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Super Dynamite Saxophone

2011-06-20 17:41:46 | デジタル・インターネット
Clemons_clemons佐野元春デビュー30周年記念ツアー。
きのう一昨日と有楽町で開催された
「 ALL FLOWERS IN TIME 」のライヴで、
1年にも及ぶ巨大なサーガの幕が下りた。
残念なことに、結局、僕は1度も参加できなかった。


せめてライヴの余熱みたいなものを感じたくて、
Twitter やブログでこのことについて書かれたテキストを検索した。
特に感慨深かったのが、The Heartland 初代ギタリストでもある
伊藤銀次のブログ『 SUNDAY GINJI 』の記事。
Young Forever 」というタイトルで、ライヴの随感を綴っていた。
なかでも、バックステージでの
'Super Dynamite Saxophone' ダディ柴田との再会のくだりは泣けた。


以下、孫引きする。

  ダディさんとは連絡がとれない状態で、どうしているのかずっと気がかりでいた。
  そのダディさんが西本明君の粋なはからいで、
  佐野君の30周年のお祝いに駆けつけてくれたのだった。
   (中略)
  ダディさんと向き合ったとき、佐野君の目から光るものが流れ落ちていた。


僕は、万感の思いでこのブログを読んだ。
その後、ネットを何気に見ていると、ショッキングなニュースを知った。
ブルース・スプリングスティーンの The E Street Band のサックス奏者
'Big Man' クラレンス・クレモンズが脳梗塞の合併症で亡くなったというのだ。


その刹那、僕は佐野さんの涙の意味がわかったような気がした。


もちろん、ダディさんとの再会をよろこぶ気持ちが一番だったろうけど、
ビッグマンの訃報をきいた佐野さんは、連絡が取れないでいた
ダディさんのことを心配してたんだと思う。
そこへ不意の来訪があり、懐かしさも相まって涙腺がゆるんだんだろう。


佐野元春の最初のバンド The Heartland は、佐野さん自身が述べているように、
ブルース・スプリングスティーンの The E Street Band 、そして
トム・ペティの The Heartbreakers を参考にして編成された。
西本明は先年亡くなったダン・フェデリーシであり、
ダディ柴田はクラレンス・クレモンズであることは言うまでもない。
明さんがダディさんをエスコートしたことに、何か因果を感じてしまう。


何か、とりとめなくなってしまった。
The E Street Band の大番頭、ビッグマンが亡くなったことは本当にショック。
ボスも、さぞかし悲しんでいるだろう。


Mourn over the death of 'The Big Man' Clarence Clemons
合唱!

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