ナウル-Nauru-
教科書ふうにいうと…
太平洋中西部の赤道直下にある共和国。
正式国名はナウル共和国。
サンゴ礁が隆起してできた低平、楕円形の島で、
面積はバチカン市国、モナコ公国につづき、世界で3番目に小さい国。
人口は1万人あまり。
首都はヤレンで、主要言語はナウル語と英語。
この国のスゴイ?とこは、国土がアホウドリの糞の堆積でできあがってるってコト。
もとはキレイな海で珊瑚礁が発育し、その珊瑚礁に豊富な魚が住みつき、その魚をねらってアホウドリがあつまって糞をした結果がこの島をつくった
という、ウソみたいなホントの話です。
そのアホウドリの糞が長い年月を経て、純度の高いリン鉱石に。
その採掘権料は莫大で、
1万人ほどの人口を養うには、余りある財政を国家にもたらしたそうです。
その結果、税金はなし。教育、病院はタダ。
国民は仕事をしなくても生活でき、労働は近隣諸国からの出稼ぎが大半。
食堂も外国人が営業し、自炊もほとんどしない。
ていう、とんでもないなまけ者国家に。
こんな極楽国家に非常事態発生!
恩恵の源であるリン鉱石が、今や枯渇寸前。
そして採掘は島の環境に深刻な影響をおよぼし、島の80%が居住不能になるとみられている。
政府は対応に追われてるんですが、なんせ国民にずぼら癖がついてるため、はかどらず…。
このウンチクのネタ本は『 アホウドリの糞でできた国 - ナウル共和国物語 』(古田靖 著)なんですが、
この本はけっしてナウルをバカにしてるワケじゃありません。
富に酔い、惰眠を貪った結果、破滅寸前になってから慌てふためくナウル政府の姿は、
ある意味、先進国の未来図じゃないかっていう警鐘を鳴らしてるんだと思います。
でも、笑えた。
教科書ふうにいうと…
太平洋中西部の赤道直下にある共和国。
正式国名はナウル共和国。
サンゴ礁が隆起してできた低平、楕円形の島で、
面積はバチカン市国、モナコ公国につづき、世界で3番目に小さい国。
人口は1万人あまり。
首都はヤレンで、主要言語はナウル語と英語。
![]() | アホウドリの糞でできた国-ナウル共和国物語 古田 靖 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2004-12 |
この国のスゴイ?とこは、国土がアホウドリの糞の堆積でできあがってるってコト。
もとはキレイな海で珊瑚礁が発育し、その珊瑚礁に豊富な魚が住みつき、その魚をねらってアホウドリがあつまって糞をした結果がこの島をつくった
という、ウソみたいなホントの話です。
そのアホウドリの糞が長い年月を経て、純度の高いリン鉱石に。
その採掘権料は莫大で、
1万人ほどの人口を養うには、余りある財政を国家にもたらしたそうです。
その結果、税金はなし。教育、病院はタダ。
国民は仕事をしなくても生活でき、労働は近隣諸国からの出稼ぎが大半。
食堂も外国人が営業し、自炊もほとんどしない。
ていう、とんでもないなまけ者国家に。
こんな極楽国家に非常事態発生!
恩恵の源であるリン鉱石が、今や枯渇寸前。
そして採掘は島の環境に深刻な影響をおよぼし、島の80%が居住不能になるとみられている。
政府は対応に追われてるんですが、なんせ国民にずぼら癖がついてるため、はかどらず…。
このウンチクのネタ本は『 アホウドリの糞でできた国 - ナウル共和国物語 』(古田靖 著)なんですが、
この本はけっしてナウルをバカにしてるワケじゃありません。
富に酔い、惰眠を貪った結果、破滅寸前になってから慌てふためくナウル政府の姿は、
ある意味、先進国の未来図じゃないかっていう警鐘を鳴らしてるんだと思います。
でも、笑えた。
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