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じぶんの詩-A BEAUTIFUL DAY

2007-03-10 08:30:03 | 佐野元春
JibunnoutaThe Whey-hey-hey Brothers の「じぶんの詩-A BEAUTIFUL DAY」
という音楽 CD を買った。
The Whey-hey-hey Brothers とは、
音楽バラエティ TV 番組「MusiG」から生まれたユニットで、
ヴォーカルはぐっさんこと山口智充、ギターに俳優の山本耕史、
そしてプロデューサーっていうかオーソリティ的存在で
佐野元春が関わっているユニット。


「じぶんの詩」については、佐野さん自身のテキストが Amazon に掲載されているので、
僕ごときがああだこうだと論評するのは面映ゆい。
でも、敢えていわせてもらえば、
「ボヘミアンがたどり着いた安住の地」がこの楽曲のテーマだと思う。


かつて若く野蛮さに満ち、時代と狂おしいまでに共振していたボヘミアンも、
時がたつにつれて、社会のシステムに組み込まれていた。
魂が求める自由とは裏腹に、その肉体は、会社や家族との生活の中で、
「僕はどこにでも行けるさ けれど僕はどこにも行けない」
と、叫んでいた。
そんな日常のある日、ふと自分の存在をリアルに認識し、魂が解き放たれた。
その瞬間を切り取って詩(唄)にした。
という感じでしょうか?


音楽的には、佐野さん自身が語っているように、オーセンティックなロックンロール。
『 The Essential Café Bohemia 』リリースの影響からか、
Same old Rock'n Roll のスタイルにソウルミュージックのエッセンスが加わっているように感じるのは、
僕だけだろうか?


いいかえれば、アルバム『 Café Bohemia 』と『 The Barn 』的要素が入り交じってる作品のようにも思える。
しかし、この楽曲の本質的価値は、小賢しい解説よりも、
セッション・レコーディングの楽しさを感じられることにある。
ウッドストックでの The Band や70年代の The E Street Band を彷彿させるグルーヴ感が楽しい。
いわゆる、ゴキゲンなロックンロールに仕上がっている。





【 追而書 】

「ジャケ写、どっかで見たことあるなぁ」、と思ってたら、思いだしました。

じぶんの詩-A BEAUTIFUL DAY じぶんの詩-A BEAUTIFUL DAY


 The Whey-hey-hey Brothers
 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2007-02-28


60年代後半に活躍したサンフランシスコのサイケデリック・ロック・バンド
It's a Beautiful Day 」のパロディ(パクリ)だったんですね。

It's a Beautiful Day It's a Beautiful Day


 It's a Beautiful Day
 価格:¥ 3,093(税込) 発売日:2001-11-13


あんまり覚えてませんが、
カントリーやフォークソングを取り入れたサイケ・サウンドで、
たしかヴァイオリンをフィーチャーしたサウンド・プロダクションだったような?


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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セッション・レコーディングの楽しさを感じられる... (daisymoon)
2007-03-11 20:44:10
セッション・レコーディングの楽しさを感じられることにある。
  ↑
「佐野ROCK」で流れたレコーディング風景は
まさにそんな感じでした。
こういう曲を聴いた時だけは、男性に生まれたかったな、と思います。
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