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SIDEWALK TALK

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ふくしまに

2015-05-20 17:55:27 | 音楽
猪苗代湖ズ: I love you & I need you ふくしま


今月末、福島を訪れる。
あの原発事故後はじめて、
というより大学時代の小野川湖での夏合宿以来だから、
初福島みたいなものだ。


毎年、大学時代の仲間が酒を飲むためだけに集まる会がある。
今年で23年目らしく、
よくもまぁ続いたもんだと変な感慨がある。
その飲み会(土蜘蛛の会)を
今年は福島で開催することになった。
会のメンバーに福島出身(在住)の先輩がいるからだ。


先輩は南相馬市役所に勤務しておられ、
現在の部署は除染担当だという。
肉体的にキツいのはもちろんだが、
メンタルもそうとう消耗する仕事にちがいない。


九州でのんべんだらりと惰眠を貪っている僕などは、
あの惨事を意識しながら過ごすということがほとんどない。
時たまニュースをみて思いだし、
チープな感傷に浸るくらいだ。
けれど一方で、今でも日々闘っている人たちがいる。
先輩もそのひとりだ。


僕らのエールなどなんの足しにもならないだろうけど、
とにかく先輩に会ってその労をねぎらいたいし、
自分にできることを
もう一度見つめ直す機会にしようと思っている。


さっき、猪苗代湖ズのこの曲をダウンロードした。
毎朝のリハビリ散歩では佐野元春の楽曲を聴いて歩いてるのだけど、
明日から福島に旅立つまでの1週間はこの曲でウォーキングして、
福島と先輩に思いを馳せたい。

若さと渋さの間で

2015-05-14 12:03:16 | 健康・病気
Letterヘルニアと診断されて、ひと月ちょっと、
闘病生活(ちょっと大げさですが)が続いている。
発病から2週間ほど経ったころの診察で、
病状は改善されているように僕は感じてたんだけど、
先生は満足してなく、MRIを撮ることを勧められた。
こっちは俎上の魚、言われるままに検査をした。


MRIの画像を見て、先生は少し眉をひそめた。
ヘルニアの病状は想定内だったらしいが、
脊柱管狭窄症も患っていると告げられた。
と言われても、僕はちんぷんかんぷん。


先輩(主治医は高校の後輩)、ヘルニアは若者の病気なんですが、
脊柱管狭窄症はおっさんの病気ですよ。
もう、先輩もそういうお年頃なんですよね~(○゜∀゜)ガハッ∵∴


と、先輩であり客であるはずの僕に暴言を吐いた。
しかし、厳然たる事実にはちがいない。
大人の階段を確実にのぼっているということなんだろう。
僕の背骨は、安部礼司のように、
若さと渋さの間で揺れ動いている。