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SIDEWALK TALK

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プッツン会見

2006-12-07 09:18:41 | テレビ番組
Interview「朝ズバ!」みてたら、
朝っぱらからプッツン会見が2発。

まず、石原真理子。
自叙伝という名の暴露本「ふぞろいな秘密」出版記者会見。
交際男性13人とのエピソードが、実名で赤裸々に綴られてるらしい。
まったく興味がないし、もちろん買う気もない。
実名記述は「感謝の気持ち」とか「女優復帰へのけじめ」みたいなことを曰ってたが、
本の宣伝と自身の売名行為であることは明白。
でも、それが芸能界ってもんなんでしょう。
実名表記された男性方はなんともお気の毒だが、
内容がもし事実なら、そういう女とつきあった自身の不明を恥じるべきでしょう。
女をみる目がなかった、てことですね。
 
もうひとりは、野田聖子衆議院議員。
念願の復党に関して、
「安倍総裁は、優しい兄が“おかえりなさい”と妹が家に帰ってきたような優しい態度でいってくれた」
と目を潤ませてたけど、妹が出戻ってよろこぶ兄貴はいないでしょ。
事実婚解消について有権者に説明しないのかという声があがると、困惑した表情をうかべ、
「政治活動とは別のことですので」
とかわし、最後まで離婚については答えなかった。
でも、これはおかしい。
野田議員は結婚発表前後、
「夫婦別姓プロジェクト」を立ち上げたり、信念通り名前を変えないままの事実婚を選択したり、不妊治療を取り組んでいることを記した「私は、産みたい」という本を出版したり…etc
と、事実婚は彼女の政治活動の一部でもあったハズ。
レスポンシビリティ能力を問われる言行だ、といわざるを得ない。
 
もちろん、プッツンしてるのは女性だけじゃない。
記者会見じゃなけど、
“ミラーマン”こと植草一秀元教授(ていうか被告)の初公判での全面無罪主張。
どうしようもないな、このオッサンは…。
コメントする気にもなれない。

こういったプッツン会見は、バラエティとしてみてる分には楽しいんだけど、
現代日本が抱えてる何ごとかを暗示してるような気がする。
  


チェスはスポーツ

2006-12-06 09:47:12 | うんちく・小ネタ
Chessドーハ@カタールでおこなわれてるアジア競技大会には、
チェスが競技種目としてあるらしい。
チェスってスポーツだったんですね。
そういえば、ことしのトリノ五輪で話題になったカーリングは「氷上のチェス」っていわれてた。
今回のドーハ大会の日本代表 中川笑子さんは65歳。
日本選手団最高齢とのこと。ガンバってほしいですね。
 
よく知られているように、チェスの起源は将棋と同じチャトランガ。
チャトランガとはサンスクリット語で、インドの軍隊の4つの武器(部隊)、すなわち象・騎兵・馬車・歩兵をさし、
ゲームでもこの4種類の駒がつかわれていた。
このインド発祥のゲームが、西洋に伝わりチェストなり、中国・朝鮮半島をへて日本に伝わり将棋となった。
チェスと将棋は、紅茶と緑茶みたいな間柄かな?
  


「お帰りなさい」…か!?

2006-12-05 14:35:32 | ニュース
Fukutoもはやデキレースだけど、
自民党の党規委員会で郵政法案造反議員11人の復党が決定した。
  
ミゼラブルに頭を垂れる復党組にたいして安倍首相は、
「皆さんお帰りなさい、と申し上げたい」、とワケのわかんないコメント。
やさしさからの言葉なのか?それともシニシズムなのか?
お家に入れてもらった造反組も、口々に感謝のコメントを無邪気に曰う。

「美しい日本」を標榜している安倍首相。
今回の一連の騒動は、はたして美しかったのかな?
これは、昔の自民党への本卦還りじゃないのかな?
なにか虚しさを感じるニュースだった。
 
関係ないけど、
事実婚をしていた野田聖子議員と鶴保庸介議員が離婚したらしい。
て、婚姻届だしてないから離婚じゃないか。
これも、美しい日本のひとつなんでしょうか?





   得意気な顔したこの国のリーダー
   シナリオのチェックに忙しい
   ユーモアもない
   真実もない
   フェイクしたスマイルはとても淋しい
   フェイクしたスタイルはとても淋しい

 
   [ extracts from “99 Blues” by Motoharu Sano ]
  


増田宗太郎

2006-12-04 11:48:39 | うんちく・小ネタ
Masuda_sotaro増田宗太郎とは、福澤諭吉の再従兄弟(はとこ or またいとこ)。
「サザエさん」でいえば、タラちゃんとイクラちゃんの間柄になる。
全国的には無名な宗太郎だが、中津では知ってる人は知ってる存在だ。


宗太郎の生家は、福沢旧邸の隣り、同じ留守居町にある。
先日、福沢旧邸の辺りをぶらついてたら、
ひさしぶりに宗太郎の生誕地跡(現在は公園)にたどり着いた。


僕は増田宗太郎について知るところが薄いので、以下の記述は信憑性があやしい。


増田宗太郎は、国学を学んでいたかと思うと慶應義塾で洋学を学んでたり、
自由民権運動に傾倒してたかと思うと西南戦争に従軍したりと、
一見 変節漢のような印象だが、純粋で一本気な性格だったらしい。
学問に秀でてただけじゃなく、その容姿は眉目秀麗で、
女にもみまがうばかりの美男子ともいわれた。
さらにリーダーとしての資質もあったことが、
西南戦争の中津隊隊長に同志から互選されたことから伺える。


正義という多分に酒精分をおびた際どい論理に酔いやすいタチだったのか、
自分にとっての正義を妄信した。
たとえば、再従兄弟である福澤諭吉の暗殺を謀ったこともある。


地域の伝承ではこうだ。
  
福澤の在宅中、隣家の宗太郎が太刀を片手に福澤を斬りにきたが、
来客中だったため、客人に悪かろうということで延期した。
数時間後、暗殺のために再訪すると、今度は福澤が酒を飲みながら夕食をとっていた。
食事時を襲うのは非礼ということなのか、またもや延期。
そして3度目は、福澤が睡眠中だったため、寝込みを襲うのは卑怯ということで、
ついにこの暗殺計画は頓挫した。

むろんこの伝承は事実無根で、
じっさいは東京在住時に朝吹英二という知人に暗殺を依頼したというのが事実らしい。


彼の最期は西南戦争で、西郷隆盛とともに鹿児島の城山で戦死した。
城山陥落が決定的になったとき、中津隊の同志に帰郷(投降)を命じ、
宗太郎ひとりが西郷と生死を共にした。
隊士たちは宗太郎にも帰郷を勧めたが、彼は頑として首を縦に振らなかった。


  吾、此処に来り、始めて親しく西郷先生に接することを得たり。
  一日先生に接すれば一日の愛生ず。三日先生に接すれば三日の愛生ず。
  親愛日に加はり、去るべくもあらず。今は、善も悪も死生を共にせんのみ。


意訳すると、
  君たちは西郷に会っていないが、
  僕はたまたま隊長に選ばれて作戦会議にでたりしたので、
  西郷に直接会ってしまった。  だから死ぬしかない
というところだろうか。


宗太郎は、西郷の毒気に当てられたというより、
西郷の古朴な純粋さに自分と同じ何ごとかをみつけ、
そのカリスマ性に心酔してしまっていたんだろう。
享年28歳。


不意に宗太郎の生誕地跡に迷い込んでしまったので、
この風変わりな先人についての想いが昂じ、
僕が彼について知ってることを意味なく書き連ねた。
この増田宗太郎という
木で鼻をくくったようなところがあるかと思えば少年みたいな純粋さをもつ秀才を、
僕ら中津の後進はもう少し検証すべきだと思う。 


湯たんぽ

2006-12-03 11:26:14 | ブログ
Yutanpo_cat唐突ですが、湯たんぽってスグレものですね。

きのう、別居中のワイフの実家に泊まったんですが、
布団の中に湯たんぽをセットしてくれてました。
「今どき、湯たんぽかよ」とタカをくくってたんですが、
これがけっこう暖かいし、心地よかった。
足もとだけじゃなく、お布団全体に熱が行き届いてたし、朝までじゅうぶん熱が残ってた。
電気毛布なんかより、ずっと寝心地がヨカッタです。
 
写真を撮り忘れたんで、画像はネコちゃん。
以前、ネコを飼ってたとき、湯たんぽ代わりに足に挟んで寝てました。
ちなみに、名前は「九州力」。
そういえば、冬のキャンプのときに、お湯を入れたペットボトルをシュラフの中に入れてた。
これって即席湯たんぽですよね。
 
この「湯たんぽ」コラムをブログに書こうと PC でタイピングしたら、
漢字では「湯湯婆」と表記することがわかった。
由来を知りたかったんですが、皆目見当がつかず…?
  


ウルトラの父、逝く

2006-12-02 10:55:38 | テレビ番組
Ultramanテレビ番組「ウルトラマン」シリーズや映画「帝都物語」で知られる映画監督で演出家の実相寺昭雄さんが、29日午後11時45分、胃がんのため死去した。69歳。
…というニュースをみた。

ウルトラマンを知らない日本人はいない。
おそらく現在も、『ウルトラマンなんたら?』という TV シリーズが放映されてると思う。
ウルトラマンは、「ウルトラマン」シリーズのみならず、
その後の日本(世界)の特撮やヒーローものにどれくらい影響を与えたか計り知れない。
 
僕は実相寺監督について知るところが薄く、気の利いたコメントはできないけど、
とにかくウルトラマン(とくにセブンかな)を通じて夢を与えてくれた実相寺監督に感謝したい。
まだ69歳だったということ。
残念です。
ウルトラの父のご逝去に、哀悼の意を捧げたい。
  


防衛省法案

2006-12-01 09:11:59 | ニュース
Boeisho防衛庁の省昇格関連法案が、衆議院を通過した。
今国会中に成立し、来年1月には防衛省に移行する。


もっと早く省に昇格してもよかったんじゃないかな。
「庁→省」を「隊→軍」と同一視するひとがいるみたいだけど、
それはあまりにも短絡的すぎる。
政治や行政のことは門外漢なんでよくわかんないけど、
権限が拡大したっていうより、
シンプルになったってことだと思う。


じっさいに今までも防衛庁長官は国務大臣だったわけだし、
防衛庁が内閣府の外局だといっても形式上のもので、
実質的には「省」だったといっていい。
もちろん、防衛大臣が誕生しても、
最高指揮権が内閣総理大臣にあることは変わらない。


今回の省昇格でいいと思われるのは2点。

まずは、自衛隊の国際平和協力業務、
在外邦人輸送、
周辺事態における後方地域支援、
機雷除去などの海外活動を「付随的任務」から「本来任務」とすること。


冷戦が終焉しイデオロギー対立がなくなって、
自衛隊の活動は一変した。
自衛隊は、国際平和活動に積極的に参加し、
海外で多くの実績を積み重ねているし、その評価も高い。
僕たち日本人が、もっと自衛隊の海外活動を評価してあげないとね。


つぎに、防衛施設庁を廃止し、防衛省に統合すること。
これもシンプル化といっていいし、
談合天国だった防衛施設庁を解体するいいチャンスになる。


防衛庁でも防衛省でもどっちでもいいんで、
とにかく国民のための自衛隊であってほしいし、
平和のための省昇格であってほしいですね。