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コジキジゲン

ヘレンケラーの願い

2015-05-11 21:12:31 | 古事記字源

 ・・・「そしてメが生まれた」・・・NHKTV「生命大躍進・第1集・そして"目"が生まれた40億年前の地球最初の生命から私たち人間」まで・・・「命の記録、DNA」・・・「目の誕生」・・・「5億年前、目を持たなかった生物が、目を持つようになった」・・・「視覚の発生」は「植物の光センサーのDNA」が「動物のDNA」と合体した・・・
 「生き物の個々の存在」は「生きるコトそれ自体」である、とツクヅク思う。「個々の時間に限られた生命体維持のエゴやセルフっシュ」と「愛(協働?)」は「人間の脳ミソ」の産物である・・・だが、なぜ、「種を残す存在」となってしまったのか、なぜ、「蟻や蜂」のように「集団(人間も含めて)の存在」として「種を残す存在」となったのか・・・「動物」に「目」がなければ、「殺生への道の変化」は無かっただろうに・・・いや、「肉食の植物も存在する」から「生物(動植物)の宿命」なのだろう・・・
 そんなコトを云ったら「特殊になった五感感覚(視聴臭味触)」のスベテが「生きていく存在としての生き物の宿命」である。土竜(モグラ)、蛇(ヘビ)、蝙蝠(コウモリ)の「眼の退化」と同時に「嗅覚、聴覚の発達」。耳が聴こえない動物は「他の感覚器官の発達」で生きている・・・眼が見えない人でも天才的な聴覚と指の感覚でピアのを弾く人ももいれば、全身無感覚な特殊な病の人も存在する・・・
 「ヘレンケラー」は「見る・聞く・話す、盲聾(モウロウ)」と云う存在の人であった・・・だが「話すこと」が出来るようになった。「幼少時、ヘレンは同じく盲目の日本人の塙保己一(はな・ほきいち)を手本にして生きた」とは知らなかった。
  ↓
 ウイッキペデアには
 「私は一人の人間に過ぎないが、一人の人間ではある。何もかもできるわけではないが、何かはできる。だから、何もかもはできなくても、できることをできないと拒みはしない」
 「世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています」
 「もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう」
 彼女の「名言」が載っていた・・・彼女、「秘書のピーター」と相思相愛の仲にもなったのに「生涯独身」だったらしい・・・生害の障碍は「両親」の反対だった・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%BC
  ↓
 だが、ボクから「視覚」が無くなったら・・・それでも「生きていたい」と思っている「存在」であるだろうか・・・「無聴覚」なら躊躇なく「生きていきたい」と断言できる。が、ボケじゃぁその「自覚」があるのか、どうなのか・・・モモちゃんは「片目」だけれど、頑張っている。近所の白黒のニャンコの突然の訪問にも寛大になったのか、無視しているのか・・・舌をチチチッと鳴らすと反応するが勝手に「たまチャン」と呼んでも無反応。名前が違っているんだろうな・・・
  ↓
 「よべる=よ、べる=よべ、る=ヨ・ベ・ル」の解釈・・・「ヨベルの年(歳・とし・ネン)」・・・「七周忌」・・・「忌中・喪中・供養」に関するコトバを調べてみた・・・
ーーーーー
 七七日忌(なななぬか・しちしちにち)とは、
 四十九日のこと
 忌明けとされる
 亡くなった日を
 1日目と数えて
 49日目がこの日にあたる
 同義語は
 四十九日
 関連語は
 初七日・二七日忌・三七日忌
 四七日忌・五七日忌・六七日忌
 追善法要・忌明け・埋葬
  ↓.
 中陰法要(忌明け)後、
 命日~100日目に
 「百ヶ日」法要
 「百ヶ日」
  と
 「一周忌」
 「三回忌」の
 法要は、
 中国の
 「儒教の祭祀」の影響
 亡者が
 「初七日」~「七七日(四十九日)」
 と
 「百ヶ日」を含めた
 八つの「忌日」と、
 「一周忌」、
 「三回忌」の
 二つの「年忌」の、
 合計十度の時点で、
 冥界の
 「十人の王に審判」される
 遺族による
 「追善供養による功徳」で、
 亡者の審判に
 資することを期すのが、
 忌日
 と
 年忌
 の
 法要の目的
  ↓
 三と七の数字は
 儒家の
 「三魂七魄」に基づいている
 「十王信仰」は
 仏教のものでなく、
 中国で生まれた信仰
 後
 道教と中国仏教とが
 「十王信仰」を共有
 「七回忌」以降の法要
 日本で独自に付加されたもの
 「十二支」が
 1巡する事に基づく
 「十三回忌」
 と
 2巡した
 「二十五回忌」や、
 「三と七」を重視
  ↓
 七回忌
 十七回忌
 二十三回忌
 二十七回忌
 三十三回忌
 三十七回忌
 四十三回忌
 四十七回忌や、
 五十回忌(以後50年毎に百回忌、百五十回忌・・・)
 を行うことも始まった。
 五十回忌からは
 遠忌(おんき)という
 一般人は
 三回忌・七回忌・十三回忌・三十三回忌
 だけ
 三十三回忌を
 「弔い上げ」、
 あるいは、
 「問切り」
 と称し、
 死者が
 ホトケ(死者の敬称)から
 「神様」となる
 「ご先祖様の仲間入り」
 「三十三回忌」を
 最後の年忌にする
 日本では11世紀以降に
 「十王信仰」が広まった
 江戸時代になると
 旧来の十王信仰に
 「七回忌」
 「十三回忌」
 「三十三回忌」
 の分として新たに
 「三王とその本地三仏」が加えられ
 「十三仏信仰」が生まれた
 特に二十三回忌以降は
 宗派、地域による差が大きい
 二十五回忌を行い
 二十三回忌と
 二十七回忌を行わない場合や、
 逆に
 二十五回忌のみを行わない場合。
 五十回忌まで行う場合は
 三十三回忌
 と
 三十七回忌は行わない場合など・・・があるらしい
  ↓
 神道の神葬祭
 回忌ではなく年祭(式年祭)
 一年祭、三年祭、五年祭、十年祭と続き、
 以降5年毎に行う
 一年祭だけは
 仏教の一周忌にあたるが、
 それ以降は
 仏教の三回忌
 と
 神道の三年祭では
 1年のずれがある・・・
 通常の死者の場合は
 「五十年祭」をもって
 「祭り上げ」とする
 平年の
 「祥月命日」の祭儀は
 「正辰祭(しょうしんさい)」という
 年祭と正辰祭を総称して
 「御霊祭」という
 ↓
 その他
 年忌法要
 三回忌以降は
 数え年の数え方であるので
 実際の経過年数と一致しない
  ↓
 百ヶ日=没日の99日後
     卒哭忌(そっこくき)
 一周忌=没年の翌年の祥月命日
     この日までが
     「喪中」
     「服忌令」という法令に基づいて、
      13か月とする場合もある
 三回忌=没年の翌々年
     最近では三回忌まで
     親類を呼ぶ・・・
 七回忌=没年の6年後
 十三回忌=没年の12年後
 (十七回忌=没年の16年後)
 (二十三回忌=没年の22年後)
 (二十五回忌=没年の24年後)
 (二十七回忌=没年の26年後)
 三十三回忌=没年の32年後
 (三十七回忌 : 没年の36年後)
 (四十三回忌 : 没年の42年後)
 (四十七回忌 : 没年の46年後)
 (五十回(遠)忌 : 没年の49年後
 以降50年毎に、
 百回遠忌(没年の99年後)
 百五十回遠忌(没年の149年後)
 三十三回忌(または五十回忌)の
 「弔い上げ」の際、
 寺への
 寄進や
 永代供養を行う・・・
 ・・・???・・・・
  ↓
 「魂魄論」・・・ボクが理解していた「魂魄論」は「魂は男の霊」で、「魄は女の霊」である。生きている間に夫婦になって、どちらかが先に死んだ「魂(夫)」か、「魄(妻)」が天国の門前で、待ち、後から来た「霊」と合体し「魂魄」となって一緒に天国に入る、と云うものだった・・・「天国」には生きている間は「一夫一婦」でなければ「魂魄」となって入れない、と云うモノだったが・・・以下の考え方は・・・「魂魄二元論」であるらしい・・・
  ↓↑
 魂が天に帰り
 魄のみの存在とされる
 「三魂」=「胎光・爽霊・幽精」
      「主魂、覺魂、生魂」
      「元神、陽神、陰神」
      「天魂、識魂、人魂」
 「七魄」=「尸狗、伏矢、雀阴(陰)、
       容贼(吝賊)、非毒、
       除秽(陰穢)、臭肺」・・・
  ↓
 「三魂七魄」
 「道教」など
 民間では、
 「三魂七魄」の数がある・・・
 「三魂」 は
 「天魂(死後、天に向かう)」、
 「地魂(死後、地に向かう)」、
 「人魂(死後、墓場に残る)」
 であり、
 「七魄」=喜び、怒り、哀しみ、
      懼れ、愛、惡しみ、欲望
 死して
 「魂は神」に、
 「魄は鬼」となる・・・?
  ↓
 「魂魄」は「気の集合体」で
 死んだらバラバラに散じて元には戻らないが、
 子孫が真心を尽くして祀る時、
 子孫(生者)の気と通じ感応し
 死者の霊魂は
 この世に「招魂」される
 「散じた気=魂魄は集まらない」としつつも、
 「招魂」の時は特別に「凝縮し招魂」となる・・・
  ↓
 「魂魄論」
 「魂」とは、
 「肝に宿り」、人間を成長させて行くもの
 心を統制する働き
 「魂」が強くなると、怒りっぽくなる・・・
 「魄」とは
 肉体的な外観、骨組み、生まれながらに
 持っている肉体で
 五官の働きを促進させ、成長させる作用
 「肺に宿り」、
 強すぎると物思いにふけるとされる・・・
 「落魄(ラクタク・らくはく)」は
 「肉体的機能喪失状態」・・・
 ならば、
 「落胆(ラクタン)」は
 「精神的機能喪失状態の落魂」だろう・・・? 


ーーーーー
 旧約聖書
 民数記
第36章
36:1
ヨセフの子孫の氏族のうち、
マナセの子
マキルの子である
ギレアデの子らの氏族の
頭目(かしら)たちがきて、
モーセと
イスラエルの人々の
頭目(かしら)である
司(つかさ)たちとの前で語って、
36:2
言った、
「イスラエルの人々に、
 その嗣業の地を
 籤(くじ)によって
 与えることを主はあなたに命じられ、
 あなたもまた、
 われわれの兄弟
 ゼロペハデ
 の嗣業を、
 その娘たちに与えるよう、
 主によって命じられました。
36:3
 その娘たちが
 もし、
 イスラエルの人々のうちの
 他の部族の息子(むすこ)たちに
 嫁(とつぐ)ならば、
 彼女たちの嗣業は、
 われわれの父祖の嗣業のうちから取り除かれて、
 その嫁(とつぐ)部族の嗣業に加えられるでしょう。
 こうして
 それは
 われわれの嗣業の分から取り除かれるでしょう。
36:4
 そして
 イスラエルの人々の
 ヨベル・・・・・・・ヨベル (Jubilee)
           ヨベルとはヘブライ語で
           角から作られた喇叭(ラッパ)
          「雄羊の角」の喇叭
           
       ?・・・よべる→ジュビリィ?
               ジョブリィ?
           英語はジュビリー
              (jubilee)
           呼べる・余部留・・?
           安息の年を
           拡大した七週年(7×7年)が
           満了した
           翌年の50年目を,
           解放,恩赦の年(大安息年)とした
           ヨベルの年(The Jubilee year)
           50年に一度の
           大贖罪の年
           旧約聖書のレビ 記に由来
           カトリック教会では、
           25年に一度の「聖年」
          「ヨベル書」は
          「外典」・・・日本では
                「小創世記」と翻訳
           シナイ山で
           大天使が
           モーセの前に現れ、
          「天地創造」から
          「族長時代」の末期までの
           経緯を懐述した記録
           アブラハムが
           祖父伝来の
           偶像を破壊し
           生まれ故郷を
           捨てたことも記録
           アダム以降の歴史を
           七年ごとに分割し
           各時代を配列
           その
           七年の単位を同書で
          「シャブア」=「週」
           と呼ぶ
          「シャブアが
           七回繰り返される期間
           (四十九年)」
          「大贖罪日は
           全ての借金が
           免除され罪が贖われる日」?
 の年がきた時、
 彼女たちの嗣業は、
 そのと嫁(とつい)だ部族の
 嗣業に加えられるでしょう。
 こうして
 彼女たちの嗣業は、
 われわれの父祖の部族の
 嗣業のうちから取り除かれるでしょう」。
36:5
モーセは主の言葉にしたがって、
イスラエルの人々に命じて言った、
「ヨセフの子孫の部族の言うところは
 正しい。
36:6
 ゼロペハデの娘たちについて、
 主が命じられたことはこうである。
 すなわち
 『彼女たちは
  その心にかなう者に
  嫁(とつ)いでもよいが、
  ただその父祖の部族の一族にのみ、
  嫁(とつ)がなければならない。
36:7
  そうすれば
  イスラエルの人々の嗣業は、
  部族から
  部族に移るようなことはないであろう。
  イスラエルの人々は、
  おのおの
  その父祖の部族の嗣業を
  かたく保つべきだからである。
36:8
  イスラエルの人々の部族のうち、
  嗣業をもっている娘はみな、
  その父の部族に属する一族に
  嫁(とつ)がなければならない。
  そうすれば
  イスラエルの人々は、
  おのおの
  その父祖の嗣業を保つことができる。
36:9
  こうして
  嗣業は一つの部族から
  他の部族に移ることはなかろう。
  イスラエルの人々の部族は
  おのおのその嗣業を
  かたく保つべきだからである』」。
36:10
そこで
ゼロペハデの娘たちは、
主がモーセに命じられたようにした。
36:11
すなわち
ゼロペハデ
の娘たち、
マアラ、・・・・
テルザ、・・・・
ホグラ、・・・・
ミルカ・・・・・
よび
ノア・・・・・・女性の名前?
は、
その父の
兄弟の息子(むすこ)たちに
嫁(とつ)いだ。
36:12
彼女たちは
ヨセフの子
マナセ
の息子(むすこ)たちの一族に
嫁(とつ)いだので、
その嗣業は
その父の一族の属する部族にとどまった。
36:13
これらは
エリコ
に近い
ヨルダンのほとりの
モアブ・・・・・・モアブ(Maāb)
          古代イスラエルの
          東に隣接した地域の地名
          死海の東岸、
          アルノン川
         (ヨルダン・
          ハシミテ王国
          ワディ・アル・ムジブ)以南から
          ゼレド川以北
         (ヨルダンの
          ワディ・アル・ハサ)の
          高原地帯
          ↓↑
          アブ・カマル=シリア
          アブ・カマルの町は
          ユーフラテス川で二つに
          分岐
          マリ(Mari)=テル・ハリリ
                 Tell Hariri
          遺跡が近くにある
          紀元前1800年頃
          アモリ(アマル)系王朝
          神殿は
          シャマシュ(太陽)神
          ダゴン(嵐神)
         (ダガン)
          アッカド語
          イシュタル女神=イナンナ(豊饒神)
          に愛され
          王権を承認された
          アッカド王の
          サルゴン (Sargon)
           ↓↑
         →猿 田 彦=さるたびこ(古事記)
         (さるデンゲン)は溺死・・・
          サル  ゴン=シャル・キン
                 (Sharru kin)
           ↓↑
          は
          母親に
          出生を隠され
          篭にいれられて
          ユーフラテス川に流され
          アッキ(庭師)に拾われた
              ↓
          イシュタル女神は
          エジプト語では
          イシス女神
           ↓↑
          オシリスは
          セトに
          13個に分断され
          ナイル川にバラバラにされ捨てられ
          イシス女神は
          その夫の死体を
          ナイル川から拾い上げ
          蘇生し
          ホルスを産んだ
           ↓↑
          モーゼがナイル川に流された
          ハナシに類似・・・
          ヨハネに
          水の洗礼(バブテスマ)を
          受けた
          キリストの復活にも類似・・・
         「清水」は汚れたモノを清めるモノ
          or
         「誕生産後の産湯」である・・・
の平野で、
主がモーセによって
イスラエルの人々に
命じられた
命令と
掟(おきて)である。
ーーーーー
 ・・・「BC1416年ユダヤ人、カナンの地に入植」・・・70回目の「ヨベルの年」・・・「2015年9月23日→22日(乙未・乙酉・辛丑)」・・・
 2015年4月25日15時11分・・・
 乙 未(丁・乙・己)
 庚 辰(乙・癸・戊)
 辛 未(丁・乙・己)
 乙 未(丁・乙・己)
ーーーーー
 ・・・「民数記」・・・オワッタかな・・・

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「ひつぎ=棺・柩」の中

2015-05-11 00:03:02 | 古事記字源

 ・・・「逃れの町」・・・「私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)の居る地を汚してはならない」・・・「遁れのマチ」・・・「13:55・TVの日曜イベントアワー」の「リミット(原題: Buried)2010年・スペイン映画・監督・ロドリゴ・コルテス(Rodrigo Cortés Giráldez)・出演・ライアン・レイノルズ、ロバート・パターソン」を観たけれど・・・スベテの「生きている人間」が「ポール・コンロイ」と同様な「ひつぎ=棺・柩」の中に閉じ込められ、右往左往の「葛藤・喜怒哀楽」の人生のプロセスで生きている・・・「be buried=埋もれる・埋没する・埋められた・埋葬された」・・・「逃げ場は無い」・・・「ラモーゼ( 第18王朝のアメンヘテプ3世~4世(イクナトン)の時代の宰相(テーベ総督)」は生きている間に「自分自身の霊廟・墓場」を造ったが中途半端に終わり、放棄され、死後、そこに埋葬された気配はない・・・
 「秦」とはナニか?・・・
 「荀子(荀卿・孫卿)」
 生没年、前313?~前238?
 姓は「荀(ジュン)」、
 名は「況(イワンや・キョウ)」
 出身地は「趙国」
 古代戦国期、「秦帝国」成立前に「性悪説」、「天人の分」、「礼の王国」などを主張・・・
 荀 (ジュンイク)
 163年(延熹六年)~212年(建安十七年)
 中国後漢末期の政治家
 字は「文若(ブンジャク)」
 諡は「敬」
 祖父は
 「荀淑(ジュンシュク)
 字は「季和」
 荀子十一世の孫・・・
ーーーーー
 旧約聖書
 民数記
第32章
32:1
ルベンの子孫と
ガドの子孫とは
非常に多くの家畜の群れを持っていた。
彼らが
ヤゼルの地と、
ギレアデの地とを見ると、
そこは
家畜を飼うのに適していたので、
32:2
ガドの子孫と
ルベンの子孫とがきて、
モーセと、祭司エレアザルと、
会衆の
司(つかさ)たちとに言った、
32:3
「アタロテ、デボン、ヤゼル、
 ニムラ、ヘシボン、エレアレ、
 シバム、ネボ、ベオン、
32:4
 すなわち
 主が
 イスラエルの会衆の前に
 撃ち滅ぼされた国は、
 家畜を飼うのに適した地ですが、
 しもべらは家畜を持っています」。
32:5
彼らはまた言った、
「それでもし、
 あなたの恵みを得られますなら、
 どうぞこの地を
 しもべらの領地にして、
 われわれに
 ヨルダンを渡らせないでください」。
32:6
モーセは
ガドの子孫とルベンの子孫とに言った、
「あなたがたは
 兄弟が戦いに行くのに、
 ここにすわっていようというのか。
32:7
 どうして
 あなたがたはイスラエルの人々の
 心をくじいて、
 主が彼らに与えられる地に
 渡ることができないようにするのか。
32:8
 あなたがたの先祖も、
 私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)が
 カデシ・バルネアから、
 その地を見るためにつかわした時に、
 同じようなことをした。
32:9
 すなわち
 彼らは
 エシコルの谷に行って、
 その地を見たとき、
 イスラエルの人々の心をくじいて、
 主が与えられる地に
 行くことができないようにした。
32:10
 そこでその時、
 主は怒りを発し、誓って言われた、
32:11
 『エジプトから出てきた人々で
  二十歳以上の者は
  ひとりも
  私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)が
  アブラハム、イサク、ヤコブに
  誓った地を見ることはできない。
  彼らは
  私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)に
  従わなかったからである。
32:12
  ただ
  ケニズびと
  エフンネの子
  カレブ
  と
  ヌンの子
  ヨシュア
  とはそうではない。
  この
  ふたりは
  全く主に従ったからである』。
32:13
 主はこのように
 イスラエルにむかって怒りを発し、
 彼らを
 四十年のあいだ
 荒野にさまよわされたので、
 主の前に悪を行った
 その世代の人々は、
 ついに
 みな滅びた。
32:14
 あなたがたは
 その父に
 代って
 立った罪びとの
 輩(やから)であって、
 主のイスラエルに対する
 激しい怒りをさらに増そうとしている。
32:15
 あなたがたが
 もし
 背(そむ)いて主に従わないならば、
 主はまた
 この民を
 荒野にすておかれるであろう。
 そうすれば
 あなたがたは
 この民をことごとく
 滅ぼすに至るであろう」。
32:16
彼らはモーセのところへ進み寄って言った、
「われわれはこの所に、
 群れのために羊の檻(おり)を建て、
 また
 子供たちのために
 町々を建てようと思います。
32:17
 しかし、
 われわれは
 武装してイスラエルの人々の前に進み、
 彼らをその所へ導いて行きましょう。
 ただ
 われわれの子供たちは、
 この地の住民の害をのがれるため、
 堅固な町々に
 住ませておかなければなりません。
32:18
 われわれは
 イスラエルの人々が、
 おのおの
 その嗣業を受けるまでは、
 家に帰りません。
32:19
 また
 われわれは
 ヨルダンのかなたで
 彼らとともには嗣業を受けません。
 われわれは
 ヨルダンのこなた、
 すなわち
 東の方で
 嗣業を受けるからです」。
32:20
 モーセは彼らに言った、
「もし、あなたがたがそのようにし、
 みな武装して主の前に行って戦い、
32:21
 みな武装して主の前に行って
 ヨルダン川を渡り、
 主がその敵を自分の前から追い払われて、
32:22
 この国が主の前に征服されて後、
 帰ってくるならば、
 あなたがたは主の前にも、
 イスラエルの前にも、
 とがめはないであろう。
 そして
 この地は主の前に
 あなたがたの所有となるであろう。
32:23
 しかし、そうしないならば、
 あなたがたは
 主にむかって罪を犯した者となり、
 その罪は
 必ず身に及ぶことを
 知らなければならない。
32:24
 あなたがたは
 子供たちのために町々を建て、
 羊のために、
 檻(おり)を建てなさい。
 しかし、
 あなたがたは
 約束したことは行わなければならない」。
32:25
ガドの子孫とルベンの子孫とは、
 モーセに言った、
「しもべらは
 あなたの命じられたと檻(おり)にいたします。
32:26
 われわれの子供たちと妻と羊と、
 すべての家畜とは、
 この
 ギレアデ
 の町々に残します。
32:27
 しかし、
 しもべらはみな武装して、
 あなたの言われると檻(おり)、
 主の前に渡って行って戦います」。
32:28
モーセは彼らのことについて、
祭司エレアザルと、
ヌンの子
ヨシュアと、
イスラエルの人々の部族のうちの
氏族の頭目(カシラ・トウモク)たちとに命じた。
32:29
そしてモーセは彼らに言った、
「ガドの子孫と、
 ルベンの子孫とが、
 おのおの武装して
 あなたがたと一緒に
 ヨルダンを渡り、
 主の前に戦って、
 その地を
 あなたがたが征服するならば、
 あなたがたは彼らに
 ギレアデの地を
 領地として与えなければならない。
32:30
 しかし、もし
 彼らが武装して
 あなたがたと
 一緒に渡って行かないならば、
 彼らは
 カナンの地で
 あなたがたのうちに
 領地を獲なければならない」。
32:31
ガドの子孫と、
ルベンの子孫とは答えて言った、
「しもべらは主が言われたと檻(おり)にいたします。
32:32
 われわれは武装して、
 主の前に
 カナンの地へ渡って行きますが、
 ヨルダンのこなたで、
 われわれの嗣業をもつことにします」。
32:33
そこで
モーセは
ガドの子孫と、
ルベンの子孫と、
ヨセフの子
マナセの部族の半ばとに、
アモリびとの王
シホンの国と、
バシャンの王
オグの国とを与えた。
すなわち、
その国
および
その領内の
町々とその町々の周囲の地とを与えた。
32:34
こうして
ガドの子孫は、
デボン、
アタロテ、
アロエル、
32:35
アテロテ・ショパン、
ヤゼル、
ヨグベハ、
32:36
ベテニムラ、
ベテハラン
などの堅固な町々を建て、
羊の檻(おり)を建てた。
32:37
また
ルベンの子孫は、
ヘシボン、
エレアレ、
キリヤタイム、
32:38
および
後に名を改めた
ネボ
と、
バアル・メオンの町を建て、
また
シブマの町を建てた。
彼らは建てた町々に新しい名を与えた。
32:39
また
マナセの子
マキルの子孫は
ギレアデに行って、
そこを取り、
その住民
アモリびとを追い払ったので、
32:40
モーセは
ギレアデ

マナセの子
マキル
に与えてそこに住まわせた。
32:41
また
マナセの子
ヤイルは行って村々を取り、
それを
ハオテヤイル
と名づけた。
32:42
また
ノバ
は行って
ケナテとその村々を取り、
自分の名にしたがって、
それを
ノバと名づけた。
 ↓
第33章
33:1
イスラエルの人々が、
モーセとアロンとに導かれ、
その部隊に従って、
エジプトの国を出てから経た
旅路は次のとおりである。
33:2
モーセは主の命により、
その旅路にしたがって
宿駅を書きとめた。
その宿駅にしたがえば
旅路は次のとおりである。
33:3
彼らは
正月の十五日

ラメセス
を出立した。
すなわち
過越の翌日
イスラエルの人々は、
すべてのエジプトびとの目の前を
意気揚々と出立した。
33:4
その時
エジプトびとは、
主に撃ち殺された
すべてのういごを葬っていた。
主はまた
彼らの神々にも罰を加えられた。
33:5
こうして
イスラエルの人々は
ラメセス
を出立して
スコテ
に宿営し、
33:6
スコテ
を出立して
荒野の端にある
エタム
に宿営し、
33:7
エタムを出立して
バアル・ゼポンの前にある
ピハヒロテ
に引き返して
ミグドル
の前に宿営し、
33:8
ピハヒロテを出立して、
海のなかをとおって荒野に入り、
エタムの荒野を
三日路ほど行って、
メラに宿営し、
33:9
メラを出立し、
エリムに行って宿営した。
エリムには
水の泉十二と、
なつめやし
七十本とがあった。
33:10
エリムを出立して
紅海のほとりに宿営し、
33:11
紅海を出立して
シンの荒野に宿営し、
33:12
シンの荒野を出立して
ドフカに宿営し、
33:13
ドフカを出立して
アルシに宿営し、
33:14
アルシを出立して
レピデムに宿営した。
そこには
民の飲む水がなかった。
33:15
レピデムを出立して
シナイの荒野に宿営し、
33:16
シナイの荒野を出立して
キブロテ・ハッタワに宿営し、
33:17
キブロテ・ハッタワを出立して
ハゼロテに宿営し、
33:18
ハゼロテを出立して
リテマに宿営し、
33:19
リテマを出立して
リンモン・パレツに宿営し、
33:20
リンモン・パレツを出立して
リブナに宿営し、
33:21
リブナを出立して
リッサに宿営し、
33:22
リッサを出立して
ケヘラタに宿営し、
33:23
ケヘラタを出立して
シャペル山に宿営し、
33:24
シャペル山を出立して
ハラダに宿営し、
33:25
ハラダを出立して
マケロテに宿営し、
33:26
マケロテを出立して
タハテに宿営し、
33:27
タハテを出立して
テラに宿営し、
33:28
テラを出立して
ミテカに宿営し、
33:29
ミテカを出立して
ハシモナに宿営し、
33:30
ハシモナを出立して
モセラに宿営し、
33:31
モセラを出立して
ベネヤカンに宿営し、
33:32
ベネヤカンを出立して
ホル・ハギデガデに宿営し、
33:33
ホル・ハギデガデを出立して
ヨテバタに宿営し、
33:34
ヨテバタを出立して
アブロナに宿営し、
33:35
アブロナを出立して
エジオン・ゲベルに宿営し、
33:36
エジオン・ゲベルを出立して
チンの荒野
すなわち
カデシに宿営し、
33:37
カデシを出立して
エドムの国の端にある
ホル山に宿営した。
33:38
イスラエルの人々が
エジプトの国を出て
四十年目

五月一日
に、
祭司アロンは主の命により
ホル山に登って、
その所で死んだ。
33:39
アロンはホル山で死んだとき
百二十三歳
であった。
33:40
カナンの地のネゲブに住んでいた
カナンびと
アラデの王は、
イスラエルの人々の来るのを聞いた。
33:41
ついで、
ホル山を出立してザルモナに宿営し、
33:42
ザルモナを出立してプノンに宿営し、
33:43
プノンを出立してオボテに宿営し、
33:44
オボテを出立して
モアブの境にある
イエ・アバリムに宿営し、
33:45
イエ・アバリムを出立して
デボン・ガドに宿営し、
33:46
デボン・ガドを出立して
アルモン・デブラタイムに宿営し、
33:47
アルモン・デブラタイムを出立して
ネボの前にある
アバリム
の山に宿営し、
33:48
アバリムの山を出立して
エリコに近い
ヨルダンのほとりの
モアブの平野に宿営した。
33:49
すなわち
ヨルダンのほとりの
モアブの平野で、
ベテエシモテ

アベル・シッテム
との間に宿営した。
33:50
エリコに近い
ヨルダンのほとりの
モアブの平野で、
主はモーセに言われた、
33:51
「イスラエルの人々に言いなさい。
 あなたがたが
 ヨルダンを渡って
 カナンの地にはいるときは、
33:52
 その地の住民を
 ことごとく
 あなたがたの前から追い払い、
 すべての石像をこぼち、
 すべての鋳像をこぼち、
 すべての高き所を破壊
 しなければならない。
33:53
 また
 あなたがたは
 その地の民を追い払って、
 そこに住まなければならない。
 私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)が
 その地を
 あなたがたの
 所有として与えたからである。
33:54
 あなたがたは、
 おのおの氏族ごとに
 くじを引き、
 その地を分けて
 嗣業としなければならない。
 大きい部族には多くの
 嗣業を与え、
 小さい部族には少しの
 嗣業を与えなければならない。
 そのくじの当った所が
 その所有となるであろう。
 あなたがたは
 父祖の部族にしたがって、
 それを継がなければならない。
33:55
 しかし、
 その地の住民を
 あなたがたの前から
 追い払わないならば、
 その残して置いた者は
 あなたがたの目に
 とげとなり、
 あなたがたの脇に
 いばらとなり、
 あなたがたの住む国において、
 あなたがたを悩ますであろう。
33:56
 また、
 私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)は
 彼らにしようと思ったとおりに、
 あなたがたにするであろう」。
 ↓
第34章
34:1
主はモーセに言われた、
34:2
「イスラエルの人々に命じて言いなさい。
 あなたがたが
 カナンの地にはいるとき、
 あなたがたの
 嗣業となるべき地は
 カナンの地で、
 その全域は次のとおりである。
34:3
 南の方は
 エドムに接する
 チンの荒野に始まり、
 南の境は、
 東は塩の海の端に始まる。
34:4
 その境は
 アクラビムの坂の南を巡って
 チンに向かい、
 カデシ・バルネアの南に至り、
 ハザル・アダルに進み、
 アズモンに及ぶ。
34:5
 その境はまた
 アズモンから転じて
 エジプトの川に至り、
 海に及んで尽きる。
34:6
 西の境は
 おおうみとその沿岸で、
 これが
 あなたがたの西の境である。
34:7
 あなたがたの
 北の境は次のとおりある。
 すなわち
 おおうみから
 ホル山まで線を引き、
34:8
 ホル山から
 ハマテの入口まで線を引き、
 その境を
 ゼダデに至らせ、
34:9
 また
 その境は
 ジフロンに進み、
 ハザル・エノンに至って尽きる。
 これが
 あなたがたの北の境である。
34:10
 あなたがたの
 東の境は、
 ハザル・エノンから
 シパムまで線を引き、
34:11
 またその境は
 アインの東の方で、
 シパムから
 リブラに下り、
 またその境は下って
 キンネレテの海の東の斜面に至り、
34:12
 またその境は
 ヨルダンに下り、
 塩の海に至って尽きる。
 あなたがたの国の周囲の境は
 以上のとおりある」。
34:13
モーセはイスラエルの人々に命じて言った、
「これは
 あなたがたが、
 くじによって継ぐべき地である。
 主はこれを
 九つの部族
 と
 半部族とに与えよと命じられた。
34:14
 それは
 ルベンの子孫の部族
 と
 ガドの子孫の部族とが
 共に
 父祖の家にしたがって、
 すでに
 その嗣業を受け、
 また
 マナセの半部族も
 その嗣業を受けていたからである。
34:15
 この
 二つの部族と
 半部族とは
 エリコに近いヨルダンのかなた、
 すなわち
 東の方、
 日の出る方で、・・・・ジポン
 その嗣業を受けた」。
34:16
主はまたモーセに言われた、
34:17
「あなたがたに、
 嗣業として地を分け与える人々の名は
 次のとおりである。
 すなわち
 祭司エレアザルと、
 ヌンの子
 ヨシュア
 とである。
34:18
 あなたがたはまた、
 おのおの部族から、
 司(つかさ)ひとりずつを選んで、
 地を分け与えさせなければならない。
34:19
 その人々の名は次のとおりである。
 すなわち
 ユダの部族では
 エフンネの子
 カレブ、
34:20
 シメオンの子孫の部族では
 アミホデの子
 サムエル、
34:21
 ベニヤミンの部族では
 キスロンの子
 エリダデ、
34:22
 ダンの子孫の部族では
 ヨグリの子
 司(つかさ)
 ブッキ、・・・・・
34:23
 ヨセフの子孫、
 すなわち
 マナセの部族では
 エポデの子
 司(つかさ)ハニエル、
34:24
 エフライムの子孫の部族では
 シフタンの子
 司(つかさ)
 ケムエル、
34:25
 ゼブルンの子孫の部族では
 パルナクの子
 司(つかさ)
 エリザパン、
34:26
 イッサカルの子孫の部族では
 アザンの子
 司(つかさ)
 パルテエル、
34:27
 アセルの子孫の部族では
 シロミの子
 司(つかさ)
 アヒウデ、
34:28
 ナフタリの子孫の部族では、
 アミホデの子
 司(つかさ)
 パダヘル。
34:29
 カナンの地で
 イスラエルの人々に
 嗣業を分け与えることを
 主が命じられた人々は
 以上のとおりである」。
 ↓
第35章
35:1
エリコに近い
ヨルダンのほとりの
モアブの平野で、
主はモーセに言われた、
35:2
「イスラエルの人々に命じて、
 その獲た嗣業のうちから、
 レビびとに
 住むべき町々を与えさせなさい。
 また、あなたがたは、
 その町々の周囲の放牧地を
 レビびと
 に与えなければならない。
35:3
 その町々は彼らの住む所、
 その放牧地は彼らの家畜と群れ、
 および
 すべての獣のためである。
35:4
 あなたがたが
 レビびとに与える町々の放牧地は、
 町の石がきから
 一千キュビトの
 周囲としなければならない。
35:5
 あなたがたは
 町の外で
 東側に
 二千キュビト、
 南側に
 二千キュビト、
 西側に
 二千キュビト、
 北側に
 二千キュビト
 を計り、
 町は
 その中央にしなければならない。
 彼らの町の放牧地は
 このようにしなければならない。
35:6
 あなたがたが
 レビびとに与える町々は
 六つで、
 のがれの町とし、
 人を殺した者が
 のがれる所としなければならない。
 なお
 このほかに
 四十二の町を与えなければならない。
35:7
 すなわち
 あなたがたが
 レビびとに与える町は
 合わせて
 四十八で、
 これを
 その放牧地と共に
 与えなければならない。
35:8
 あなたがたが
 イスラエルの人々の
 所有のうちから
 レビびとに
 町々を与えるには、
 大きい部族からは
 多く取り、
 小さい部族からは
 少なく取り、
 おのおの
 受ける嗣業にしたがって、
 その町々を
 レビびとに
 与えなければならない」。
35:9
主はモーセに言われた、
35:10
「イスラエルの人々に言いなさい。
 あなたがたが
 ヨルダンを渡って
 カナンの地にはいるときは、
35:11
 あなたがたのために町を選んで、
 のがれの町とし、
 あやまって
 人を殺した者を、
 そこに
 のがれさせなければならない。
35:12
 これは
 あなたがたが
 復讐する者を避けて
 のがれる町であって、
 人を殺した者が会衆の前に立って、
 さばきを受けないうちに、
 殺されることのないためである。
35:13
 あなたがたが与える町々のうち、
 六つを
 のがれの町としなければならない。
35:14
 すなわち
 ヨルダンのかなたで
 三つの町を与え、
 カナンの地で
 三つの町を与えて、
 のがれの町としなければならない。
35:15
 これらの
 六つの町は、
 イスラエルの人々と、
 他国の人
 および
 寄留者のために、
 のがれの場所としなければならない。
 すべて
 あやまって人を殺した者が、
 そこにのがれるためである。
35:16
 もし人が
 鉄の器で、
 人を打って死なせたならば、
 その人は
 故殺人である。
 故殺人は必ず殺されなければならない。
35:17
 また
 もし
 人を殺せるほどの石を取って、
 人を打って死なせたならば、
 その人は
 故殺人である。
 故殺人は必ず殺されなければならない。
35:18
 あるいは
 人を殺せるほどの木の器を取って、
 人を打って死なせたならば、
 その人は
 故殺人である。
 故殺人は必ず殺されなければならない。
35:19
 血の復讐をする者は、
 自分で
 その故殺人を殺すことができる。
 すなわち
 彼に出会うとき、
 彼を殺すことができる。
35:20
 また
 もし
 恨みのために人を突き、
 あるいは
 故意に人に物を投げつけて死なせ、
35:21
 あるいは
 恨みによって
 手で人を打って死なせたならば、
 その打った者は
 必ず殺されなければならない。
 彼は
 故殺人だからである。
 血の復讐をする者は、
 その故殺人に出会うとき殺すことができる。
35:22
 しかし、
 もし恨みもないのに
 思わず人を突き、
 または、
 なにごころなく人に物を投げつけ、
35:23
 あるいは
 人のいるのも見ずに、
 人を殺せるほどの
 石を投げつけて死なせた場合、
 その人がその敵でもなく、
 また
 害を加えようとしたのでもない時は、
35:24
 会衆はこれらのおきてによって、
 その人を殺した者と、
 血の復讐をする者との間を
 さばかなければならない。
35:25
 すなわち
 会衆はその人を殺した者を
 血の復讐をする者の手から
 救い出して、
 逃げて行った
 のがれの町に返さなければならない。
 その者は
 聖なる油を注がれた
 大祭司の死ぬまで、
 そこにいなければならない。
35:26
 しかし、
 もし人を殺した者が、
 その逃げて行った
 のがれの町の境を出た場合、
35:27
 血の復讐をする者は、
 のがれの町の境の外で、
 これに出会い、
 血の復讐をする者が、
 その人を殺した者を殺しても、
 彼には血を流した罪はない。
35:28
 彼は大祭司の死ぬまで、
 その
 のがれの町に
 おるべきものだからである。
 大祭司の死んだ後は、
 人を殺した者は
 自分の所有の地にかえることができる。
35:29
 これらのことは
 すべて
 あなたがたの住む所で、
 代々あなたがたのための
 おきての定めとしなければならない。
35:30
 人を殺した者、
 すなわち
 故殺人は
 すべて証人の証言にしたがって
 殺されなければならない。
 しかし、
 だれも
 ただひとりの証言によって
 殺されることはない。
35:31
 あなたがたは
 死に当る罪を犯した
 故殺人の命の
 あがないしろを取ってはならない。
 彼は
 必ず殺されなければならない。
35:32
 また、
 のがれの町に
 のがれた者のために、
 あがないしろを取って
 大祭司の死ぬ前に
 彼を
 自分の地に帰り住まわせてはならない。
35:33
 あなたがたは
 そのおる所の地を汚してはならない。
 流血は地を汚すからである。
 地の上に流された血は、
 それを
 流した者の血によらなければ
 あがなうことができない。
35:34
 あなたがたは、
 その住む所の地、
 すなわち
 私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)の
 おる地を汚してはならない。
 主なる
 私(わたくし・わたし・よこしま・シ・ム)が
 イスラエルの人々のうちに
 住んでいるからである」。
ーーーーー
 ・・・

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