴を聞いたのでしょう、うわごとで「犬がワンワンいうとる」と言ったのです。120%確実にそう聞こえたので、それを一緒に祖母の様子を見ていた叔母に伝えると叔母が吹き出し、それを見て祖母も笑いまた胸が痛くなるという、看病してるのか邪魔してるのか分からないような状態に。

それを見ていた母が「あんた達はもう・・・ふざけてんの?」と怒り気味にしておりました。そんな母が、祖母が入院した時の経緯を説明してくれたのですが、心臓内科系の集中治療室の事を頻繁に「UCC」と言うのです。コーヒーかと(正解はCCU)ふざけてんのはどっちかと(注:本人は至って真剣です)

しばらくしてもう一人の叔母が、泊まり込みで看病するためにやって来たのですが、その叔母は睡魔に弱いと来たもんで、母を筆頭に親戚一同不安に思っておりました。はなから私も泊まる気でいたので、叔母と一緒に病室に残りました。案の定、深夜0時を回る前に叔母は私の横で即身仏みたいに目を閉じておりました。ミワンコフの事を思い出し笑いそうになりましたが、本人は至って真剣なので笑えません。叔母も気合いを入れ直して「今日はテレビで洋画やってるから、それを見て睡魔と戦うわ」と言うのですが、その日に洋画なんてやってたっけ?とTVガイドを見てみると・・・ありましたわ「ションベンライダー」という文字が。これ、邦画ですから。ナイトライダーみたいなものだと思っていたのか?

しょうがねぇなと思いながら、私の携帯に電話がかかって来たので病室を出て、薄暗くて人気のないロビーで話しておりました。すると・・・!

窓の外を、白い服を来た女がこっちをじっと見つめたまま右から左へスーッと移動してるではないですか!ここ、2階だって!!体が凍り付くとはこの事か。持っていた携帯を強く握りしめ、よく目を凝らしてみると、非常階段を上がってくる看護士さんでした。むしろ私の存在が彼女を驚かせていたようで・・・すまぬ。

そんな感じで朝を迎える頃には祖母の熱もだいぶ下がり、わずかながらも会話が出来るようになっておりました。カノリンヌ家の人達が集まると笑いが絶えないので祖母も安心するらしく、終止機嫌よくしておりました。

そんな祖母も入院した初日は、床ずれを防ぐ為に2時間おきにやってくる看護士さんに「何の悪さをするとか?そんなマスクなんかしてからに!」と至って真剣に怒っていたらしいので、このすっとぼけ具合は3代に渡っているのだと、血を濃く感じた次第でございます。


Boz Scaggs / Silk Degrees


 びっくりして押してみよう。
 

お正月は映画でしょ

2008年01月09日 | カノリンヌ

※ちょっとネタバレしてますヨ。ご注意を。

年が明けて、時間が出来たので映画を何本か観ました。しょっぱなは「40歳の童貞男」BGMに懐かしい80年代の曲が流れていて良かった。「このシーンでエイジアかよ!?」みたいな笑いあり、最後のシーンは「40年も童貞だった人が童貞でなくなった瞬間って、こんなものかも知れない」という未知の脳内イメージにハマってしまい、爆笑してしまいました。何も考えたくない時に観る映画としては「少林サッカー」に続くヒット作品だと思います。

その次に観たのは「プラダを着た悪魔」これは、アメリカ人が好きなサクセス・ストーリーだったのだけれど、どっちかと言うと「ドーン・オブ・ザ・デッド」の方がリアルだ。だって、昨日までダサダサだった女の子が突然一流モデルばりに変身するとか、メキメキとキャリア・アップするとか、上手く行き過ぎでフワフワ浮ついてしまい面白みが感じられない。どのくらい上手く行き過ぎかというと、もしあの主人公がブー太郎だったら、冒頭で就職が決まった段階であまりのラッキー度に“不安死に”してると思われるほど。

・・・って、あんまり感想を書くほどの内容はありませんでした。まぁブランドものとかが好きな人には楽しめるのカモナー。ぼんやりとファッション誌を見る感じの映画でした。

お次は、ボスんちで観た「16ブロック」ですヨ。昔、友人が言っておりました「ブルース・ウィリスって、役名いらんよな」と。確かに、どんな映画に出てもブルース・ウィリス。善人でも悪人でもブルース・ウィリス。それが悪いってワケではないのですよ。確立された個性がある、そんな役者ってのも必要だと。ブルースがいるだけで、何でも助かっちゃうような気がする、そんな俳優さんは他にハリソン・フォードくらいしかいないし(あ、ハリソン・フォードも役名いらんよな)

映画の方は、派手さはそんなに無かったものの、良い映画でしたよ。DVDの特典に「もうひとつのエンディング」ってのがありましたが、あれにしなくて正解だったと思います。っつーか、観せてくれなくても良いのにって感じ。企画の段階で、あのストーリーが出た事が不思議なくらいです。

最後は「レディ・イン・ザ・ウォーター」否定派の多いシャマラン監督作品ですが、kiskeはシャマランを応援します。だって泣けるんだもの。必ず1回は、ホラー映画よりもコワ~いシーンがあるんだもの。まぁ、この映画に関しては「シャマラン出すぎ!」と思ったし、ちょっとクサいな~という内容ではあったものの、最後はやっぱり泣けました。

この映画は完全なおとぎ話なので、設定とか、細かい事を考えると面白くなくなります。純粋な心で映画を観られる人だけが観たら良いと思います。

今年はそんなに数多く観ませんでしたが、久しぶりに「映画を観た!」という気分を味わえました。お正月って良いですね。


Thin Lizzy / Wild One:The Very Best of Thin Lizzy


 ティッシュかと思ったらボタンだった!押しとこ。
 

2008 明けました。

2008年01月02日 | カノリンヌ

昨年中、みなさまには大変お世話になりました。今年も1年、精進したい所存にございますので、何卒よろしくお願い致します。

また年が明けました。ダウンタウンの番組を見てたら、知らないうちに明けていたというのが実状ではございますが、これも良い年越しをしたなと。今年も1年、笑って過ごせますように!

元旦の朝は、大晦日から寝ずに仕事してるさまぁ~ずがお疲れのご様子だったので、おにぎりを差し入れしたり、ガチャピンの中に入ってる人(あの着ぐるみを着た状態でダイビングしたりスキーしたりする人)とお喋りしたり・・・と、テレビを見ながらうたた寝してたらそんな初夢を見てしまいました。さまぁ~ずとガチャピンか。さい先よろしいな。

テレビをつけていたら、1日中お笑い番組ばっかり。凄いですね、お正月のテレビは。お陰様で完全に弛緩して、脳がのびたうどんみたいになっております。これも国家の陰謀か!(それでどうなるというのか)

まぁ、お正月くらいはのんびり過ごせという事なんでしょう。そういう事なら、お言葉に甘えて正月気分を満喫させていただきます。ふわぁ~、いいなぁ~、お正月って!地球に生まれて良かったーっ!!(by織田裕二)


Dream Theater / Systematic Chaos


 おめでとうございマ~ス!(クリスマスをひきずりながら)
 

ゲフゴフゴフ

2007年12月30日 | カノリンヌ

もう、単刀直入に書きますわ。風邪ひきました。なんでやさぐれてるかっつーと「あとは投稿ボタンを押すだけ!」という所に来てデータが飛んだとかそういうんじゃなく、自分でウインドウ閉じた。アホだ、風邪菌が脳に来たのかも知れません。

この年末の忙しい時に風邪なんかひきやがって、このヤローーーッ!と猪木ばりに自分を罵倒したい思いでいっぱいですが、そんな事をしても仕方がないので丸一日寝てました。もうこれ以上寝たら背骨が折れるっつーくらい、寝て起きたら何とか治まってくれたようです。

なので、昨日は参加できなかったのですが、今から名古屋・大須へ行って今年最後のライブペインティングです。ものすご寒いらしいので、マスクの上に目出し帽でもかぶって行きたいくらいなのですが、それでは私の美貌をお見せする事が出来ないので、マフラーで防御です。自分で書いててつまんない事は分かってるけど、そこは見逃してくれよ(by キョンキョン)

★湘南Shy'Z(しょうなんしゃいず)http://shounan-shyz.com/
★名古屋市中区大須3-42-23 TEL 052-242-7732
★地下鉄鶴舞線上前津駅8番出口から徒歩2分

17:00オープンです。参加のご連絡はぎりぎりまで受付しますので、お店の方にご連絡ください!てなワケで、今から大須まで行ってきま~す♪


立川志の輔 / 志の輔らくごのごらく 5 「新・八五郎出世」


 メリークリスマ~ス!(すんごい遅れて押して)