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コジキジゲン

設問は『説文解字(セツモンカイジ)』の「虫食い跡のイト」

2024-07-28 10:49:00 | 古事記字源
 設問は『説文解字(セツモンカイジ)』の「イト」
 参照、参考の原文は「ウィッキペデア」

 ↓↑
 『説文解字(セツモンカイジ)』
 最古の漢字字典
 略して
 「説文(セツモン)」
   ・・・構成漢字の「点と線」の分解
 後漢の
 「許慎(キョシン)」
   ・・・ナゼ「許・慎」なのか?
         言+午(𠂉+十)
         忄(立身の弁)+眞(匕+目+ハ)
 の作
 約九千の文字・・・旧線の文字
 その一つ一つに
 文字の成り立ちを説き
 文字の本来の意味を究明
 「部首法」
 で文字をグループごとに分類
 ↓↑
 漢字を
 客観的な
 考察の対象とし・・・視覚の対象
 全面的な
 考察を加えた・・・・交束・考差通(訳・譯)
 初の漢字研究書
 現在
 甲骨文や金文の
 古代文字資料の発掘がされ
 『説文解字』の
 解説が
 的外れもあるが・・・対象認識文字の「概念」だから
 当時において
 「小篆」
 を基礎に
 字の成り立ちの解説を試みた画期的な辞典
  ↓↑
  篆=竹+彖
   ・・・彖=彑+彖(タン・猪・猯)
        彑(彐)
       =タン・いのしし
        豚=豕が走る
        猪=猯が走る
        易の各卦の意味の総論
        猪 八戒(チョ ハッカイ)
        豬 八戒
          八戒(西遊記)?
   篆=竹+彑+彖(タン・猪・猯)
   テン
   漢字の書体名
   大篆と
   それを簡略化した
   小篆がある
   印章・篆書が多く用いられる
   秦の時代に
   大篆・・・周の太史籀が作った
        籀書・籀文
   を簡略化して作られた
   篆刻(テンコク)
   篆書(テンショ)
   篆字(テンジ)
   史籀大篆(シチュウダイテン)
  「史籀(シチュウ)」
   が今までの書体を改変して
   作った新しい書体
  「史籀」=周の宣王の時代の
       歴史を記録し
       歴史書を編修する史官
   彫虫篆刻(チョウチュウテンコク)
        調  註  転 語句?
   詩文を作るとき
   細かい部分の技巧を
   必要以上にこだわること
   技巧にこだわって
   飾っただけの内容のない詩文
  「彫・刻」=刻み込むという意味
  「彫虫」=虫に文字を刻み込むこと?
       非常に複雑な書体の虫書
    ・・・虫食いの跡だろう・・・
  「篆」=非常に複雑な書体
  「篆刻」=木などに
       篆書の文字を刻み込むこと
  「雕虫篆刻」=非常に複雑な書体の文章
   雕=わし・きざむ
  ↓↑
 『説文解字』
  成立背景
 『説文解字』以前に
 「李斯(リシ)」
  ・・・木ノ子、其れ斤(キン・コン・おの)
 の
 『倉頡(ソウケツ)篇』・・・鳥の足跡⇔文字
 や
 「史游(シユウ)」
  ・・・史(ふみ)を遊=あそぶ=游
     阿蘇部?
     斿=はたあし=旗足
       風の方向を示す
       𠂉(かみさし)の
       子(了+一=終始・始終)の旗
       辶=路上の旗足
       氵=水上の帆足
       =方向舵(蛇)・・・うねり・靡き
 の
 『急就(キュウシュ)篇』・・・漢字学習書
 などの識字教科書が作られていた
 国家官僚を採用する際に
 「文字の書き取りの試験」
 があり
 役所での記録書類作成が要求され
 『説文解字』は
 漢字世界の
 文字そのものをとらえようとする
 研究書であった

  篆=竹+彖
   ・・・彖=彑+豕(タン・猪・猯)
彑(彐)+豕
        タン・いのしし
        豚=豕が走る
       =猪=猯が走る
        易の各卦の意味の総論
        猪八戒(西遊記)
        チョウハッカイ
        聴  八 回
        調  白海
        長  北海
   竹+彑+豕
   テン
   漢字の書体名
   大篆と
   それを簡略化した
   小篆がある
   印章・篆書が多く用いられる
   秦の時代に
   大篆・・・周の太史籀が作った
        籀書・籀文
   を簡略化して作られた
   篆刻(テンコク)
   篆書(テンショ)
   篆字(テンジ)
   史籀大篆(シチュウダイテン)
  「史籀(シチュウ)」
   が今までの書体を改変して
   作った新しい書体
  「史籀」=周の宣王の時代の
       歴史を記録し
       歴史書を編修する史官
   彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)
   詩文を作るとき
   細かい部分の技巧を
   必要以上にこだわること
   技巧にこだわって
   飾っただけの内容のない詩文
  「彫・刻」=刻み込むという意味
  「彫虫」=虫に文字を刻み込むこと?
       非常に複雑な書体の虫書
       虫食いの跡だろう・・・
  「篆」=非常に複雑な書体
  「篆刻」=木などに
       篆書の文字を刻み込むこと
  「雕虫篆刻」=非常に複雑な書体の文章
   ↓↑
  『急就(キュウシュ)篇』
   前漢
   元帝の宦官・・・諺綴の汗顔?
  「史游」の作
  「急就奇觚与衆異」で始まり
  『急就篇』と呼ばれる
   漢字を韻をふむように並べて
   学習しやすいようにしたもの
   漢~唐に広く使われた
   後に
   学習書の
  「千字文・百家姓・三字経」
   などが使われる
  『急就篇』
   章草の手本として使われ
   唐の
  「張懐瓘(チョウカイカン)」の
   ・・・張=弓+長
      懐=忄+十+罒+衣=懷
        忄+十+罒+亠
        カイ・なつかしい・ふところ
        いだく・回顧・懐炉
       瓘=王+雚(カン・こうのとり)
          灌漑の王=治水の王
  『書断』では「史游」を
  「章草の祖」としている
   ↓↑
  『急就篇』
   完全な形で残っている最古の漢字学習書
   注釈は
  「顔師古」
   によるものが現存するほかは滅んだ
   南宋の王
  「応麟」
   は
  「顔師古」
  のものにさらに補注を加えた
  現行の
 「急就篇」は34章
  32章までの各章は
  63字
  33章と34章は
  64字
  全部で2144字
 『四庫全書総目提要』には
  文字が重複していないとあるが
 「相」の字は10回出て
  一句は
  七字、四字、三字
  のいずれかよりなる
  開題のあと
  7章までは
  人名を羅列し(三字一句、偶数句末押韻)
  それ以降は関係した字をまとめている
 「王応麟」
  によると最後の2章128字は
  後に追加されたものであり
  「皇象の碑」
  には第7章(63字)がなかった
 ↓↑
 秦代の焚書
 などで
 「経書」
 の伝来が途切れそうになったが
 前漢の初めには
 「隷書」である
 「今文」で書かれた経書が
 ふたたび博士官に伝えられるようになった
 前漢中期~後期
 古い文字である
 「古文」で書かれた経書が発見され
 「劉歆」
 らによって顕彰された
 「今文・古文」の相違は
 「字体の相違」だけではなく
 その解釈や研究法にも相違を生み出し
 官学として博士官の間で継承された「今文学」と
 在野の学として発展した「古文学」は
 儒学を二分し
 経書の正しい解釈を巡って論争が起こった
  ↓↑
 「許慎(字は叔重)」
 温厚で誠実な人として知られ
 「経書」に通じていたことから
 「五経無双許叔重」
 と称され
 当時の大学者の
 「馬融」も
 「許慎」を尊敬していた
 「許慎」は
 郡の「功曹(勤務評定の担当)」となり
 「孝廉」として推挙されて
 中央の官界に進出した後
 洨(安徽省霊璧県)の長官となった
  ↓↑
 「許慎」は
 五経の解釈の混乱を正すために
 『五経異義』を制作
 古文学を基調としながらも
 今文の解釈を交えながら解釈し
 両者を統合する方向性を示している
 『説文解字』も
 経書の正しい解釈を示すために記されたもので
 経書は文字によって書かれているのだから
 その文字を正しい解釈によって読むことで
 経書全体の正しい理解を得られるという
 意図から制作
 許慎は
 『説文解字』叙で以下のように述べている
  ↓↑
 「文字」とは
 経芸(経書に関する学問)の根本であって
 王者による統治の基礎である
 前代の人々が後世に範を垂れる道具であって
 後世の人々が前代を学ぶ道具である
 「根本が定まって
  はじめて道が生まれる(『論語』)」
 といい
 「天下のまことに奥深いものを理解して
  しかも混乱することはない(『易』)」
 という
 ↓↑
 和帝
 永元十二年(100年)
 「叙」が書かれ
 建光元年(121年)
 許慎の子の
 「許沖」
 が安帝に奉った
 『説文』の完成年
 「叙」が書かれた100年に完成・・・説
 そこから20年ほど修改し
 121年に完成したとする説
 ↓↑
 各字の解説方法
『説文解字』
 のもっとも基本的な書式
 「小篆の字形」
 を掲げ、次にその文字の意味と
       その字形の成り立ちを説く
 解説では
 声訓や五行説が用いられることもある
 [これに古文・籀文、また
 「古文奇字」
 などの別の字形が挙げて補足
 その後に
 「字音」
 を示したり
 経書の用例、方言による差異、別説などを
 書き加えた
  ↓↑
 『説文解字』叙
 個々の文字の解釈方法として
 「六書」の原則を挙げている
 ↓↑
 象形
 単体文字のうち
 あるものの形の特徴をとらえ
 そのまま写し取ったもの
 「日・月・貝・海・女・戸・門」
 ↓↑
 指事
 単体文字のうち
 抽象的な概念を指すもので
 頭を働かせれば
 字形の造意が理解できるもの
 「上・下・本・末」
 ↓↑
 会意
 複体文字のうち
 意味範囲を示す要素を
 並べて意味を組み合わせ
 それによって内容を示すもの
 「武」(戈+止)
 「信」(人+言)
 「戻」(戸+犬)
 など
 ↓↑
 形声
 複体文字のうち
 意味を表す部分(意符)と
 音を表す部分(音符)からなるもの
 「江」(意符がサンズイ、音符が工・長江)
 「河」(意符がサンズイ、音符が可・黄河)
 ↓↑
 転注
 歴代議論され、定説はない
 戴震
 段玉裁は
 「互訓」のこと
 つまり
 「考」字の解説には
 「老なり」とあり
 「老」字の解釈には
 「考なり」とあるような
 二つの字が
 互いに注釈しあう関係にある文字を指す
 文字構成の共通項は
 「耂」・・・「孝=耂+子」=孝行
 ↓↑
 仮借
 もともとは
 表現すべき文字のない事物を
 同じ発音の字を利用して
 代わりに表す方法
  ↓↑
 「徐鍇」
 六書は三セット(六書三耦説)
 単体文字(文)の造字原則「象形・指示」
 複体文字(字)の造字原則「会意・形声」
 用字原則として
 徐鍇・転注・仮借
 の三組でとらえている
 ↓↑
 後漢初代
 光武帝
 「劉秀」
 から完成当時の皇帝
 安帝
 「劉祜」までの各皇帝の
 諱(秀、荘、炟、肇、祜)は
 夭逝した
 殤帝
 「劉隆」の「隆」を除いて
 避諱により
 「上諱」
 とのみ記せられ
 本義の解説はない
 ↓↑
 全体の構成
『説文解字』叙
 見出しに掲げられる
 小篆が9353字
 古文・籀文などで掲げられる
 重文が1163字
 解説の字を含めると
 全書で13万3441字
 その後の筆写の過程で
 文字の増減を経て
 「段玉裁」
 のときには
 小篆は9431字
 重文は1279字
 全文は12万2699字
 ↓↑
 文字の分類法
 「部首法」
 文字を部首別に収める方法
 合計で540の部首
 部首の数が540に揃えられた理由
 陰陽の象徴の数である
 六・九を掛け合わせた
 「54」を基盤とする
 『説文』では
 部首内の漢字が
 画数順に並べられることはない
 ↓↑
 部首と親字は
 篆書で示され
  ↓↑
 「刑(㓝)」が井部
 「法(灋)」が廌部
 「善(譱)」が誩部
 ↓↑
 など
 楷書ではそれらが何故
 「該当部首」に属するのか、不明である
 部首を立てるのは
 「検索」を便利にするためではなく
 ある字を
 「意符」にした字がある場合は
 原則として
 意符を部首に立てる
 「箕」が部首になっているのは
 この字を意符とする
 「簸」という字があるためである
 一方
 「一」から「十」までの数字
 「甲」から「癸」までの十干
 「子」から「亥」までの十二支
 がすべて部首になっているが
 この中には
 「三・四・甲・丙・寅・卯」
 など部首字1字しか属していない・・・
 ↓↑
 部首法
 その後の字書でも継承されたが
 所属文字の少ない部首が
 統廃合され
 部首の数は削減され
 『康煕字典』
 では200余りの部首立てになっている
 ↓↑
 部首配列
 「許慎」は
 「形によってつなげる」
 と述べ
 字形の近似によって
 部首を並べる意図があった
 540部の全てを
 形の近似で並べるのは不可能で
 字形の繋がりが見い出せない
 字形の近似以外の
 配列意図
 「徐鍇」
 は
 『説文解字』の冒頭の
 「一・上・示・三・王」
 の配列を
 天地の初めの「一」
 天は上にあるので「上」
 上にある天は
 「三光(日・月・星)」
 を示すので「示」
 「三」は
 「三才(天・地・人)」
 を通じて王となるので「王」
 などと意味的な連関から
 部首の配列を論じた
 「段玉裁」
 も「歯」部の次に
  「牙」部が来る例などは
 意味の連関によると指摘
 ↓↑
 説文解字
 部首一覧
 巻1(序)
 巻2  丄示三王玉玨气士丨屮艸蓐茻
 巻3  半牛犛告口凵吅哭走止癶
     正是辵彳廴㢟行齒牙足疋品龠冊
 巻4  㗊舌干𧮫只㕯句丩古十卅言誩音
     丵菐𠬞𠬜共異舁𦥑䢅爨革鬲䰜爪
     鬥又𠂇史支𦘒聿畫隶臤臣殳殺𠘧
    寸皮㼱攴教卜用爻㸚
 巻5  𡕥目䀠眉盾自𪞶鼻皕習羽隹奞雈
     𦫳𥄕羊羴瞿雔雥鳥烏𠦒冓幺𢆶叀
     玄予放𠬪𣦼歺死冎骨肉筋刀刃㓞
     丯耒角
 巻6  竹箕丌左工㠭巫甘曰乃丂可兮号
     亏旨喜壴鼓豈豆豊豐䖒虍虎虤皿
     𠙴去血丶丹青井皀鬯食亼會倉入
     缶矢高冂𩫖京亯㫗畗㐭嗇來麥夊
     舛舜韋弟夂久桀
 巻7  木東林才叒之帀出𣎵生乇𠂹𠌶華
     𥝌稽巢桼束㯻囗員貝邑𨛜
 巻8  日旦倝㫃冥晶月有朙囧夕多毌𢎘𣐺
     𠧪齊朿片鼎克彔禾秝黍香米毇臼凶
     朩𣏟麻尗耑韭瓜瓠宀宮呂穴㝱疒冖
     𠔼冃㒳网襾巾巿帛白㡀黹
 巻9  人𠤎匕从比北丘㐺𡈼重臥身㐆衣裘
     老毛毳尸尺尾履舟方儿兄兂皃𠑹先
     禿見覞欠㱃㳄旡頁
 巻10  𦣻面丏首𥄉須彡彣文髟后司卮卩印
     色𠨍辟勹包茍鬼甶厶嵬山屾屵广厂
     丸危石長勿冄而豕㣇彑豚豸𤉡易象
 巻11  馬𢊁鹿麤㲋兔萈犬㹜鼠能熊火炎黑
     囪焱炙赤大亦夨夭交尣壺壹幸奢亢
     夲夰亣夫立竝囟思心惢
 巻12  水沝瀕𡿨巜川泉灥永𠂢谷仌雨雲魚
     𩺰燕龍飛非卂
 巻13  𠃉不至西鹵鹽戶門耳𦣞手𠦬女毋民
     丿𠂆乁氏氐戈戉我亅珡乚亡匸匚曲
     甾瓦弓弜弦系
 巻14  糸素絲率虫䖵蟲風它龜黽卵二土垚
     堇里田畕黃男力劦
 巻15  金幵勺几且斤斗矛車𠂤𨸏𨺅厽四宁
     叕亞五六七九禸嘼甲乙丙丁戊己巴
     庚辛辡壬癸子了孨𠫓丑寅卯辰巳午
     未申酉酋戌亥
 ↓↑
 說文解字
 「許慎」
 が著した元の書形は存在しない
 唐代
 書写されたと推定される残巻があるが
 700年近くが経過
 この残巻は
 親字に「懸針体」という
 「細長い書体」が使われ
 これが
 「篆書体」の初期の形・・・の可能性がある
 伝わっている「篆書体」は
 丸みを帯びた形をしている
 8世紀後半に篆書家の
 「李陽冰」
 によって改められた・・・可能性
 ↓↑
 説文解字の主なテキストには
 10世紀半ば頃
 南唐の
 「徐鍇」
 による
 『説文解字繋伝』(小徐本)
 と
 宋の
 「徐鉉」
 による
 『説文解字』(大徐本)
 がある
 南宋の
 「李燾」
 が
 「大徐本」の部首の順序
    および部首内排列を
 「韻書」の順序で並べなおした
 『説文解字五音韻譜』
 を作り
 「大徐本」よりも広く普及
 「小徐本・大徐本」
 が再び世に出るのは
 清代に
 「訓詁学」が盛んになってから・・・
  ↓↑
 「小徐本」
 弟の
 「徐鍇」による
 『説文解字繋伝』
 の方が先に成立
 「説文解字通釈」30巻
 「部叙」2巻
 「通論」3巻
 「祛妄・類聚・錯綜・疑義・系述」各1巻
 の全40巻から構成
 巻25は早く失われ
 現行本の巻25は
 「大徐本」によって補ったもの
 「通釈」では各漢字のもとの
 説文の解説の後ろに
 「臣鍇按」
 「臣鍇曰」
 として
 「徐鍇」
 による伝が加えられている
 現在伝わる
 「小徐本」は全て北宋の
 「張次立」
 の校訂を経ており
 「臣次立曰」
 として彼の注記が加えられている字
 さらには彼もしくは後世の人々が
 「大徐本」から補った字や注釈もある
 「小徐本」の伝本には
 「紀昀」の家蔵本をもとにした
 『四庫全書本』
 それをもとに刊行された
 『汪啓淑本』(1782年)
 「馬俊良」
 の
 『龍威秘書本』
 1894年に刊行された
 『祁寯藻本』
 四部叢刊に収められた
 『述古堂本』
 などがある・・・
 ↓↑
 説文解字
 大徐本
 「徐鍇」の没後
 宋に仕えた兄の
 「徐鉉」によって
 雍熙3年(986年)に作られた
 大徐本は小徐本を元にしているが
 『繋伝』と異なり説文本文の校訂に専念し
 各部首の末尾に従来の説文にはなかった漢字を
 「新附字」として加えている
 「説文」というときはこの
 「大徐本」を指す
 版本には清代始めのころに刊行された
 『汲古閣版』(毛扆による第五修訂版が1713年)
 それに基づいた
 『朱筠本』(1773年)
 『藤花榭本』(額勒布・1807年)
 『平津館本』(孫星衍・1809年)
 等がある・・・
 ↓↑
 説文解字注(段注本)
『説文解字』
 は、各文字の
 本義と成り立ちだけが記され
 その文字の
 他の使い方には言及されていない
 1815年
 清の
 「段玉裁」
 の
 『説文解字注(中国語版、英語版)』
 によって
 『説文解字』を基礎に
 各文字の歴史的展開を
 総合的に究明することがなされた
 『説文解字注』
 では、本義だけではなく
    引伸義(本義から派生して生まれた意味)
    仮借義(発音を借りて当て字とした意味)
 古代の字音の考証を含めて
 経書を中心とする
 古典籍から用例を例示しながら説明したが
 多数の文献の出典を明記せずに引用し
 また誤りもあり
 誤りを校正した
 「馮桂芬」
 の
 『説文解字段注攷正』など
 読解にあたっては
 副読本を手元に置く方が良い
 『大漢和辞典』の引く説文は
 「段玉裁」
 による変更が加わっている・・・
  ↓↑
 「桂馥」
 の
 『説文解字義証』
 「朱駿声」
 の
 『説文解字通訓定声』
 などの注釈がある
 注釈を網羅しているものに
 「丁福保」
 の
 『説文詁林』
 白川静の
 『説文新義』「著作集別巻 1~8」(平凡社)
  ↓↑
 「説文解字木部残巻」
 本紙 縦25.4cm、全長243cm
 唐代9世紀
 武田科学振興財団
 杏雨書屋蔵
 唐
 元和十五年(820年)に書写・・・
 北宋の
 「徐鉉・徐鍇」
 兄弟が校定する前のテキストを伝える
 木部の
 一部6葉188字を収め
 篆書部文には
 懸針体という書体が使用
 跋や蔵書印から分かることは
 南宋の宮廷に所蔵されていたが
 清末
 「莫友之」
 に所蔵され
 やがて日本の
 「内藤湖南」
 の手に渡った
 彼の死後
 「杏雨書屋」が所蔵
 1951年6月9日
 指定国宝

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「カンジる」構造の材料と組み立て考察のツヅキ・・・

2024-07-26 19:25:33 | 古事記字源
 「カンジる」構造の材料と組み立て考察のツヅキ・・・


 4画
 日(ニチ・ジツ・ひ)=日本
 曰(エツ・オチ・いわく)=説明・述べる・・・
         いわれ(磐余)・いわやま(巖山)
 木(モク・ボク・き)=十+八
      ・・・キ=記紀・危機・聴き
 艹(サ)=くさかんむり
       ⾋=⺾=⺿ =くさ (草・草冠 )
 月(ゲツ・ガツ・つき)=肉(ジク・にく)
 冃(ボウ・かぶる)=帽子・頭巾・被り物
 灬(カ・もやす)=焱・炎・・・黒・黑・墨
 火(カ・ひ)=火事・・・火の粉・火の子
 龰()=ト+人=朴人・牧人=牧師=神父
 王(オウ・きみ)=王位・王子・王女・王宮
          額田の王(大君)
          額=客+頁・万葉集の客人のページ
 心(シン・こころ)=忄(リシンベン=立身弁)
 戈(カ・ほこ)=弋+ノ=矛・殳=几+又(右手)
        =鉾=金+ム+牛
        =鋒=金+夊+丰
 攵(ボク・ホク・たたく)=𠂉+乂=攴
         敲く・叩く・・・皷・鞞(つづみ)
 辶(シンニュウ・いく)=辵(チャク)
  =辵(シンニョウ・シンニュウ)
    =彡(サン・セン)+ト+人
     彡=飾りや模様・髪の毛が長い
       篸(シン)=簪(かんざし)
       文様の彩色・光彩
       飾り・模様・彩り
       髟(ヒョウ・ヒュウ
         髪の毛が長く垂れ下がるさま)
     彡=「爪痕(つめあと)」

   辵=辶・ 辶の手書き書体
     辶 (辶の印刷字体)
    「十字路(彳)の象形+立ち止まる足」?
         彳≠彡・・・辵≠足
     道を行く意
    之(シ・シン)の字に見える繞を取り
     シンニョウ・シンニュウと音読み
進んだり止まったりする
早く走る
階段を飛ばして降りる
 
 从(ジュウ・したがう)=従=彳+䒑+ト+人
            =從=彳+从+ト+人
 止(シ・とめる)=ト+丄・・・防止
 爫(ソウ・ショウ・つめ)=爪
 方(ホウ・かた)=亠+勹・・・方位・方向
      音の字の略+包む
 比(ヒ・くらべる)=上+匕・・・比較・比重・比肩
 欠(ケツ・かく)=勹(ノ+乛・ノ+𠃌)+人=闕
 牛(ギュウ・ゴ・うし)=𠂉+十
 斤(キン・おの)=厂+丅=斧=父+斤
 殳(シュ・ズ・ほこ)=戈(カ・ほこ)
           =矛・鉾・鋒
 犬(ケン・いぬ)=一+人+丶=狗・戌
 耂(コウ)=土+ノ
 丰(フウ・ボウ・すがた)=三+|
         姿・容貌・風貌
 龷()=龷=卄+一=丨+丨+一+一
     共=龷+ハ・・・𠀖𠀗・・・共通・共同
     供㓋哄巷拱洪垬娂㤨䢼
     䧆恭拲晎栱烘烡珙㬴㭟
     𢙄異硔龚㳟䀧䣏巽港蛬
     塂粠粪舼葓衖㟟兾殿塨
     昔=龷+日
     借剒厝唶惜措庴徣猎㛭
     㝜㟙㳻散斮棤焟腊逪㪚
     瘄皵瘄皵
     黄=龷+由+ハ
     𠀎=卄+二(𠄠)
      =꡷+☰
      =丨+丨+三(☰)
     冓=𠀎+冉
     冓=コウ・かまえる(構)・くむ=𠀎+冉
     ⨅⨆꒠ⲼⲶⵐ丰〹〺㇗㇘
     ㇙𠄌꒓꒑㇚㇖㇒㇔㐱ꓰꓱ꡷﹁﹂
     𠃜𠀘𠀝𠀎𠁥𠁤𠁣𠃛𠁢𠁡𠁠𠁳𠁴𠁼𠂭𠃑𠃙𠂎🌀
     𠄔𠄕𠄥𠅯𠆤𠆣𠉭𪟨𪟧𪟦𪟤𪠣𪠨𫂱
 肀(イチ ・イツ・おさめる・のべる・ふでな)=∃+丨
     筆・書く
     とうとうついに
     自分から・自ら
     修める・述べる
     すばやい・すばやく走る
     共に・従う
 夫(フ・おっと)=二+人
 龶(?)=三+|・・・龶≠主・・・青
 㐄(イ)=十+𠂉
 礻()=示(シ・ジ・しめす)・指示・表示
 勿(カツ・なかれ)=勹+〃
 毛(モウ・け)=三+乚=乇+ー=ノ+二+乚
         毛髪・髪の毛
 歹(カツ・カシ・もとる)=一+夕
     死(シ)=歹+匕・・・屍・尸(シ・かばね)
     列(レツ)=歹+刂=隊列・列強
     例(レイ・レ・たとえ)=例題・比喩
     冽(レツ・レチ・きよい)=洌
     夙(シュク・スク・つとに)・・・夙谷
     殊(シュ・ジュ・ことに)=特殊
     殖(ショク・ふえる)=拓殖・殖民
     殬(ト)=歹+睪(エキ)・・・睾(コウ)・睾丸
     殞(イン・しぬ・おちる)・殘(ザン・のこる)
     歿(ボツ・モチ・しぬ)・殰(トク)
     殲(セン・ほろぼす)・殠(シュウ)
     殤(ショウ)・殍(ヒョウ。ビョウ)
     殅(ソウ・よみがえる)=蘇・・・蘇生・蘇我
     歾(ボツ・しぬ)・・・没落・陥没・渤海・勃起
     殗(エン)=歹+奄(エン・おおう・たちまち)
             俺=(エン・おれ=自分・己・ム)
     殯(ヒン・かりもがり)=歹+賓
     殫(タン・つきる)=尽・盡
     殨(カイ)=歹
     殀(ヨウ)=歹
 予(ヨ・あらかじめ)=豫=マ+了+象・・・予言
            序(ジョ・ついで)=序文
 中(チュウ・なか)=▭+丨
 廿(ジュウ・にじゅう)=二十・弐拾・・・甘
 井(セイ・ショウ・い)=井戸・・・丼(どんぶり)
             囲(イ・エ・かこむ)
 文(ぶん・ふみ・あや)=亠(トウ・ズ)+乂(かる)
 今(コン・いま)=𠆢+ラ=亼(ショウ・ジュウ)+フ
 戶()=厂+コ・・・戸(コ・グ・と)
 巴(ハ・ヘ・ともえ)=巳(シ・ジ・み)+丨
 水(スイ・みず)=フ+丨+く(ノ+乀)
         =氺・氵
 少(ショウ・すくない)=小+ノ=ノ+亅+丶+ノ
 爿(ショウ・ソウ・かた)=丩+厂
 爻(コウ・ギョウ・まじわる)=メ+乂
 氏(シ・うじ)=ノ+㇙+一+乀
         ノ+上+乀
        「㇙+乇」?
 夭(ヨウ・わかい)=ノ+大=ノ+ー+人
     ・・・夭折・妖(あやしい)・妖艶
 开(カイ ・あく・あける・ひらく・ひらける)
  =開=門+开・・・開閉・開放・開平
     門を開ける
       閉じる(オ)→開ける(开)
       閇じる(下)→開ける(开)
           オ ⇔开
           下 ⇔开
   开=一+廾(ナ+十)=始め(イチ)のナを拾う?
     一+丿+丨+一
     ・・・并=丷(ハ)+开
     ・・・併=イ+并
        笄=竹+开=コウガイ・簪・鈿
     ・・・形=开+彡
       ・刑=开+刂
       ・邢=开+阝
 天(てん・あま・あめ)=二+人=一+大
 公(コウ・ク・おおやけ・きみ)=ハ+ム
 凶(キョウ・ク・わるい)=凵+メ
 元(ゲン・もと・はじめ)=ー+兀=ニ+儿
 友(ユウ・とも)=ナ+又
     ・・・友人・友達
     ・共(とも)・供(お供・供える)
 手(シュ・て)=千+ー=三+亅=ノ+二+亅
 壬(ジン・みずのえ)=千+―=水の兄
 尤(ユウ・ウ・もっとも)=尢+丶=ナ+乚+丶
 不(フ・ブ)=一+イ+丶=丆+ト
 云(ウン・いう)=二+ム=言・謂・弁・曰
 分(フン・ブン・わける)=ハ+刀=別・分別
 父(フ・ちち・おやじ)=ハ+乂
 片(ヘン・かた)=ノ+⊥+ㄱ(𠃌)
      爿(ショウ・ソウ)
 支(シ・ささえる・つかえる)=十+又(右手)
 斗(ト・ツ・はかる)=゛+十・・・北斗七星
 攴(ボク・ホク・うつ・たたく)=ト+又
         敲・叩・扣
 戸(コ・グ・と)=ー+尸・・・一(イチ)の戸(へ)
 双(ソウ・ふた)=又⁺又
    ・・・双子座・両子
       孖・孿(レン・ふたご)
 孿(孖)孌彎巒
   變(変)
   欒曫矕攣蠻鑾
   戀(恋)
    鸞臠卛灤
   親鸞
 厃(セン)=⺈(彑・彐)+厂
    ・・・危(き・ぎ・あやうい・あぶない)
    矦=コウ
    佹恑峗桅陒臲垝
    脆=もろい
    跪=ひざまつく・跪き
    詭=詭弁
 厸(リン)=ム+ム・・・横島が並(并)ぶ
 円(エン・まるい・まどか)=円周
     ・円周率=3.1415⇔3+1+4+1+5=14
          參点位置与ム位地互
      14=壱拾肆
      1+4=5=㐅(古字)=五
           五=丅+ユ・ゴ(互)
           伍(大字)
           𫝀(俗字)=丄+ユ
               ㄥ+ユ=彑
           㠪(古文)
           𠄡(古文)
 气(キ・ケ・いき)=息・意気・活き・生き・譩
           域・譩・域・行
 匂(におう・におい)=勹+匕
 内(ナイ・ダイ・うち)=冂+人
 牙(カ・ゲ・きば・は)=ヰ+ノ
       ・・・歯牙=シガ=滋賀・志賀・糸賀・刺賀
 ⺧()=𠂉+丨+一・・・先・牛・牜
     告・告示・告辞・酷・残酷
 亢(コウ・たかぶる)=亠+𠘨・・・昂ぶる

 屯(トン・ドン・たむろする)=ノ+凵+乚・・・駐屯・屯田
 五(ゴ・いつっ)=丅+ユ
 介(カイ・すけ)=𠆢+ノ+丨
 尹(イン・おさ・ただす)=ヨ+ノ・・・監督・長官
 弔(チョウ・とむらう)=弓+l・・・弔辞・弔事
 冘(イン・ユウ・ためらう・ぐずる)=冖+儿・宀+儿
         沈(チン・しずむ)・尢(オウ)
         尤(ユウ・ウ・もっとも)
         冘=進・行く
 夬(カイ・ケ・わける)=ユ+人・・・中央⇔中夬
 毋(ブ・ム・ない・なかれ)=ㄴ(㇗)+𠃌+十
          毌(カン)=貫く・母(ボ・はは)
 帀(ソウ・めぐる)=ー+巾=ー+冂+丨・・・廻る・凧
 化(カ・ケ・ばける)=イ+匕(七)・・・化学・化け物
 反(ハン・ホン・そる・そらす)=厂+又・・・反逆
 厷(コウ・かいな)=ナ+ム=腕=厷
      ・・・台(うてな)=臺・䑓
      ・・・台湾(灣)=臺灣
 丑(チュウ・うし)=𠃍+十+_
 旡(キ・ケ)=ー+𠂉+ノ+乚
 兂(シン・かんざし)=ヰ+儿
            ー+𠂉+ノ+乚
            簪・篸・鐕・釵・鈿・笄・櫛
 冃(ボウ・ずきん)=冂+二=頭巾・被り物・帽子・冠
           頭襟(トキン)=山伏がかぶる帽子=兜巾
           烏帽子(えぼし)
           元服した男子の用いた袋状の冠物
           奈良時代の圭冠(ケイカン・たまかんむり)
           公家は平服時に絹や紗で製し黒漆のもの
           庶民は麻布製
           のち紙製で漆で塗り固めたもの
           近世まで公家・武士の間で用いられた
           立烏帽子・折烏帽子・侍烏帽子
           萎(なえ)烏帽子
 六(ロク・リク・むつ・む)=亠+ハ
 允(イン・まこと・ゆるす)=ム+儿
         ・・・木戸孝允=桂小五郎・乞食
 內=内(ナイ・ダイ・うち)=冂+人
 巿(シ・ジ・いち)=亠+巾・・・十+冂=前掛け
           柿(かき)≠杮(こけら)
           柿(かき)=亠+巾
           杮(こけら)=十+冂=欠片(かけら)
           芾(フツ・ハイ)=𡴄
          「巿=十+冂」は、膝掛(ひざかけ)
           草木が盛んにしげるさま( 𣎵)
           徐市 (ジョフツ)=徐 福 (ジョフク)
           秦・始皇帝 の 方士
           斉 国
            琅邪郡 (山東省 臨沂市 周辺)出身
             邪馬台
 尺(シャク・セキ)=尸+乀・・・八咫(シ)烏=やたがらす
   石=石(セキ・シャク・コク)
    =丆+口
    =䂖=一+ハ+口
   象形・厂(カン・がけ)の下にある石
   磊=石+石+石
   異体字「𥐘・䂖・䄷・鉐=⽯」
         䂖=一+ハ+口
           丆+口+丶
          = ̄+丿+口+丶
         「丆+丶」=把手と挟み棒
         「口=丸い小石を加工した石器」
          䂖=石斤(斧)の形象
 㣺・心(シン)=忄(リッシン)・・・立身弁?
 丹(タン・に・あか)=冂+丶+一
 太(タイ・タ・ふとい)=大+丶
 区(ク・オウ)=匚+メ=區=匚+品
 午(ゴ・うま)=𠂉+十・・・正午・午前・午後
         牛頭大王・馬
 牛(ギュウ・グ・うし)=𠂉+十
=丑(チュウ)
             指先を曲げて物をつかむさま
             紐(ひも)=糸+丑
             紐育=ニューヨーク
 乏(ボウ・ホウ・とぼしい)=ノ+之(シ・の・ゆく)
 引(イン・ひく・ひける)=弓+|・・・弘=弓+ム(厷・腕)
      ・・・牽引(ケンイン)・索引(サクイン)
         牽牛(ケンギュウ)
 升(ショウ・ます)=チ+十
 厄(ヤク・アク・わざわい)=厂+⺋(𠃌+乚・卩)
 冗(ジョウ・ニュウ・むだ)=冖+几・・・冗談
 爪(ソウ・ショウ・つめ)=厂+丨+乀=爫
 瓜(カ・ケ・うり)=厂+ム+乀=苽
 㓁(あみがしら)=冖+儿=网=罒=㓁=あみめ
   ・・・窼(ソウ)・窟(クツ)・巣窟・洞窟
      探・探偵・探求・深・深海・深奥・深謀
 卆(ソツ・シュツ・にわか・おわる)=卒・率・卛
 互(ゴ・コ・たがい)=ー+L+ユ・・・互角
 勾(コウ・ク・勾玉)=勹+ム・・・勾玉(まがたま)
 卞(ベン・ヘン)=亠+ト=丶+下
 㞢()=山+丄=屮+ー
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「カンジ」る構成材料の「点と線」

2024-07-25 02:56:14 | 古事記字源
 箱(匣・函・凾・匚・葉子・八子)の
 中の
 「カンジるの点と線」

 カンジる前の銅鐸絵文字













 カンジる構成文字の
 「わ+た+く+し」
 「わた+くし」
 「わたく+し」
 「わたくし」的ケンキュウ
 ↓↑
 カンジのケンキュウ
 ↓↑
 1画
 一・乛(イチ・イツ・はじめ・もと)=聿

 丿(ヘツ・ヘチ)=別・捌・憋

 丨(ボウ)=棒
 Alphabet(あるふぁべっと)
      阿留譜蛙別 途
 I(アイ・大文字)
 l(エル・小文字)

 丶(チュウ・ポチ・ちょぼ)=主・註・注
   蝋燭の燈火(灯火・燭・ともしび)の炎

 乚(イン)=乙(イツ・オツ)
 亅(かぎ)=㇙=

 乙(イツ・オツ)=乚(イン)=
   Z(ゼット) L(エル)

 乀(イ)=

 ⺄(?)=無音
     虱(しらみ)
     迅(ジン)・迅速
     卂(シン・ジン・速く飛ぶ)
     丮(ケキ・物を手で持つさま)
     厾(チュウ・うしなう・なくす
       投げ捨てる・放り投げる)
      =丟=王+ム
       丢=壬+ム

 ㄣ(コウ)=ㄅ・・・丂・巧・功・伎・匠

  ノ(ヘツ・ヘチ)=丿・ノ
 丶(チュウ・てん・ポチ)=主・註・注・

 𠃌(刀の刃)=

 ↓↑ ↓↑
 参照記号or部首文字
 ㇗・𠃍・「¯・㇘・ ̄・_
 ∟+𠃍=▢・▭
 ┘└ ∟┌┘└┐ ⌊ ⌋ ⼍ 「」
 ☰⬠⬡
 ⺾⺿⻀
 ⺽⺼
 ⺻⺺
 ⺴⺳⺱
 ⻰=龍・竜
 ⻡=首
 ⵐ ⾲ ⾡ ⾭ ⿍ ⿆ ⿀ ⿒
 〸〹〺
 㐱
 ㄱㄴㄥ
 ㄋ
 ㄅ㇞
 ㇊㇈
 亅㇙꒑꒒꒓乛
 ㇗㇕㇘
 ퟠ
 ﹁﹂¬ ̄_
 㐃㐄㐆㑒㒰㒲㒲㒴㒵㒳两丵㓀
 丆丽么丷习乡
 亏于亍亝亖亗产
 ↓↑
 2画
 人(ニン・ジン)=ノ(ヘツ・ヘチ)+乀(フ)
 𠆢(ゴウ)=亼・合・个
 ・・・个・仐・傘・天蓋・笠・暈
 八(ハチ・ハツ)=丷
 亠(トウ・ズ)=鍋蓋・音の略字
 十(ジュウ)=拾・足・Ⅹ
 又(ユウ・ウ)=右手・・・ナ=左手
 冂(ケイ・キョウ)=冖(ベキ・ミャク)=
 亻(イ)=人(ニン・ジン)=儿(ニン・ジン)
 厶(シ)=私(シ・わたくし)=己(キ・おのれ)
 二(ニ・ジン)=貮・弐
 儿(ニン・ジン)=人
 ↓↑
 ⺈(彑・彐)=免・負・・・々(同)=⺈+丶
        彖(タン)・魚・兔・象・角
   ことごとく=悉く・尽く・盡く・咸く・畢く
   彐=彑・・・⺕=手・・・⺕・ヨ・彐=彑
   臼=ⴹ+ⴺ・・・
     申⇔𦥔=ⴹ+丨+ⴺ・・・挿す・挿入
     日+丨=曰+丨=臼+丨=𦥑+丨
   𦣻=丆+目・・・𦣻(シュ)(首=あたま=頭)と
           それを包む線とにより
           顔の意を表す
           おさ・おびと・くび・こうべ
           しるし・はじめ・はじめる
           もうす
     頁(大貝・ページ)
   異体字「申・𢑚=ⴹ+丨+厂+ⴺ」
         𢑚=ⴹ+┌┘+ⴺ
  「彐=彑」の字の結論は・・・
  「⺕=手=又」を含め
  「⺕・ヨ・彐=彑」⇔「𠀕=亙・𠄣・𠄭=互+丶」
         互=一(はじめ)に彑(咬みあう)
           歯車の互換位置
  「彑⇔噛(咬)み合う口顎(くちあご)の形象」?
  「彑⇔塵芥を摘(つ)まむ、挟む、咬み合う」
  「彑=ㄥ+ユ」
  「ㄥ(L)字」と
  「ユ字」の合体形象である
  彖(タン)=彑+豕
       ぶた(豚・豕)が走る
       猪(猯・いのしし)が走る
       易の各卦の意味の総論・・・

 ↓↑
 卜(ボク)=朴=占
 几(キ・つくえ)=机・台
 丆()=一(横棒)+ノ(ヘツ・ヘチ・丿・把手)
     石(セキ)・面(メン)・頁(ヨウ)・不(フ)
 匕(ヒ)=
 厂(ガン・カン)=
 刂()=
 刀(トウ・かたな)=刃(ジン)
 㐅(カイ・ゲ)=刈る
    㐅(古字)=五
    五=丅+ユ
    伍(大字)
    𫝀(俗字)
    㠪(古文)
    𠄡(古文)
 凵(カン・コン・はこ)=函
 冂=ケイ・キョウ
 匚=ホウ(三画)=一+丨+―
 匸=ゲ・ケイ=一+L
 力(リョク・ちから)=
 乂(ガイ・かる)=刈
 七(シチ・シツ)=7・匕・メス(執刀小刀)
            匕首=合口
           ・ヒ・七=一+乚
           ・匙(さじ)・spoon
           ・柄杓(ヒシャク)
           ・七=十・・・死地・拾う
 丁(チョウ)=一+亅=偶數(数)の目・丁重
             婁=娄=米の女(ジョ・おんな)
             こめ・マイ   序  音名
                米国の  女性
                    ヘレン・ケラー
 龴(フ+丶)=「予・矛・預」の「マ」
         ・・・「7・ワ・ム」
             の上下横反転の逆字
 匚(ホウ・はこ)=函・凾・匣・・・函館・函数
 匸(ケイ・ゲ)=隠し構え
      ・・・丶+匸=亡=亠+乚・・・滅亡
             亡+心=健忘・忘却
                茫然
 丂(コウ)=于=考
       迂回(ウカイ)
 丂=コウ=一+ㄣ(勹)・・・巧・功・工=たくみ
    丂=一+㇉
    咢(ガク・おどろく)・驚愕・愕然
    顎(ガク・あご)
 㔾(セツ・セチ)=⺋・卩・ㄗ・P・阝・B
          巳(ジ・シ・み)=蛇・它・蝮
 冫(ヒョウ・こおり)=氷
     =仌=𣲝=仌+水
  異体字「冰・仌・冫・𣲝」
  簡体字「 冰=氷水」
 入(イリ・ニュウ・はいる)=
 九(キュウ・ク)=玖
 丅(ゲ・した)=下
 ⺁(カン・ガン・がけ)=
 乃(ダイ・ナイ)=
 巜(セン)=巛=川(セン)
 ⺀()=にてん
 了(リョウ・おわる)=終了・完了
 丩(キョウ・ク・おさめる)=収穫
 ㄗ卩阝B・P
 勹(ホウ・ヒョウ)=「ノ +𠃌」=「包=勹+己」
 万(マン)=一+勹=萬=艹+甲+禸(冂+ム)
  =一+ノ +𠃌    禸=獣の足跡
 ∟()

 3画
 口(コウ・ク)=口論・人口・生口=ショウコウ=唱口?
 吅(ケン・コン)=口+口=ퟠ
   口々に言い合う・言い争う=「訟」
   喧(かまびす)しい・がやがやと騒々(ソウゾウ)しい
   わいわいと煩(うるさ)い=「喧」・喧騒
 吕
 㠯(以)
 呂(ロ・リョ・背骨)=吕
 音楽の調子
 現在の一オクターブを
 十二分したものを「十二律」
 その中の六段の陰律を「六呂」
     六段の陽律を「六律」
 絽=しまおりもの・縞模様の織物
 日本語
 ろ・織り目の透いた絹織物
 侶=とも・つれ・つれあい・伴侶・仲間
   ともとする・仲間にする・ともに遊ぶ
   僧侶

 品(ホン・ヒン・しな)=口+吅=𠯮
   物(もの)・多くの物・様々な物
   もの(人や物)の本質・価値・程度を判断する
   ものの値打ち・価値・程度・等級

 𠱠(レイ・リョウ)=口+口+口
   吅+口
   多くの鳥や人の声

 㗊(シュウ・キュウ・ホウ)=口+口+口+口
   かまびすしい・やかましい
   =雷
   =田=㗊=雷字句叉
    シュク・キュウ
   =嚻(キョウ ・ゴウ・かまびすしい・やかましい)
    window mark?
 𤳳=田+田+田+田

 𠾅()=口+口+口+口+口
    =嚚=欲しい・遠吠え
     嚚(ガン・ギン ・ゲン・ゴン)

 艹(ソウ・くさ)=艸・・・丱
 䒑(ソウ)=
 土(ド)=
 氵(スイ)=水
 小(ショウ・ちいさい)=
 大(ダイ・おおきい)=
 幺(ヨウ・おさない)=幼
 宀(メン・ベン)=宇宙・天蓋
 女(ジョ・おんな)=
 扌(シュ・て)=手
 山(サン・やま)=
 亼(シュウ・ジュウ・あつめる・あつまる)=集合・集会
       三つのものが集まるさま
 阝(?)=阜(フ・おか)・邑(ユウ・オウ・むら・くに)
 广(ゲン・ゴン・まだれ)=
 夂(チ)=ク+乀(フツ)
 夂=チ・・・遅・遅速・・・知足
 夊=スイ・・・軽くタタク・敲く・叩く
              攴=ボク・ホク
 忄(リッシンベン)=心・㣺
 囗(コウ・ク・くち)=
 辶(シンニュウ・すすむ)=
 寸(スン・はかる)=
 卄(ジュウ)=廿(にじゅう)
 巾(キン・はば)=
 夕(セキ・ゆう)=
 工(コウ・たくみ)=
 䒑(ソウ)=
 尸(シ・かばね)=
 彡(サン)=爪痕・傷跡
 士(シ)=
 弓(キュウ・ゆみ)=
 子(シ・ス・こ)=
 三(サン)=
 兀(ゴツ・ゴチ・はげ)=禿
 犭(獣・犬)=
 彳(テキ・チャク)=少し歩む・たたずむ
          行=彳+亍(チョク)
 彐()=彐=彑
     ⺕=手
     ⺕・ヨ・彐=彑
     ⴹ+ⴺ=⺽(キョク)=𠀉+彐
        異体字
       (臼 匊 舉 裒 ⺽ 挙)
        叉手なり、𠀉彐に従ふ
        凡そ𦥑の屬は皆な𦥑に従ふ
        「説文解字」
        左右の手を合わせた形
        左右の手でものをもつ意
     ・・・臼=うす=碓・碾・磑
        有珠・佻・恌・摸・・・摸倣=模倣
        うず=渦・宇津・烏頭
          =填=塡
          =十+一+匕+目+乚+ハ
           土+直+ハ
           十(ナ)=匕(七・ヒ) 
     申⇔𦥔=ⴹ+丨+ⴺ・・・挿す・挿入
 廾(キョウ・ク)=こまぬく・両手で支え挙げる
 干(カン・ひる)=干上がる
 㐄(カ・ケ・ヰ・ゐ)=大股で歩く・大きく足を開いてまたぐ
 己(コ・キ・おのれ)=つちのと・土の弟
 已(イ・すでに)=已然・既に
 巳(シ・ジ・み)=蛇・它
 ⺌()=光=⺌+兀(ゴツ・ゴチ・はげ)
 巛(セン・かわ)=川・《
 千(セン・ち)=
 尢(オウ)=ー+丿+乚
       足や背中が曲がって不自由
       尣=ハ+儿
 屮(サ)=
 彑(ケイ・カイ)=咬みあう
 亡(ボウ・ほろぶ)=滅亡
 弋(ヨク・イキ)=
 廴(イン・ひく)=ㄋ+乀
 亏(ウ・ク)=于
        ああ・ここに・ゆく
        損をする
        二+ㄅ
 川(セン・かわ)=
 丸(ガン・まる)=
 也(ヤ・なり)=
 亾(ボウ)=亡
 上(ジョウ・うえ)=
 亍(チョク)=行=
 ⺍()=單→単・嚴→厳
     營→営・螢→蛍
     巢→巣
     擧→挙・譽→誉
     學→学・覺→覚
    「⺌(小)」は別の部首
 卂(シン・はやい)=迅速
 巳(シ・ジ・み・へび)=它・蛇・蝮
 刃(ジン・は)=刃物
 勺(シャク・ジャク)=勹+丶
     水や酒などをくむ道具
     容量や土地の面積などの意味
 于(ウ・ここに・ゆく)=亏(ウ・ク)
 乞(コツ・こう)=𠂉+乙
          乞食(コツジキ)
 乇(タク)=ノ+七
 丫(ア)=蛙(かえる)・鴉(からす)
      阿(おもねる)・吾(われ)
      倦(うむ・ケン・ゲン)
      佸(あう・カツ)
 凡(ボン・あまねし)=平凡
 乡(ゴウ)=郷
 及(キュウ。およぶ)=追及・波及
 叉(サ・シャ・また)=夜叉・交叉
 夊(スイ)=軽くタタク・敲く・叩く
       攴=ボク・ホク
 之(シ・これ・の)=
 久(キュウ・しさしい)=
 丌(ゴツ・ゴチ・はげ)=禿
 下(ゲ・した・しも)=
 丬(?)=爿(ショウ・ソウ)
      片(かた・ヘン)
 才(サイ・すぐれ)=才能・・・扌=手
 万(マン・よろず)=萬
 刄(ジン・は・やいば)=白刃
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飛べイカルス・・・「ついな=追儺・對中・對長」ドリ?

2024-07-18 16:46:41 | 古事記字源
 飛べイカルス・・・「ついな=追儺・對中・對長」ドリ・・・
 イーカロス(古希 Ἴκαρος, ラテン文字化Īkaros, ラテン語Icarus )
 蜜蝋で固めた翼によって
 自由自在に飛翔する能力を得るが
 太陽 に接近し過ぎて蝋(ロウ)が溶け
 「イーカロス海」墜落して溺死した・・・
 ↓↑

 翼があってもトベないトリ・・・
 ↓↑
 参照、参考の原文は
 by
 フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
 ↓↑
 「イカルス」・・・「イカルスが恋したのは女神」なのか?
      ・・・「イカルスの星(越路吹雪)」
 大工・職人
 ダイダロス
 と
 ナウクラテー
 の息子
 ↓↑
 ここがロドスだ、ここで跳べ
 ここがロドスだ、ここで飛べ
 ラテン語Hic Rhodus, hic salta)
 イソップ寓話ラテン語の成句
 ロドス島
 (ギリシア語Ρόδος・Ródos・英語Rhodes)
 エーゲ海南部
 アナトリア半島沿岸部に位置
 ギリシャ領の島
 ドデカネス諸島に属す
 ↓↑
 ペリー・インデックス
 33番の寓話
 「法螺吹」
 五種競技の選手が外国旅行から帰り
 海外での自分の成績の話をした
 ロドス島では大変な跳躍の記録を出し
 ロドスへ出かけて聞いてみれば
 本当であることがわかると言った
 聞いていたひとりは
 「実際にそんな力があるのなら
  ロドスへ出かけるまでもない
  ここをロドスとして跳んでみろ」
 と言った
 「事実による証明が手近にある時は
  言葉は要らない」
 「論より証拠」・・・事実ならヤッてみろ・・・
 ↓↑
 エラスムス『古典名句集』
 「Hic Rhodus, hic saltus.」
 ヘーゲル
 『法の哲学(1821年初版)・序文』
 哲学は
 「現在的かつ現実的なものを
  把握することであって
  彼岸的なものを
  うち立てることではない」
 「哲学が
  現実の世界を越え出ると思うのは
  ある個人が
  その時代を跳び越し
  ロドス島を跳び越えて
  外に出るのだと
  妄想するのとまったく同様に
  おろかである」
 ヘーゲルはこの成句を
 「ここが薔薇だ、ここで踊れ」
  (Hier ist die Rose, hier tanze)
 とも言いかえている
  ギリシア語の
  ロドス(Ῥόδος)
  と
  薔薇を意味する
  ロドン(ῥόδον)
  の駄洒落で
  ラテン語の
  「salto」に
  「跳ねる・踊る」
  の2つの意味があることに由来
 ヘーゲルは
  十字架を苦しみ
  薔薇を喜び
  のしるしとして使用し
  理性という薔薇によって
  現実と和解することを意味する・・・?
 ↓↑
 マルクスは
 『ルイ・ボナパルトの
  ブリュメール18日
 (1852年初版)第1章』
 プロレタリア革命は
 現在のところ
 うまくいかないように見えるが
 いずれ
 引き返せなくなる状況が生まれ
 諸関係が
 「ここがロドスだ、ここで跳べ!」
 と叫ぶことになると言った
 マルクスは
 ヘーゲルによって
 「ロドス・跳べ」が
 「薔薇・踊れ」
 に変更されたバージョンも引き
 ヘーゲル哲学を踏まえている・・・
 ↓↑
 追儺=追儺 (ついな)
 大晦日 ( 旧暦12月30日 )に
  疫鬼 や 疫神 を払う 儀式
 または民間で
 節分 などに行われる鬼を払う行事
     ・・・豆まき
        豆=高坏⇔酒杯・酒飲み・酔っ払い
 儺 (ダ・ナ)
 大儺 (タイダ・タイナ)
 駆儺・鬼遣 (おにやらい・鬼儺)・儺祭 (なのまつり)
 儺遣 (なやらい)
 駆儺 (クダ) ・宮中の年中行事の一
        悪魔を祓い・悪疫邪気を退散させる儀式
 對中=ついな・たいなか・タイチュウ・・・名字・苗字
 對長=對長(文件)・長文に対する・・・中国語
 對=业+丷+一+土+寸
   业+丷+一+十+一+一+亅+丶
  =対=文+寸
  =对=又+寸
   タイ・ツイ
   こたえる
   そろい
   つれあい
   むかう
   こたえる・応じる
   相手(目上の人・上位の人)の
   問いにこたえる
   むかう・向き合う・向かい合う
   つれあい・相手
   そろい・二つで一組になるもの
   召対・召對(ショウタイ)
   扇対・扇對(センツイ)
 ↓↑
 業=业+䒑+未
   业+丷+一+未
   ギョウ
   ゴウ
   わざ
   つとめ・仕事
   わざ・しわざ・おこない・行為
   わざ・技術・技能
   なりわい・生活のための仕事
   すでに・もはや・まえに
   ごう
   前世の善悪のおこないによって
   現世で受ける報い
   日本語
   ごう・腹が立つこと・怒りの心
 ↓↑ ↓↑
   悪業(アクギョウ)
   悪業(アクゴウ)
   足技・足業(あしわざ)
   荒業(あらわざ)
   偉業(イギョウ)
   医業(イギョウ)
   遺業(イギョウ)
   懿業(イギョウ)
   因業(インゴウ)
   請負業(うけおいギョウ)
   打ち物業(うちものわざ)
   営業(エイギョウ)
   大技・大業(おおわざ)
   大業物(おおわざもの)
   開業(カイギョウ)
   開店休業(カイテンキュウギョウ)
   家業(カギョウ)
   稼業(カギョウ)
   課業(カギョウ)
   神業(かみわざ)
   官業(カンギョウ)
   勧業(カンギョウ)
   画業(ガギョウ)
   学業(ガクギョウ)
   企業(キギョウ)
   機業(キギョウ)
   起業(キギョウ)
   休業(キュウギョウ)
   協業(キョウギョウ)
   虚業(キョギョウ)
 ↓↑ ↓↑
   安居楽業(アンキョラクギョウ)
   一業所感(イチゴウショカン)
   浮草稼業(ウキクサカギョウ)
   回天事業(カイテンジギョウ)
   箕裘之業(キキュウのギョウ)
   兢兢業業(キョウキョウギョウギョウ)
   業煩無功(ギョウハンムコウ)
   経国大業(ケイコクのタイギョウ)
   業果法然(ゴウカホウネン)
   三業供養(サンゴウクヨウ)
   罪業消滅(ザイゴウショウメツ)
   自業自得(ジゴウジトク)
   盛徳大業(セイトクタイギョウ)
   創業守成(ソウギョウシュセイ)
   百年之業(ヒャクネンノギョウ)
   慢業重畳(マンゴウチョウジョウ)
 ↓↑ ↓↑
   過ちは人の常、許すは神の業
   業を煮やす(ごうをにやす)
   至難の業
   自転車操業
   創業は易く守成は難し
   生業は草の種(なりわいはくさのたね)
 ↓↑
 再考
 多弗利(タフリ・たぶり・ダブリ?)
  ・・・多武留・たぶる・誑(たぶる)かす・・・
 多武峰(とうのみね)・・・タブのミネ?
 奈良県
 桜井市南部にある山
 その一帯にあった寺院
 飛鳥時代に
 道教 を信奉していた
 斉明天皇 が
 『日本書紀』に
 「多武峰の山頂付近に
  石塁や高殿を築いて
  両槻宮 (ふたつきのみや)
  とした」
 『日本三代実録』
 858年(天安二年)
 「多武峰墓を藤原鎌足の墓とし
  十陵四墓の例に入れる」
 と記録
 平安時代中頃の成立の
 『多武峯略記』に
 「最初は摂津国安威
 (大阪府茨木市大織冠神社・阿武山古墳か?)
  に葬られたが
  後に大和国の
  多武峯に改葬された」との・・・説
 明治初年の
 神仏分離により
 「談山(たんざん)神社」
     ・・・ダンザンって?
     ・・・談 纂(簒)?
        湛山=石橋湛山(いしばし たんざん)
        1884年〈明治十七年〉 9月25日
        ~
        1973年 〈 昭和 48年〉 4月25日
        大運1969年1月(84歳)壬午・偏財
        甲 申(戊壬庚)偏官・食神 病⇔癸丑・正財
       ┏癸 酉(庚 辛)正財・傷官 死⇔丙辰・偏印・支合辛・傷官
        丁(印綬)・丙(偏印) 
       ┗戊 寅(戊丙甲)  ・偏官長生⇔辛卯・傷官
       ┗癸 丑(癸辛己)正財・劫財 養⇔己丑・劫財
          申酉空亡
        ↓↑
        ジャーナリスト・政治家・立正大学 学長
        陸軍 少尉
        早稲田大学から
        法学名誉博士(Doctor of Laws)を贈
        戦前戦中、帝国主義・軍国主義・ファシズムを批判
        言論の自由を標榜
        市民中心の徹底的民主主義
             リベラリズム
        を貫き通した・・・
 となった
ー↓↑ーーーー
 参考頁、再参考
 2015-05-29 22:58:27
 古事記字源
 ↓↑
 養鶏された「にわとり」は飛べなくなった・・・???
 ↓↑
 鶏(ニワトリ)・・・「にわ
           二羽・弐話・羽生
           丹羽・丹波・丹生
           二話・似話・仁和
           弐把・爾話・邇倭・貮和・尼禍
           庭・廷
           俄・勃・卆・卒
           霍」
           トリ・・・対拿とり・・・めおと・娚・夫婦・魂魄



・・・隋書俀国傳・・・
「俀王
 姓
 阿毎
 字
 多利思北孤
 號
 阿輩(アワ?)→吾輩
         阿波
         安房
         粟→黍
         泡
         沫
         淡路島
         愍(ビン・ミン
         あわ-れ
         あわ-れむ
        「愍笑・愍然
         哀愍
         憐愍(レンビン・レンミン)」
 雞彌(キミ?・ケミ)」
 雞=鶏=鷄=にわとり
  彌(ビ・ミ)=み・いよいよ
         わた-る
         ひさ-しい
「王妻
 號
 雞彌・・・・雞=鶏=鷄=にわとり
 後宮
 有
 女
 六七百人
 名
 太子
 爲
 利歌彌(リカミ?)
 多弗利(タフリ?)」
     たぶる=誑る・・・たぶらかす
     誑」の基本情報
 誑=キョウ
   あざむく
   たぶらかす
   ・・・あぶらかたぶらぁ
      アブラカ-ダブラ
     (Abracadabra・Abrakadabra)
      世界中で用いられ
      手品ショー等での呪文
      歴史的には
      お守りに刻印された際に
      治癒力を持つと信じられていた
      御守
ー↓↑ーー
   語源
   発音
   オックスフォード英語辞典
   アブラカダブラは
   2世紀の
   セレヌス・サンモニクス作品に
   最初の表記あり語源は不明

   言語由来仮説
  「私は言葉のごとく物事をなせる」
   アラム語
       אברא כדברא
   (avra kedabra・avra K'Davarah)
   英訳
  「I will create like the word
  (私は言葉のごとく物事をなせる)」
  「この言葉のようにいなくなれ」
   英訳
  「Disappear like this word
  (この言葉のようにいなくなれ)」
   病気の治療に用いられた
   ・・・いたいのいたいの
      とんでいけ・・・
  「私が話すように物事が創造する」
   ヘブライ語
  「I will create as I speak
  (私が話すように物事が創造する)」
   祝福と疫病
   ヘブライ語の
   「ha-brachah」と
   「dever(アラム語化させたdabra)」
   を語源とする説
  「ha-brachah=祝福」
   (呪いの婉曲表現でもある
    ・・・裏に嫉妬?)
  「dever=疫病」

  アブラクサス
  と
  アブラカラン
  ラテン語やギリシア語の類似した言葉
 「アブラクサス(abraxas)」
  を語源とする説
  シリア人の神
 「アブラカラン (Abracalan・Aracalan)」
   を語源とする説
 ・・・語源は不明である

  アブラカダブラは
  文字が徐々に減る
  三角形の形で記述
  呪文に言及した最古の書物は
  サンモニクスの詩集
  『De Medicina Praecepta』
  (Liber Medicinalis)
 「サンモニクス」
  カラカラの内科医
  病苦に悩まされる
  カラカラに対して
  この三角形の形に書かれた言葉
  のお守りを身に着けるよう求め
  このお守りの力が
  致命的な病気を消滅させると説明

  ABRACADABRA
   ABRACADABR
   ABRACADAB
     ABRACADA
     ABRACAD
      ABRACA
       ABRAC
        ABRA
         AB
          A


  A B R A C A D A B R           A
   A B R A C A D A B          R
    A B R A C A D A         B
     A B R A C A D        A
      A B R A C A       D
       A B R A C      A
        A B R A     C
         A B R    A
          A B   R
           A  B
            A

 A B R A C A D A B R A
  B R A C A D A B R
   R A C A D A B
    A C A D A
     C A D
      A

 実弟の
 ゲタや
 アレクサンデル・セウェルス
 を含む他のローマ帝国の皇帝は
 サンモニクスの医学的教え
 (呪術も行なっていた可能性あり)
 を信奉していた
 208年
 ローマ皇帝
 アレクサンデル・セウェルス
 の侍医
 クウィンテス・セレヌス・サモニカス
 が
 アブラカダブラ
 に初めて言及

 アブラカダブラ
 バシレイデース分派の
 グノーシス派によって
 病気や災難に対して
 有益な精神的救済を発動する
 魔法の呪文として使われた
 お守りとして
 身につけた
 アブラクサスの石が発見されている
 その使用はグノーシス派を超えて広がった

 清教徒大臣
 インクリース・マザー
 権力を奪うとして
 その言葉をやめさせた

 ダニエル・デフォー
 『ペスト』で
 ロンドンの
 ペスト大流行
 (ロンドンの大疫病)時に
 病気を予防するために
 「アブラカダブラ」
 を出入口に貼ったロンドン住民を
 軽蔑的に記述した

 アレイスター・クロウリー
 それを偉大な力を持つものだと見なした
 彼はその本当の形は
 「アブラハダブラ」
 だと言い
 この言葉を真理のひとつとする
 宗教を創設

 アレイスター・クロウリー
 自著の
 ゲマトリアの中で
 この言葉を
 カバラ的手法で発見し
 スペルを綴ったと説明

 アラム語
 avada kedavra
 日本語訳
 「私が言ったものは破壊される」
 「息絶えよ」
ーー↓↑ーーー
 利歌彌(リカミ?)
 多弗利(タフリ?)」
     たぶる=誑る・・・たぶらかす
     誑」の基本情報
 誑=キョウ
   あざむく
   たぶらかす
   たらす
   あざむく
   たばかる・たぶらかす
   だます・まどわせる
   異体字「诳」
 誑=言+狂
   言+犭+王
  「誑」の類字・類似
   狂・俇・逛・㤮・㾠・鵟

   女誑し(おんなたらし)
   誑かす(たぶらかす・たらかす)
   たらし込む・誑し込む(たらしこむ)
   誑す(たらす)
   誑しが誑しに誑される
  (たらしが、たらしに、たらされる)
ーーーーー
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ブンメイ、ブンカのフリカイ度の種

2024-07-16 22:48:39 | 古事記字源
 「日本人」が・・・
 「漢和辞典・漢字辞典」を
 日常的に
 調べざるを得ないのは・・・
 一枚の印字された文書に
 「漢字」が
 アマリにもアリスギて
 「訓読」できない
 「音読」もできない
 「意味」不明な
 「熟語」が記録されているからだ・・・
 この「日本人≒倭人≒和人」とは
 ボク自身のコトだが・・・

 物語や小説が好きな「日本人」って・・・
 細々な「コトバ」よりも
 自分自身の理解できる範囲で
 おおよそのストリーを理解できればイイ・・・
 ワカラナイ「二ホン語」も「カンジ」も
 推測ですまし
 自分なりのワカッた感じでオッケィ・・・
 いつか、辞典で調べる、ダレかにキクかだ
 「文字」は確かめられるが
 「音声」での
 「会話相手のコトバ」は
 同音、訛った類音が耳穴に飛び込んできて
 その時々の状況によって
 意味の是非は
 自分勝手に納得するより手は無いが
 そのコトバの意味が「真逆」だったら・・・
 曖昧言語使用の
 ニッポンジン・・・ワンサカ・・・
 階級社会、軍隊社会では
 「会話」は
 「イノチがかかっている」から当然である
 アメリカの市民社会ではトラブっても
 「アイムソウリとは云うな、鉄則だからな」
 と一世、ニ世の日系人の知人が教えてくれた
 ニホンゴの
 「ごめん」とはチガぅんだ・・・
 「ごめん=ソウリ」とは
 「自分が悪かった」と認め
 その代償は
 「自分自身が負う」
 と云うコトらしい・・・かった・・・
 兎に角、相手は
 「日本人一般」じゃぁないから・・・?
 ・・・「ゴメン≠ソウリ」・・・
 デモ・・・
 日本社会では
 相手が「ゴメン」と云えば
 自分は「こちらこそ、ゴメン」・・・
 相互関の出来事の間をとる時のコトバ?
 デモ・・・
 「切り捨て御免」って・・・
 ↓↑
 一体全体・・・カンジ、何萬字あるんだか・・・
 調べても、シラべても・・・
 すぐ、忘却してイクんだ・・・
 「数寄屋(すきや)橋」って?
 ↓↑
 数寄屋(すきや)造り
 日本建築の様式の一
 茶事を好む者
 和歌や
 生け花などを含めて風流を好む者を
 「数寄(すき)者」と呼び
 母屋から独立した茶室
 多義的に
 公家の自由な意匠を
 書院造に取り入れたモノをいう
 ↓↑
 数寄屋(数奇屋)
 の呼称は近世初頭
 室町時代には
 数寄屋敷(数奇屋敷)という客間の意味
 安土桃山時代
 母屋と別に建てられた意匠をもつ茶室が
 「数寄屋」と称された
 「茶之湯座敷」に
 「数寄屋」
 と名付けたのは
 堺の「宗易(千利休)」
 数に
 終わりが無いって・・・カンジ?
 ↓↑
 𡦿=宀+八+一
 異字
 「終𦄖终𣈩𣊜𣉉𣊂𤽬𤽫𤽘𦤒𢒣𢍐𠂂𠔾」
 シュウ・シュ
 おわる・おえる
 ついに・しまう・しまい
 途切れずに続いているものの
 後方の部分
 始まりの部分は「始」
 続いていたものが尽きる
 これから先はないところにまで
 到(いた)る
 最後に、ついに、しまいに、とうとう
 ↓↑
 高貴な人の死=「𣧩」
 身罷=現世から罷り去る=死亡
    もがり=殯=歹(歺)+賓
    歹(歺)=ガツ・タイ
    残骨・骨
    夕=セキ
    ゆう・ゆうべ
    夕方・日暮れ
    夜
    年や月の末
 ・・・もがり=虎落
    中国で粗い割り竹を組んで
    作った垣
    「虎落」の用字を転用
    竹を筋違いに組み合わせ
    縄で結び固めた柵 (さく) や垣根
    紺屋で、枝つきの竹を立て並べ
    物を掛けて干すもの
    もがり=強請
    ゆすり・たかり
    ↓↑
    一般の人の死=「死」 
 ↓↑
 「数寄=数奇」
 一定の比率形式の法則を指して
 奇数関係との関連も指摘されているが
 「数奇の法則」
 は口伝で意味不明
 ↓↑
 江戸時代中期
 数寄(数奇)が俗語化し
 奇品を
 偏愛する趣味と捉えられることを嫌った
 ↓↑
 近代以降
 数寄屋建築は
 「数寄者」
 と呼ばれた
 財閥や個人資産家
 近代建築家
 茶道の家元
 といった担い手のもとで発展
 ↓↑
 数寄(スウキ)・・・かずよせ
 風流・風雅の道
 和歌・茶の湯・生け花など
 風流の道を好むこと
 「好きと云ふも歌人の事なり」=歌人
 数=米+女+攵
 數=婁+攵
   囗+口+十+女+攵
   囗+口+一+丨+女+𠂉+乂
   スウ
   ス
   サク
   シュ
   ソク
   かず
   かぞえる
   しばしば
   かず・順序や量をあらわすもの
   いくらか・いくつかの
   運命・めぐりあわせ・さだめ
   古代中国における
   六種類の基本教養の一
  「六芸(リクゲイ)」=算術
   はかりごと・くわだて・たくらみ
   かぞえる・かずを調べる・計算する
   かぞえる・かずに入れる
   ひとつとして取り上げる
   せめる・罪をかぞえて相手を責める
   しばしば・たびたび・何度も
   こまかい・目がこまかい
 ↓↑
 奇=大+可=キ
   あやしい
   くし
   めずらしい・くし
   普通の様子ではない
   変わっている
   すぐれている・非凡
   あやしい・不思議
   くしくも・不思議にも
   思いがけない・予想外
   二で割り切れない・奇数
   ニホンではなく
   イッポン、サンボン、ゴホン
   ナナホン、キュウホン?
   不運・運に恵まれない
 寄=宀+奇
   別字「宀+立+口+丁」
   異字「宀+亠+丷(ハ)+―+口+丁」
   「寄・𢕗・㨳・槣・𦪌」
   宀+大+可
   宀+大+丁+口
   宀+大+一+亅+口
   キ
   よせる
   よる・たよる・たよりにする
   よる・やどる・かりずまいにしてとどまる
   よせる・あずける・まかせる
   よせる・送る・届ける
   日本語
   よる・近づく・たちよる
   よる・集まる
   よせ・よせる・集める・あわせる 
 ↓↑
 京都の数寄屋書院
 屋根は入母屋屋根
 銅板や一文字瓦で
 縁先まで
 葺きおろしている
 ↓↑
 関東
 段差を付けた寄棟
 瓦葺の場合には
 桟瓦で軒先を万十軒瓦とする
 ↓↑
 葺き下ろし(ふきおろし)
 母屋の屋根を延長して
 付属する建物の屋根・
  ↓↑
 「忘却とは忘れ去ることなり
  忘れ得ずして
  忘却を誓う心の悲しさよ」
  ↓↑
 「忘れ得ぬ人とは遠き人を云うなり
  人は常に忘れ得ぬ人を
  忘れよと云う」
  ↓↑
 「真知子」さん
   氏家(うじいえ・シカ)?
 「春樹」さん
   後宮(あとみや・コウキュウ)?
 カンジるは「忘却の彼方」へですョッ
 それとも
 「真知子巻き」
 で首が絞められイキもできない・・・
 イキが出来ないくなったのは
 訳の分からない
 「のり(法)マキ」が
  ↓↑
 海苔(のり・うみこけ)巻?
↓↑
 『先代旧事本紀(大成経)』
 巻六十二
 詠歌
 本紀
下巻第五祝歌属文
 金刺宮御宇
 天皇治世而 大政  
 欽明天皇
 (539年12月5日?~571年4月15日?)
 不下先皇  さきつみかどにおとらず
 兆民悦之  おおみたからこれをよろこび
 祝世而謡之 よをいわいてこれをうたう
 君之代者  きみがよは
 千代于   ちよに
 八千代于  やちよに
 微小砂石之 さざれいしの
 盤巌興成而 いわおとなりて
 苔之結迄  こけのむすまで
 時人 ときのひと
 ↓↑
 『古今和歌集』
醍醐天皇の命により編纂
  905年(延喜五年)奏上
  最初の 勅撰和歌
  仮名序(やまとうたは
     人の心を種として
     よろづの言の葉
     とぞなれりける)

 真名序(漢文)
 が前後に添えられている
 (古今和歌集
 巻七
 賀歌
 巻頭歌
 題知らず
 読人知らず
 国歌
 大観
 番号343番)
 「わが君は
 千代に
 八千代に
 細石の・・・磐余=佐野(さぬ)
 巌となりて・・・=神武天皇
 苔の生すまで 」
      ・・・佐野
      (さの・さぬ)
       種(さね)=実・實
  さ + 「な・に
         ・ぬ・ね・の」
   磐余=佐野(さぬ)=神武天皇
諱 彦火火出見(ひこほほでみ)
     狭野(さの・さぬ)
  神 日本 磐 余彦(彥)  天皇
 (かんやまといわれびこのすめらみこと)
    彥=文+厂+彡=彦=亠+丷(ハ)+厂+彡
      亠+乂+厂+彡・・・丷=乂
      亠+丿+厂+彡
    ↓↑
    磐の苔(こけ)のムスまで
      苔=艹+台(ム+口)・・・
        ↓↑
   艸(くさ・くさかんむり・ソウコウ)
        草の冠⇔月桂樹の冠
   艹=艹=艹=草の下
   日の下の「邪馬台」国
   ↓↑
 Thousands of years of happy reign
 be thine;
 Rule on, my lord,
 till what are pebbles now
 By age united to mighty rocks
 shall grow
 Whose venerable
 sides the moss doth line.
 ↓↑
 My dear, hope your life
  will last long
  for thousands of years.

 Until a small stone
 glows a huge rock.

 Until a huge rock
 slowly
 becomes covered in green moss.
 ↓↑
 「君が代」の漢訳
 「皇祚」
  ・・・祚=示+乍
       ソ・ゾ・さいわい
       乍=ヶ(ケ个)+=
       𠂉+丨+ =
       サ 
   ながら
      たちまち・急に
      さっと・ふと
      ~したり~したり
      ~したかと思うと
      ~する
      日本語
      ながら
      ~ではあるが
      ~にもかかわらず
      ~しつつ
    指事
    亾=乚+人=亡=亠+乚
    妨げる意
    逃亡を妨害する
    象形・甲骨文
    匕(刃物)でレ形に切る形
   恐れ乍ら・畏れながら・恐れながら
    陰乍ら・かげながら
     乍雨(サウ)=にわか雨
     乍可(サカ)=むしろ~すべし
     乍巻(サカン)=たちまちオサマル
   余所乍ら(よそながら)
   然し乍ら(しかしながら)
   憚り乍ら(はばかりながら)
   厏=厂+乍・・・窄=穴+乍
             宀+八+乍
     サ・セ・サク・シャク
    「厏厊(サガ)」
    =食い違うさま
     噛み合わないさま
     せまい=窄=すぼむ
     しぼる=搾取・搾乳
     さがみ=佐賀見・相模?
怎=乍+心
  笮=竹+乍=䇥=竹+正・・・乍=正?
    サ・サク
    屋根瓦と垂木の間にしく
    竹製の簀子(すのこ)
    えびら・矢を入れる竹製のかご
    せまる・圧迫する
    竹で編んだ綱や縄
    しぼる・水分をしぼりとる
 ↓↑
 皇祚連綿兮久長=皇祚連綿として
         久しく長し
 萬世不變兮悠長=万世変はらず
         悠(はるか)に長し
 小石凝結成巖兮=小石は凝結して
         巌と成り
 更巖生綠苔之祥=更に巌は
         緑苔(リョクタイ)の
         祥(さいわい)を生ず
 ↓↑
 君が代
 一
 君が代は 千代に八千代に さゞれ石の
 巌となりて 苔の生すまで
 二
 君が代は 千尋の底の さゞれ石の
 鵜のゐる磯と あらはるるまで
 三
 君が代は 限りもあらじ 長浜の
 真砂の数は よみつくすとも
 ↓↑
 君=きみ・クン=訓(クン)=言+川
 ・・・各々、個々人が
    様々に理解することが
    可能である・・・
 ↓↑
 1999年(平成十一年)8月9日
 「国旗及び国歌に関する法律」
 日本国歌として法制化
 ↓↑
 アタマに詰まったトキだった・・・
 東京大空襲の中で
 見知らぬ男女が一緒に
 数寄屋橋までなんとか逃げ
 半年後の11月24日
 この数寄屋橋で会おうと約束
 お互いの名も知らぬまま別れた
 戦後
 お互いに数寄屋橋で相手を待つが
 再会が叶(かな)わず
 1年半後の3度目に会えたが
 「真知子」は、既に明日嫁に行く身・・・
 「1953年には松竹で映画化」・・・
 「氏家真知子」の「ストールの巻き」・・・
 ・・・ストールって、泥棒・・・?
 ↓↑
 stall=ストール
    =失速
     台・露店・売店
     ブウース・馬屋のひと仕切り
     切りになっているもの
     シャワー・トイレなどの
     仕切った小部屋
     教会堂の内陣の聖職者席
     劇場の一階前方の一等席
 stall=止める 遅らせる
     引き延ばす
     〜に水をさす
     人を待たせる
     ごまかす
     止まる・遅れる
     減速する・息切れする
     暗礁に乗り上げる
     八百長試合をする
    ↓↑
     installment=インストールメント
           掛け金・掛金
     install a program on a hard drive
 ↓↑
 ・・・パソコン、又もや遅くなったぁ~・・・
 原因はナンダぁ~・・・
 ↓↑
 指サック
 stora(ストラ) 
  袈裟(ケサ)のこと=肩掛け
 muffler(マフラー) 
 shawl(ショール)
 scarf(スカーフ)
  wrap(ロープ)
 ↓↑
 エンスト=エンジン+ストール
     (Engine)+(Stall=失速)
      日本製造語
 ↓↑
 stole=ストール
     盗んだ・盗み・盗んで・盗みました
     奪った
     ストール=stole⇔stora(ストラ)
     婦人が肩に羽織る・幅広のスカーフ
     襟巻き=えりまき
     婦人用肩掛け
     聖職者用祭服の帯状の布
     古代ローマの主婦用の上着
 ↓↑
 stole=ストール
 動詞  「steal(スチール)」
 現在形 「steal(スチール)」
 過去形 「stole」
 過去分詞「stolen」
      鋼鉄(コウテツ)
         更迭・考哲・交綴
     「steel(スチール)」
      鋼鉄・鉄鋼・鋼製・鉄骨
 ↓↑
 「stole」の発音「stoʊl」
 最初の「s」が無声音
 次 の「t」は有声音
    「o」は長音
    「l」は舌の先で発音
 ・・・ならば、「トオぉル」・・・?
     ↓↑
    「ストァー=store(stˈɔɚ・stˈɔ」
     食料・物品の蓄え・貯蔵・蓄財
     必需品・備品・備蓄
     a store of
  ↓↑
 「stole」の
 語源=古英語の「stelan=盗む」
 「stole」の類語
 「pilfered・swiped・snatched・lifted」
 「盗んだ」という意味
 「somebody stole」
 ↓↑
 種=禾(のぎ・のぎへん)+重
   シュ
   ショウ
   たね
   さね
   うえる
   くさ
   植物のたね
   穀物や草木のたね・草
   血筋・血統・種族
   たぐい・仲間・ともがら
   植える・種をまく(撒く)
 ↓↑
 実=核(さね)=種子・陰核
 「真 (さ) 根 (ね) 」
  果実の中心にある堅い部分・種
  板と板をつなぎ合わせるとき
  一方の板の側面に作る細長い突起
  陰核。
  障子や壁の下地となる骨組み・壁下地
  根本のもの・実体
 ↓↑
 「さねさし」は「相模(さがむ)」にかかる枕詞
 「動詞「さぬ」の連用形
     男女が共寝すること」
  ・・・佐野(さの)=神武天皇
 「さねさし
   相模の小野に
   燃ゆる火の
   火中に立ちて
   問ひし君はも」

 自其入幸、渡走水海之時
 其渡神興浪、廻船不得進渡。
 爾其后・名
 弟橘比賣命
 白之
 「妾、易 御子而 入海中。
  御子者、所遣之政遂、應覆奏」
 將入海時、
 以菅疊八重・皮疊八重・絁疊八重
  敷于波上而、下坐其上。
  於是、其暴浪自伏、御船得進。
 爾 其后 歌曰、
 「佐泥佐斯(さねさし)・・種の実は
  佐賀牟 能 袁怒邇・・・佐賀=さが
  毛由流肥能
  本那迦 邇 多知弖
  斗比斯 岐美波母」
  ↓↑
 故七日之後、其后御櫛、依于海邊。
 乃 取 其櫛、作御陵而 治置也。
  ↓↑
 「佐賀 美邇・・・佐賀=さが
  迦美而 自佐下六字以音
  下效此
  於 吹棄 氣吹之狹霧所成神御名」
  ↓↑
  α+重+β
 動=重+力=うごく・動力
 勳=熏+力=クン・いさお・いさおし
       功績・手柄
 偅=イ+重=ショウ・しもべ・召し使い
    儱偅(ロウショウ)
    思うように進まないさま
    行き悩むさま
 董=艹+重=かおる・クン・薫風
 喠=口+重=ショウ・シュ
 堹=土+重=チョウ・チュウ
       つつみ・あぜ
 媑=女+重=ジュ・チョウ・トウ
 尰=尢+重=ショウ・脛が腫れる
 揰=扌+重=ショウ・シュ・トウ・ツ
       うつ・突く・すてる=弃
 湩=氵+重=トウ・ちち
       乳汁・つづみの音
 隀=阝+重=チョウ・ジュ
       地名
 㡖=巾+重=チョウ・ジュ・トウ=幢
       おおい・おおうもの
       黄幢
 㣫=彳+重=ショウ・シュ・ドウ
       継ぐ・踏む・動
 腫=月+重=シュ・ショウ・はれ・むくみ
       ふくれる・はれもの
       できもの・脹れる
 歱=止+重=ショウ・シュ=踵
       いたる・かかと・きびす
       くびす・つぐ・ふむ
       継ぐ・あとを継ぐ・受け継ぐ
       あとを追う・あとをつける
       至る・踏む・尋ねる
       ついで・しきりに・かさねて
 煄=火+重=ショウ・シュ
       火が燃え始める
 㮔=木+重=ショウ・トウ・ズ
       雲南に産する木=橦
 畽=田+重=トン
 瘇=疒+重=ショウ・足が腫れる病気
       脚気(かっけ)
 褈=衤+重=チョウ・ジュ・ショウ・チュ
 衝=彳+重+亍=ショウ・衝突
 箽=竹+重=トウ・竹製の器・竹の名
 緟=糸+重=チョウ・ジュ・チュ
 蝩=虫+重=ジュ・チョウ・ショウ・シュ
 踵=足+重=きびす・くびす
 諥=言+重=チョウ・チュ
 鍾=金+重=ショウ・鍾馗(ショウキ)
 濌=重+沓=トウ・厚い・厚く積み重なる
 䱰=魚+重=トウ
 䳯=重+鳥=チョウ・ジュ・ショウ・シュ
 䵯=黑+重=タン・トン・動物の足跡
       動物の集まるところ
       人の集まる村落・村
       行いがただしくない
       きちんとしていない
 ↓↑
 名字
 経種=いだね・えたね・えだね
 經種=いだね・えたね・えだね
 種田=いろた・おいた・おいだ
    おうた・たねた・たねだ
 江種=えぐさ・えたね・えだね
 喜種=きたね・きだね
 木種=きたね・きだね
 ↓↑
 地名
 種市(たねいち)
 千種(ちぐさ)
 種 (たね)
 種井(たねい)
 種川(たねかわ)
 上郷子種新田(かみごうこたねしんでん)
 ↓↑
 熟語
 亜種(アシュ)
 言い草・言い種(いいぐさ)
 育種(イクシュ)
 異種(イシュ)
 各種(カクシュ)
 各種学校(カクシュガッコウ)
 語りぐさ・語り種・語り草(かたりぐさ)
 変わり種(かわりだね)
 機種(キシュ)
 客種(キャクだね)
 業種(ギョウシュ)
 種 (ぐさ)
 種種(ぐさぐさ)
 下種・下衆・下司(げす)
 原種(ゲンシュ)
 子種・子胤(こだね)
 こぼれ種・零れ種(こぼれだね)
 採種(サイシュ)
 雑種(ザッシュ)
 仕草・仕種(しぐさ)
 質草・質種(しちぐさ)
 種子(シュシ)
 種子植物(シュシショクブツ)
 種種(シュジュ)
 種族(シュゾク)
 種畜(シュチク)
 種痘(シュトウ)
 種苗(シュビョウ)
 種別(シュベツ)
 種目(シュモク)
 一種一瓶(イッシュイッペイ)
 各種各様(カクシュカクヨウ)
 貴種流離(キシュリュウリ)
 三種神器(サンシュノジンギ)
 七種菜羹(シチシュノサイコウ)
 種蕉学書(シュショウガクショ)
 種種様様(シュジュさまざま)
 種種雑多(シュジュザッタ)
 多種多様(タシュタヨウ)
 朝種暮穫(チョウシュボカク)
 刀耕火種(トウコウカシュ)
 頭髪種種(トウハツシュシュ)
 同文同種(ドウブンドウシュ)
 ↓↑
 商(あきな)いは草の種(たね)
 命あっての物種(ものだね)
 嘘(うそ)にも種が要る
 王侯将相寧(いず)んぞ種あらんや
 苦は楽の種
 けちん坊の柿の種
 下種(げす)の後思案(あとじあん)
 下種の後知恵(あとぢえ)
 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し
 下種の勘(カン)ぐり
 下種の口に戸は立てられぬ
 下種の逆恨(さかうら)み
 下種の謗(そし)り食い
 下種は槌(つち)で使え(つち)
 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる
 癪(シャク)の種
 商売は草の種
 吝(しわ)ん坊の柿の種
 頭痛の種(たね)
 種が割れる
 種を明かす
 種を蒔く
 種を宿す
 長口上(ながコウジョウ)は
     欠伸(あくび)の種
 生業(なりわい)は草の種
 夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き
 身過(みす)ぎは草の種
 世渡りは草の種
 楽は苦の種、苦は楽の種
 ↓↑
 襲=㦻=袭
   龍+衣
   立+月+亠+ハ+一
   シュウ
   おそう・おそいかかる・不意打ちする
   かさね・そろい
   衣服の一そろい・衣服の上下
   かさねる・かさなる・かさねて着る
   積み重ねる
   つぐ・おそう・受けつぐ・引きつぐ
   後をつぐ=踏襲
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