
まるで、ちばてつや著『のたり松太郎』の世界だな。
いや、漫画じゃなくて、これは現実世界での出来事だ。
そもそも「八百長」の定義とは、いったい何なのだろう?
放駒理事長は、
「無気力相撲も八百長の範疇に入る」
と、一歩踏み込んだコメントをした。
これはキツイ。
僕は、人情相撲はあってもいいと思ってるから。
それに、いくら試合時間が短いとはいえ、
格闘技で、年6場所の本割だけで、年間90試合は狂気の沙汰だ。
もちろん、今回のケースは最悪。
断固たる処置をすべきだ。
にしても、騒いでるヤツらは、日ごろ大相撲を見てるんだろうか?
春日錦や恵那司などという、十両下位のサンピン力士を知ってたんだろうか?
この国のメディアや人びとは、ふだんは無関心のくせに、
悪意の矛先を簡単に一方向に向けてしまう。
相撲はピュアスポーツか?
と問われれば、その答えは No! だ。
スポーツ(立ち技系格闘技)であることはまぎれもないが、
神事(伝統文化)と興行の要素もあって、
その三角形の真ん中に相撲という摩訶不思議なパフォーマンスが存在している。
今回の問題、僕にはこれといった善後策は思いつかない。
安易に、独特の古俗や賃金体系に原因を求めるのは早計だと思う。
さしあたってお相撲さんたちは、
雪下ろしと火山灰除去作業に精をだしたらどうだろう。
ああ。それはナイスアイデアですよ。
だよね。
お年寄りやこども達も喜ぶと思うよ。
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